「イスラム国」「つまようじ動画」「僕たちのソーシャルメディアでの行動」の共通点について

最近のイスラム国による邦人人質事件。今日の朝に二人目の人質の後藤さんが殺害されたとされる画像が公開された。こんなんじゃいけないと思うけど、今回は自分のことで精一杯でほとんど関心を向けられなかった。正直、悲しいという感情もどうにかしなきゃという行動もそれほど起きなかった。

その上で感じるのが、このイスラム国のニュースと最近の19歳の少年による「つまようじ動画」には関連があるということ。それは、必要以上に自分(達)を大きく見せようと、汚い手を使って巧みにメディアの話題を集めようとすること。残虐度はそれぞれの地域の治安度に比例してる気がする。

もちろん、どちらのニュースも報道されるに値するはずだけど、大手メディアでそれ一色になってしまうと、確実に他に報道されるべきことが置き去りになってしまう。そして、多かれ少なかれ、これはfacebookやYouTubeなどのソーシャルメディアの世界でも僕たち自身がやってしまっていることかもしれない。

それは、投稿の内容より、「見せ方」がうまい人が話題をさらう傾向があること。内容が無くても見せ方がうまい人は人気者になれる世界。注目や脚光を浴びたいと思う人が必要以上に出しゃばろうとすれば、本当に注目されるべき人や発言が埋もれてしまうことになる。

もちろん、ソーシャルメディアは、ゆるいつながりを持てたり何かを始めたいと思った時にきっかけをつかむのに素晴らしい機会になる。ソーシャルメディアは使い方によって良い影響をになることもあれば悪い影響を及ぼすこともある。要は、僕たちがそれを何の為に使うかの「動機」の問題ということ。

イスラム国は最悪の動機で手段を選ばずにあからさまにあらゆるメディアの注目を集めようとしている。つまようじ動画の少年も、法には触れないのかもだけど、同じようなベクトルの動機を持っていたと思う。僕らのソーシャルメディア上での行動も、些細なことかもしれないけど、同じような動機によるものがある可能性がある。

「等身大の自分(達)」を見せるより、テクニックで自分(達)を大きく見せようとする傾向を放っておくと、その手段はどんどん過激に、手段を選ばないことになるかもしれない。どうして人は必要以上に自分を大きく見せたがるのか?そうすることによってどういう影響が及ぶのか?を理解し僕たち一人一人が行動を変えて行く必要があると思う。

さらに、発信する側だけじゃなくて、情報を消費する側の立場でも気をつけるべきことがある。例えば、今この瞬間でも世界的にイスラム国の動向が必要以上に騒がれてしまっていること。それは半分彼らの狙い通りの可能性が高い。僕たちは必要以上に反応せずに、やるべきことは外さず着実にこなしていくべきだ。

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