カテゴリー別アーカイブ: 第五章 風のように駆け抜けたロサンゼルス滞在記

第36話 カミング・バック・ザット・ナイトメアー

空港を通り過ぎて終点まで行ってしまったバス停から何とか次の空港行きへのシャトルバスに乗れた訳だが、「よぅし!空港に着いた!それ降りろ!」と逸る気持ちを抑えきれず、空港に入ってすぐのバス停で僕は下車してしまった。 そのバス停は空港内には間違いないのだが、どうやら目的地と正反対のポイントだったらしく、目的地まで歩いてどの位かかるのかは全く計算不能で、時間的に全く予断を許さない状況だった。 サンフランシ […]

第35話 あなたのしてくれた事、僕は決して忘れない

その後もバスは進み続け、空港に近づくにつれて乗客は徐徐に少なくなり始め、それに比例して僕の胸の中の不安も増大し始めていた。案の定、空港を通り過ぎて終点のアビエーション駅というメトロ線も通っているトランジット駅まで行ってしまったようだ。 この日もフライトの時間を見越して早めに出てきてはいたのだが、だんだんフライトの時刻が気になり始めていた。この駅からはシャトルバスが出ていて、「シャトルバス=無料」だ […]

第34話 目・と・目・で・通じ合う~♪

パタゴニアで買い物をして、いよいよアメリカ北西部へ旅立つ準備が出来、ロサンゼルス国際空港に向かう為に、まずはビッグ・ブルー・バスの通るリンカーン・ストリートを目指した。 リンカーン通りと交差するアップダウンの激しいマリーン通りを1km以上歩く事になったのだが、この辺りの住宅地もまさにカリフォルニアといった風景で、この辺りに実際に住んでみれば、カリフォルニア州の人達のような外見につられて、僕の姿形ま […]

第33話 旅行5日目 駆け抜けて青春@サンタモニカ

11月7日、月曜日、旅行五日目に突入した。 この日も朝6時頃には既に起きていたのだが、昨晩は20時頃には寝たので10時間くらいは眠れた計算になる。 風呂でゆっくりした後、朝食のパンをフロントまでもらいに行ってそれを食べながら日記を付けた。アメリカに来てから初めて余裕のある朝を迎えて、十分にゆっくりしてから8時30分頃にはチェックアウト完了。チェケラ! さて、この日の予定は次のようになっていた。 1 […]

第32話 リサ・ステッグマイヤーさんも大絶賛のハンバーガー屋「イン・エンド・アウト」

ドアのシステム故障により変更してもらった部屋に荷物を置いた後、カリフォルニア州で大人気というイン・エンド・アウトというハンバーガー屋に向かった。 イン・エンド・アウトは、ファストフードにしては珍しく、冷凍モノを使わない事を売りにしていて、当然店内に冷凍庫はなくて保温ライトも電子レンジもないらしい。さらに、すべてフレッシュで仕入れてレタスなども手割、フライポテトのフライもトマトも現場でザクザク切って […]

第31話 ハプニングの神は僕に微笑み続ける

優柔不断な僕は、結局パタゴニアで何も買わずに、この日宿泊予定のスーパー8というモーテルまでヤトミさんに送ってもらった。スーパー8は、ドライブ旅行者御用達のモーテルというだけあって、サンタモニカ・ピアからもかなり遠くにあった。ヤトミさんにサポートしてもらえなかったら一人で辿りつけていたかはかなり怪しい。 ヤトミさんはどこまでも紳士的で、チェックインまでしっかり面倒を見てくれ、おまけに「お腹減ったでし […]

第30話 サンタモニカツアー

UCLA周辺にある学生街を通ってサンタモニカへ向かった。サンタモニカの名前の由来となったといわれる聖モニカ像を横切り、適当なところで駐車すると、今度はサンタモニカ・ピアを見に行った。 サンタモニカ・ピアは、サンタモニカのシンボルともいえる古い木の桟橋で、どことなくノスタルジックな雰囲気が感じられる場所だ。浅橋上には遊園地があり、いかにも有名な観光地といった様相で、実際、多くの映画やドラマでこの場所 […]

第29話 UCLA訪問

ベルエアから車で5分もしないところにUCLAはあった。 日曜だったのでUCLA内の駐車場は閉まっていた。 仕方がないので邪魔にならないところで路上駐車して、僕等は校内を歩き出した。 これで、スタンフォード大学、UCバークレーに続く、アメリカの名門大学3校目訪問を果たした事になる。 UCLAは、1919年に設立された州立総合大学で、構内には100以上の建物が軒を連ねる中、巨大医学研究所、寮や庭園など […]

第28話 今にも壊れそうなスリリングな日産車で高級住宅街を爆走

リトルトーキョーからユニオン駅に戻り、12時過ぎにはヤトミさんと初対面を果たした。 事前に、ヤトミさんに関する情報がほとんどなかっただけに、どんな車で現れるのか全く予想できなかった。ロサンゼルスに住んでいるくらいだから、もしかして高級車なのかもしれないなどいろいろ思いをめぐらしてはみたが、僕の予想を大幅に反してヤトミさんは思わず「ポンコツ」と口が滑ってしまいそうな日産の古―い型の車で現れた。 恐る […]

第27話 ロサンゼルス観光ツアー開始

サンディエゴのサンタフェ駅からアムトラックに乗り、特に問題なくロサンゼルスのユニオン駅で下車後、この日会う予定のヤトミさんに公衆電話から早速電話してみた。もうこの頃になると公衆電話からの通話はお手の物だった。 この時ヤトミさんはまだ仕事中で、あと15分くらいで終わるから、終ったらすぐ僕のいるユニオン駅まで迎えに来てくれるとの事だった。 時計を見ると午前中の10時頃で、この時間に仕事をしているという […]