衆院選2012(25)【憲法改正】日本の憲法が国民を縛るものに変わる!?

今回の衆院選で、「憲法改正」についても、争点として急速に浮かび上がってきました。元々、憲法改正の議論にはあまり詳しくなかったのですが、この期に勉強しました。

BLOGOSがまとめた「憲法改正」についてのまとめ
blogos.com/news/Kenpou_kaisei/

維新の会やみんなの党が目指す首相公選制、参議院廃止などの統治機構を中心とした改正の議論も重要ですが、今回は、今の情勢的に大きく改正が進む可能性がある自民党の改正案について書こうと思います。

いろいろ調べてみたところ、自民党の憲法改正案で大きく変わる点は以下の2点のようです。

  1. 国家の体制を縛り国民の基本的人権を護るために存在した憲法が、直接、国民を縛るものにもなる
  2. 軍隊を正式に持ち、集団的自衛権を容認する

この二つは、既存の憲法の哲学や思想、日本の進む道を根底から変えてしまうものかもしれません。

大きく変わる点の1点目は、国民の義務や責任を問う項目の追加です。例えば、自民党案の中で該当項目を抜き出すと以下のような記述が出てくるようです。(以下は自民党案です)

「第3条 国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。
2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。」

「第9条の3 国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。」

「第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。」

「憲法99条3項 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。(略)」

「第102条 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」

BLOGOSに投稿された記事の中では、

「国民は主権者ではなく、責任や義務を課して管理する対象になる」
「デモなども「公益を守る」という号令の元に制限されるようになる」

というような議論もあります。僕にはそれが飛躍した議論なのかどうかは計り知れず、憲法改正後に日本にどんな変化が起こるか正確に予想することは出来ません。

情勢的には自民党が大勝する可能性が高く、憲法改正の手続きには長い時間がかかるとはいえ、次の任期中に大きく話が進展する可能性があります。

現時点では、僕にはこれが憲法改善なのか改悪なのかは言えないのですが、しっかり自民党案の憲法改正点を把握し、それぞれで投票先を慎重に選びたいですね。

大きな改正点の2点目の「集団的自衛権の容認」については、明日書きます。

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