カテゴリー別アーカイブ: アメクエ

初級アメリカクエスト2005 -アメリカ西海岸縦断編-

PDFも埋め込めるようになったので、10年ちょっと前くらいに書いたこのアメリカ旅行記も記事にしておきます。 おまけとして… 以下の記事は当時書いたもので、今は亡き新風舎という出版賞のコンクールに応募して入賞一歩手前の「最終審査候補作品」に選出されたことなど書いてあります。 初級アメリカクエスト2005 -アメリカ西海岸縦断編-  

初級アメクエ2005が表紙や挿絵付きでリニューアル!!!

10年前にしたアメリカ一人旅の紀行文です。 実は、当時、この紀行文を今はなき新風舎という出版社のコンクールに応募したところ、最終選考まで残り、「新たな感動を与える作品」として認定され、表彰されました。 当時は字だけだったんですが、今回、もうすぐ10周年ということで、表紙や挿絵を導入し、10年後の後書きも入れて体裁を整えて自主プロモーションをしようと思い立ちました。これだけの話を自分の胸だけに押し留 […]

第65話 出会いの持つ意味をかみ締めて僕はまた旅に出る

池袋駅ビルのレストラン街を出てJR池袋駅のホームに入ると、いよいよお別れの時が訪れた。 やがてニックスが乗る成田エクスプレスがホームに到着し、ニックスはその電車に乗り込んだ。 僕は、やはり最後の言葉がうまく出てこなかった。 そんな僕に、ニックスはとびっきりの笑顔を返してくれた。 「笑顔」-それは、その人の人格やこれまで生きてきた背景が忠実に表現されてしまうものだと思う。 自分らしく生きている人は自 […]

第64話 池袋駅ビル レストラン街編

ニックスを見送りに行く当日は正午に高田馬場駅の改札の内側で待ち合わせをしてあり、少し早めに家を出て待ち合わせ10分前には高田馬場駅に到着した。 暫くして、ニックスの荷物を分担して重そうに抱えながら運んでくる3人組が現われた。 ニックスの荷物は、とても一人分の荷物とは思えない量で、3人で分担してやっと一人分と言っても過言ではなかった。 4人揃ったところで、山手線に乗り込み池袋へ向かった。 池袋に着く […]

第63話 池袋見送り計画編

翌日の11月24日は、実は僕の誕生日だったのだが、この一連のアメリカ旅行後の計画をしているうちに、いつしかその事を忘れてしまっていた。 この日僕は出社日だったので、起床後すばやく仕度し、僕達2人は朝8時には家を出てバスに乗り込んだ。 もしかしたら、これが最後になるかもしれないと思えば思うほどに、僕等を取り巻く空気は重くなった。何か切り出さなければならないが、どんな事から切り出すのが自然なのか全く検 […]

第62話 町田居酒屋編

高尾山を後にした僕等は、京王線、横浜線と乗り継いで町田まで戻り、適当な居酒屋に入った。 既に時計を見ると20時近くで、そんなにゆっくり飲めないだろうと思っていたが、ハジメさんのシームレスな(継ぎ目のない)通訳の効果も手伝ってニックスも含めて話が弾んでしまい、終電近くまで飲む結果となった。 ニックスは、自国の事なら何でも知っているのではないかと思えるくらい何でも誇りを持って自国の事を語っていた。 シ […]

第61話 高尾山登山編

神奈川大学平塚キャンパスを出て一旦自宅に戻り、母親の運転で平塚駅まで送ってもらい、電車で町田駅まで行き、僕の英語の先生のハジメさん含む友達数人と合流した。 この日は合流した友達と一緒に紅葉の色づく高尾山に登る予定で、横浜線で八王子まで行き、京王線に乗り換え高尾山口まで行った。 紅葉の見ごろという事で、僕の予想をはるかに超える人々が高尾山に訪れており、リフトもケーブルカーも行きと帰りで数時間かかると […]

第60話 母校編

湘南平の駐車場からまた車に乗り込み、今度は僕の母校の神奈川大学平塚キャンパスに向かった。 神奈川大学の平塚キャンパスは、平塚駅から相当離れた周りにコンビニの一つもない山奥にあり、豊かな自然に囲まれてはいるのだが、遊び盛りの大学生には物足りない事請け合いといったキャンパスだ。 ちなみに、神奈川大学は、県名を使っているにも拘わらず国立ではない唯一の大学だ。 祝日なので学生はほとんどおらず、活気がなかっ […]

第59話 湘南平編

11月23日(水)勤労感謝の日。 僕等は8時頃目覚め、のんびりと身支度をして、9時前には母屋に行き、うちの母親に作ってもらった朝飯を一緒に食べた。 うちの母親の手料理だが、ニックスに少しでも日本の「おふくろの味」を経験して欲しかった。 だが、シンガポールでの朝飯は日本ほどヘビーな内容ではないらしく、ここでも文化の違いに驚いていた。 シンガポールでは、朝飯にはまず米類は出てこないらしく、もっと軽い麺 […]

第58話 実家編

大好きやを後にして、実家に向かうバスの車内で出発を待っていたところ、これまた偶然、仕事帰りの僕の父親が同じバスに乗り込んできた。 「おう、父ちゃん!」と呼びかけてどうやら気付いたようだが、車内が混んでいた為、父親はどんどん奥の方に押しやられてしまい、結局、ニックスを紹介出来ず終まいだった。 うちの実家は、メインの一軒家の他に離れの古~い一軒家がある。 恐らく築70年以上の極めて古風な平屋で、元々ぼ […]