衆院選2012(13)「期待する」だけでは機能しない

12/4の公示を前に、新政党、少数政党の離合集散が加速しています。

少し前に、結成したばかりの太陽の党が日本維新の会に合流し、合流した方の党首である石原慎太郎が受け入れ側の日本維新の会の党首になって現在に至ります。

そして、昨日、国民の生活が第一や、脱原発を中心に政策が近いその他の少数政党が合流し、滋賀県の嘉田知事を党首に迎える形で「日本未来の党」が結成されました。

個人的には、このような離合集散の動きを肯定も否定もしませんが、新政党に投票する場合は、特に投票後のサポートに責任を持って頂きたいです。既成政党と違い、新政党は国会に対しても地方議会に対しても基盤がありません。そういった状況下で、せめて地方の基盤作りに欠かせないのは各地にいる支持者のサポートでしょう。そういった新政党の足りない部分に対して、自分が自発的に補完サポートしていけるのかもしっかり考慮していく必要があると思います。

それに、党内での合意形成のプロセスにも少なからず時間がかかるはずですので、政権をとったとしても機能し始めるまでに時間がかかります。日本維新の会はまだ未知数ですが、日本未来の党に所属する小沢一郎はまさに離合集散を繰り返してきた歴史があり、党内の合意形成の努力より自分に近い議員で党内グループを作る傾向があります。もうさすがに党内の内輪もめで政治を停滞させることは許されないので、この点も厳しく見て行く必要があると思います。

既成政党に愛想を尽かし、新政党に期待する気持ちも分かりますが、「期待する」だけでは、結局、機能しません。2009年の政権交代で国民の大多数が民主党に期待しましたが、結局、うまく行きませんでした。この背景には、期待するだけでサポートをしない僕たち国民の存在があったと思います。

これと同じ轍を踏まないためにも、新らしい政権に期待するなら、投票した人たち、支持者の積極的なサポートが不可欠になります。新政党に政権を任せるということが極めてリスクであることは変わらず、そのリスクを軽減するための支持者の責任と行動が問われます。

自分を含めてですが、有権者の方々には、投票にあたり、このことをしっかり考慮して、責任のある投票行動を示して欲しいと思います。

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