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平塚市トランジション計画2

当初は、「平塚市改造計画」というタイトルで始めようと思ったのですが、ちょっとかたいなと思って、「平塚市トランジション計画」とういタイトルで続けることにしました。(あんま変わらないって?)
先日書いたトランジション・タウンとは直接関係ありません。
僕は、元々、「転換期」を表わす「Transition」という言葉が好きです。

で、都市規模のことを考えると、何をやるにも、お金がかかります。
なので、先日書いた、平塚市の財政が改善されない原因を踏まえて、その流れを変える手段をいくつか紹介していこうと思います。

平塚市の財政が改善されない原因についての考察 2009年08月16日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1256664706&owner_id=2247284

まず、このリンク先にある原因1については、お金がないと対処しにくい問題なので、まずは原因2の原因を、お金のかからない方法で解決する方法を考えます。
それで、お金の流れを変え、平塚市に貯金が出来る見通しが出来たら、原因1の市街地の物理的な構造を変える対処方法に移ることにします。

僕の考察として挙げた原因2は、以下の通りです。

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二つ目の原因のキーワードは、「グローバリゼーション」です。

日本は、もはや、グローバル経済の一部に取り込まれたと言われています。
去年のアメリカ発の経済恐慌の煽りをこれだけ受けてしまったというのがその証明だと思います。
その影響は、平塚市にもあったはずです。
ということは、平塚市も、もう経済的にどっぷり世界と繋がってしまっているんです。

問題は、市民が行っている経済活動で、平塚にどれだけお金が残るかなんです。
小さな範囲で考えれば分かりやすいと思うんですが、平塚の多くの市民が、横浜や東京まで社員として働きに行っていると思います。
この時点で、それぞれが会社から給料をもらっていると思いますが、実は、利益はしっかりと会社に絞り取られています。
実は、これも平塚としては大きな損失なんです。

しかも、給料を持ち帰った市民が平塚で買い物をしなかったら、それでまた平塚からお金が逃げることを意味します。
さらに、平塚で買い物をするにしても、全国規模のチェーン店や、外国製のものを買ってしまえば、それはそれで平塚に残る額も減ります。

それでいて、平塚市では、観光分野での強化が弱くて、外から人も呼べていないですよね。
現時点では、みなさんが言うとおり、七夕の時くらいです。
でも、実は、僕個人の感想としては、今住んでいるポートランドより、平塚市の方が、観光資源に恵まれていると思っています。

こうやって、いまや、平塚を含めた弱い都市からは、お金が逃げ続けてお金がなくなっているんです。
日本は、国際競争力が弱いので、むしろ、平塚市からお金が逃げていくどころか、それが海外にどんどん流れていってしまっているのです。
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基本的に、ここで説明したことと、逆のことをすればいいんです。
簡単に言えば、グローバリゼーションや大企業主義にも左右されない、強固なコミュニティをつくること。
平塚の市民一人一人が、平塚市の利益になる方法を研究し、行動を変えることです。
それほどお金をかけなくても、市民の行動を変えるだけで、平塚市の中にお金を引き込むことは出来ます。

抽象的に言えば、去年日記で書いたように、
(グローバリゼーションの例えとして)穴だらけな上に、モノクロで単調で境界線がなく、地球という巨大な規模でただだらだらと続いていくようなパズルを作るのではなくて、
微小なものだとしても、一つとして同じものがない芸術的な絵が無数に存在する、色鮮やかな色彩で心温まるパズルを作るのです。
平塚市としても、その微小な単位で芸術を作り上げるために、市民ひとりひとりが必要な役割を果たさなければなりません。

【参考】僕の理想とする社会 2008年12月18日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1026116740&owner_id=2247284

例えば、東京や横浜の大企業に仕事の機会を求めるのではなくて、平塚市内で仕事の機会を自らが作るんです。(平塚産、平塚ブランドのものなど、平塚の強みを育てることにもつながります)

例えば、出来るだけ、平塚市内の、地元密着のお店で買い物をすることです。(大型ショッピングモールより地元の商店街で買い物するといったイメージです)

例えば、出来るだけ平塚産のものを選び、そうでなくても、平塚に近い範囲で生産されたものを選ぶことです。(食料品から何まで)

例えば、平塚産のものや平塚ブランドのものを支援・強化し、市外へ輸出することです。

例えば、経済活動のない住宅地でも、何かしらのマイクロ・スモールビジネスを始められるよう支援し、家族単位であっても、「消費共同体」から「生産共同体」への転換を図っていくことです。(家庭で野菜を育てたり、釣りに行ったりすることでも、実はとても生産的な活動です。)

例えば、環境問題など、全国から意識のある人を集めて派手で大規模なセミナーを開くより、地元で人材を育てて、地元で小規模な集まりを地道に開くことです。

例えば、潜在的なものを含め、存在する観光資源を最大限に有効活用し、市民一丸となってうまく宣伝して、平塚市に人を呼び込むことです。

まだまだあると思います。(こういうことを、平塚市民と、どこかで建設的にアイデアを出しあいたいなと願っているのですが・・・)

これらのことについては、次からもっと具体的なことを書いていきます。
これだけ書いただけで、想像力の無い人は、揚げ足をとっていくらでも反論出来てしまうと思いますが、この先の詳細を待ってください。(すみません、まだ某コミュのトピのことを引きずっています・・・)

平塚市トランジション計画1

夏休みだし今しか時間がとれないと思って始めた某コミュのトピックですが、大変なことになってます。

何人かは、「有用な情報が多く、興味深いトピなので楽しみにしている」というように書き込んでくれているのですが、一部の人が凄まじいエネルギーで議論を台無しにしてくれています。
僕が書いた内容も、他の方が書き込んだ有用な情報も、関係ないコメントの応酬にかき消されて、断片的にしか残っていません。

まさか、僕のコメントを、ここまで斜めに読み続けられるもんかと呆れ続けています。
何ていうか、そういう人はパラフレーズ(自分の言葉で言い直す)が苦手みたいですね・・・(パラフレーズしているようで完全に意味を取り違えてしまっています)
悪意がある限り、正確なパラフレーズは出来ません。

それに、誹謗中傷の嵐なのに、管理人に相談しても対処してくれません。
管理人がフェアでないコミュはいくつか見てきましたが、そこも十分ひどいと感じています。

とにかく、そういう人たちは、怒りのコメントの応酬をして、これでもかってくらい、相手が悪いというイメージを周りの人に植え付けますね。
あまりにもひどい訳の分からない非難の嵐だったので、僕が作ったトピックだったのにも関わらず、もうコメントが出来ない状態になってしまいました。

この膨大なエネルギーの源は、フロイトが言う、真の意味での「無知」からではないかと思っています。
「無知は、知の怠慢ではなく、知ることを拒絶する膨大なエネルギーの結果」
(マイミクの方の日記で知った言葉なのですが・・・)

目先の満足のために、ものすごいパワーで、ものすごい勢いで、自分の将来の利益を破壊しているようなものです。

ということで、平塚市改造計画1としては、まずは、本当の意味で「愚かな人」が現実にいるということを知る機会をつくり、出来るだけ多くの市民に危機感を持ってもらうことかもしれませんね。
人が呆れて関わりたくないって思う先にしか、本当の危機感は生まれないと思うので、機会を作り続けることだと思います。

話の大きさや本気度、プロセスが進むにつれて、抵抗や非難はどんどん強くなっていくはずです。
マハトマ・ガンジーが言ったこの言葉は、的を得ていると思います。
「立派な運動はいずれも、無関心・嘲笑・非難・抑圧・尊敬という五つの段階を経るものである」

ちょっと話が脱線しましたが、むしろ、愚かな大人たちの姿を目の当たりにさせるのは、実は、子供たちへの最高の教育なんじゃないかと思いました。(例のトピの中でそんな一場面がありましたが)
大人の愚かなところを子供に見せたくない、と思うのが親や教育者の願うところかもしれませんが、むしろ、見せるんです。
最高の社会学習になるかもしれません。

例えば、兵庫県の中学生から始まった日本くま森協会の話も、中学生たちが大人たちの愚かさから感じた、凄まじいほどの危機感から始まっています。
http://homepage2.nifty.com/kumamori/

この話は、そうして立ち上がった中学生が、大人顔負けの猛勉強をして、「森を残し、全生物と共存しなければ、人間も生き残れない。」という結論を出すまでに至ります。
そして、なかなか腰を上げない理科の教師を動かし、各戸を訪問して署名を集め、市役所、県庁、環境庁(当時)を訪れて、逆に、大人たちの意識を変えていったのです。(「日本くま森協会の誕生物語 クマと もりと ひと」より。)

それから、前回のアメリカの民主党の大統領候補選出の時に選ばれた候補の中に、白人男性がいなかったでしょう。
オバマさんとクリントンさん(奥さんの方)でしたよね。
これは、もはや、アメリカ国民の中で、「白人男性にはもう任せておけない」という危機感がそういう結果を生んだのだと思います。

本当の意味で愚かな人間を目の当たりにする機会を作ることは、案外、すごい変革を生むきっかけになると思いませんか?

次からは、もっと具体的なことを書いていきます。

平塚市の財政が改善されない原因についての考察

平塚市コミュの路面電車トピに対して、先日、平塚市の財政が改善されない原因について、僕の考察を書きました。(勿体ないので、こちらでもメモしておきます)
大きく分けて二つあります。
これらは、どうにもこうにも立ち行かなくなっている都市のほとんどが抱える悩みだと思います。
もちろん、これがすべてではありません。
もし、何か穴があれば教えて下さい。

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まず一つ目に、単純に、市街地を広げれば広げるほど、都市の財政支出のほとんどの分野で費用がかさむということです。

これは、自動車中心の社会のほとんどで起こっていることで、インフラや駐車場の整備・維持の費用に加えて、各種ライフライン(電気・水道・ガスなど)の整備・維持や、福祉、衛生、消防、警察、公共交通などで莫大な金額をかけて行われてきているはずです。
今後、今までのペースで新たに開発が行われないにしても、コンクリートの地面をこれだけ増やしてしまったというだけでも、これからの環境的な予期できないコスト(自然災害など)に大きく響くでしょう。
交通事故も増えて、その後始末でもコストが相当かかっているはずです。
例えば、元々の市街地に住んでいた人は、市街地をいくら広げても自分の生活は変わらないのに、払う税金がどんどん増えていくという、何とも納得できない実態が浮かび上がってくるんです。

これだけ莫大なコストをかけて、経済的に採算が取れていると思いますか?
実は、これが壊滅的な結果であって、市街地を広げても、住宅地ではあまり生産的な活動が行われないので、経済的な効果はほとんどありません。
しかも、郊外の快適な暮らしを得たと思えば、逆に、凶悪犯罪が増えて、隣人に怯えるような、とても快適とはいえない暮らしになっているでしょう。
実は、市街地を広げて維持するコストに比べれば、公共交通の強化(LRTとは一概には言っていません)のコストなんてちっぽけなものなんです。
何故、公共交通の投資に対して採算が取れるかどうかの議論にこんなに厳しいのに、自動車や郊外の暮らし中心の投資に大してはこんなに寛容なのでしょうか?
どこかで流れを変えなければ、引き続き、環境的なインパクトも含め、無駄なコストがかかり続けることになります。

これが一つ目です。

二つ目の原因のキーワードは、「グローバリゼーション」です。

日本は、もはや、グローバル経済の一部に取り込まれたと言われています。
去年のアメリカ発の経済恐慌の煽りをこれだけ受けてしまったというのがその証明だと思います。
その影響は、平塚市にもあったはずです。
ということは、平塚市も、もう経済的にどっぷり世界と繋がってしまっているんです。

問題は、市民が行っている経済活動で、平塚にどれだけお金が残るかなんです。
小さな範囲で考えれば分かりやすいと思うんですが、平塚の多くの市民が、横浜や東京まで社員として働きに行っていると思います。
この時点で、それぞれが会社から給料をもらっていると思いますが、実は、利益はしっかりと会社に絞り取られています。
実は、これも平塚としては大きな損失なんです。

しかも、給料を持ち帰った市民が平塚で買い物をしなかったら、それでまた平塚からお金が逃げることを意味します。
さらに、平塚で買い物をするにしても、全国規模のチェーン店や、外国製のものを買ってしまえば、それはそれで平塚に残る額も減ります。

それでいて、平塚市では、観光分野での強化が弱くて、外から人も呼べていないですよね。
現時点では、みなさんが言うとおり、七夕の時くらいです。
でも、実は、僕個人の感想としては、今住んでいるポートランドより、平塚市の方が、観光資源に恵まれていると思っています。

こうやって、いまや、平塚を含めた弱い都市からは、お金が逃げ続けてお金がなくなっているんです。
日本は、国際競争力が弱いので、むしろ、平塚市からお金が逃げていくどころか、それが海外にどんどん流れていってしまっているのです。

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やはり、将来的に、補助金や市民負担以外に、平塚市の財政状況を立て直してLRTへの投資が出来る可能性を示さない限り、LRTの自由な議論は許されないようです。
もうちょっとでやっと、これらの原因の対処法(お金を引き込む流れ)についての僕の考察まで書けそうです。

平塚市コミュでのLRTの議論Q&A

平塚市コミュでの路面電車の議論で、コミュのメンバーからいろいろと有用な情報をいただけました。
自分の勉強不足と人間としてのいたらなさから、コミュのみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたが、この議論を無駄にしないように、今後の研究に努めて行きたいと思っています。
(Answerの部分は、ほとんどがコミュの中で即座に返答したものがほとんどですので、まだ不完全です。)

Q1. 景観法で規制があるので難しい

○景観法および景観条例の届出
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/toshi-s/keikan-todokede.htm

○色彩基準(使える色のガイドライン)
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/shared/000039724.pdf

A1. むしろ、LRTは景観を作り出すものとしても知られています。(フランスの車両や方式が有名ですが)
そういった規制はいくらでも立ちはだかると思います。
僕は何も今すぐにLRTが実現するなんて夢にも思っていないので、そういった規制が足かせになるなら、その規制自体を変えることも考慮します。
今ある法律が絶対なんて事は決してなくて、国民の意思で変えようと思えば変えれるはずですよね?
この民主主義の根本原理から出発出来なければ、このまま国の奴隷であり続けることになります。

Q2. 時間がかかる → バスの増発の方が現実的

A2. 自然にバスの増発が出来れば何も文句はないのですが、どうやりますか?
乗客が増えないうちは、市民負担を増やして補助金で増発をするしかありません。
これが出来てれば、とっくにやっているでしょう。

Q3. 129号線以外では併用軌道が難しい

A3. 斜線を減らすか、道路をLRT専用路線にするかなど、可能性を十分に探った上で、無理なところでは諦めるしかないです。
無理なところは当然あると思いますが、頭を使って工夫して、しかも主体的にボランティアとして働きかけて実現できるところもあると思います。

Q4. 路面電車が出来たら神奈中は終わり

A4. 「LRTがメインで神奈中がフィーダー輸送に回ることで、マイカーからの乗り換えを期待できる」という意見もありました。
もちろん、LRTの路線をいくら通しても痒いところに手が届かないところは必ず出てくるので、バスはやはり必要です。
LRTの路線をバスと共用にすれば、渋滞に巻き込まれることがなくなり、それで信頼性が高くなれば、利用客が増えるかもしれません。

Q5. 補助金が期待できない

A5. 今は、国からの補助金も全く十分とは言えませんが、今後の環境問題や町の活性化の問題を考えた場合、国からの補助金の額は増加傾向にあるはずです。
また、地方分権や道州制などの議論も高まっているので、近い未来に、もっと地方で自由に使えるお金が増えるはずです。
その時にすぐに動けるように、議論を進めておくのはとても意義のあることだと思います。

Q6. 事業として成り立たない(採算が取れない)ものを企業が手を上げないし、行政が推し進めない。

A6. 行政がやる気ないのも、事業として成り立たないことも、その通りだと思います。
現状では、実現するとしても、遠い先の話でしょうね。
だから、チャンスを待つしかないところもありますね。
ただ、僕たち市民次第でチャンスを引き寄せることも出来ます。
市民が今のうちから交通の在り方を議論しておくことにすごく意味があると思います。
市民が賢くなっておけば、市長選の時に、もっと賢い市長を選べるかもしれない。
または、市民が積極的に費用の一部を負担出来るかも知れない。(富山の万葉線も富山ライトレールも、資金面で市民が積極的に頑張ったところがあります)

あと、市民が発想を変えることが大事だと思います。

「交通権」という概念がありますが、交通は、警察や消防などの公共のサービスと同じで、平等に守られるべき権利という考え方です。
この権利は、フランスでは基本的人権の一つと見なされています。

Q7. 平塚は、他の市には珍しい「保守」派がっちりの市だから難しい

A7. その通りだと思いますね。
政治家や役人がやる気を出して市民に働きかけたとしても、市民が今以上の負担と主体性を出さなければ、話は進みませんよね。
一番のネックは、実はここにあると思います。

Q8. 所詮人口26万のちっぽけな市。人口もなく、需要もない。

A8. 人口26万はちっぽけではないと思います。
人口密度で言ったら、アメリカのポートランドより平塚市の方が2倍以上になるそうです。
ポートランドでは、それなのに、LRTの路線ががんがん伸びています。

Q9. 神大までの道のりに急な坂があるので、LRTの性能では昇れない。

A9. このトピックに貼った僕の路線図案を見てほしいのですが、僕は、日向岡のトンネルの方から入るルートを選択している訳ではありませんよ。
金目川沿いをずっと走って東海大学の方を経由して神奈川大学まで入るんです。
神奈川大学の近くまでずっと川が続いているようなので、そのルートならそんなに高低差はないはずですよ。
それに、最近のLRT用の車両は、それなりの急勾配でも登れると聞いたことがありますが。
サンフランシスコはかなり急な坂が多いですが、それでもかなり広範囲にLRTが走っています。

ただ、これについては、僕もその周辺に行ったことがないし、LRTがどれくらいパワーがあるのかも細かくは知らないので何とも言えないです。
出来なければ出来ないで、この部分は仕方ないです。
随所随所で適切な交通機関を導入すればいいと思います。

Q10. 総合公園を貫くのは安全性の上で問題がある。特に公園は小さな子供も平気で走り回っている空間を貫通することは不幸な事故の原因になりかねません。

A10. 安全性の面では、LRTと歩行者が混じっても問題ないと思います。
そういうところでは、かなりスピードを落として走ります。
むしろ、人が集まるところを貫いて、歩行者とLRTを混在させるのがLRTの醍醐味です。
51で添付した写真を見てみてください。

公園の中と言っても、総合公園を縦断(横断?)する広い道路上に通すのですよ?
他の道路とそれほど条件は変わらないと思うのですが、それでも危険だと思いますか?
ただ、これも、絶対にやならなきゃいけないという訳ではな
いので、市民も巻き込んで良く審議して決めればいいと思います。

Q11. LRTなどを推進して自動車が衰退すると日本はGNPがエライ事になる

A11. これについても、僕は、今、日本は、自動車という選択を手放すチャンスにあると思ってます。
今、日本が地獄を見ておけば、将来の持続可能な日本が見えてきます。
そういった苦境を乗り越えて這い上がってきて、かなり持続可能になっている国は確かにあります。

Q12. 一番早く効率的なのは連接バスをメインの特に走らす事

A12. 短い目で見れば、それが一番早く効率的な方法ではあるはずです。
でも、連結バスだけでは明らかに役不足なので、+αが必要だと思いますが。
どちらにしても、長い目で見たら、もっと抜本的な変革が必要と思いますね。

Q13. 混む部分だけ、専用路線を走るガイドウェイバスを運行させて、定時運行すればお客さんに支持される。

A13. ガイドウェイバスで済むのは、部分的で一時的なことだと思います。
短期的なゴールとしては全く文句はありません。
でも、長期的に、最終的なゴールを見つめたら、もっと包括的な案が必要だと思います。
今までの意見のすれ違いはこの辺りにあると思います

Q14. それと駅周辺を渋滞緩和策なら、日産車体が縮小するならそこに駐車場を整備して、そこから駅迄行く直通バスや市役所前だけ止まって駅前に行くシャトルバスを運行すれば、駅前周辺の渋滞緩和とバスの定時運行に約立つと思います。

A14. これはとてもよいアイデアだと思います。
そのシャトルバスの路線にバス専用レーンを作って、バス優先で高速輸送が出来れば、もっと良さそうですね。
これは、もっとアイデアを出して形にしたいところですね。

ただ、こういった短期目標と、長期目標を同時に検討していくべきと思います。

Q15. 個人的な立場としては、必要とは思わない。あれば便利かなと思うが、現時点ではバスで間に合っている。

A15. 車に乗れる立場だったり、現時点で困っていない人からだけの意見ではあまり参考になりません。

もし聞いたことあれば、交通弱者の方からの声など聞いてみたいです。
例えば、以前、全国紙の新聞(どこだったか忘れましたが・・・)に載っていた内容で、神奈中は特に、車椅子などの障害者の方たちに対する意識が弱いという内容でした。
車椅子に乗ってバス停で待っていても、バスの運転手が面倒臭がってか、乗せずにそのまま走り去ってしまい、5回くらいそういう対応をさせられた後にやっと乗れたというものでした。

こういう対応が出来てしまう時点で、そのほかでも交通弱者の方への対策が弱いことは間違いないと思います。
街も、バリアフリーには程遠いし・・・

Q16. 富山の場合はJRの残したバックボーンがあり、実際の軌道事業路線は全体の15%だけだったから出来た。
でも、平塚にはそういったバックボーンが元々ない。

A16. 確かに平塚にバックボーンはないですね。
新たに路線を敷設するのに巨額がかかるのは百も承知ですが、その巨額をかけてもやらなければならない理由があるのか無いのかを、もっと視点を広げて考えてみる必要があります。
これまで、気候変動やエコロジカルフットプリントなどの「環境的」な視点や、人口問題や難民の問題などの「人道的」な面、食料や水などの「自給率」の問題や、少子化などの観点を持ち出しました。
また、何故、「平塚市にお金もスペースも無くなってしまったのか?」のことにも触れて、どこかで流れを変えなければならない必要性についても触れました。

Q17. それより、魅力ある街作りが先決(梅屋辺り等の商店街を作り変えして、戸塚駅西口みたいな全体的な作り替えが無いと、LRTがあっても無意味)。それがなければ、LRTや連接バスも無理。

A17. これをどうやりますか?
何かアイデアはありますか?
僕は、その有力なアイデアの一つがLRTという選択だと思っています。
まず、パールロードを、LRTのトランジットモールにするんです。
そうして、紅屋町の辺りの細い道をカーフリーゾーンにして、もっと歩いてショッピング出来る領域を広げるんです。
僕は、それ以外に、方法が思い浮かびません。

Q18. 耳慣れない「交通権」という考え方は浸透しない

A18. 「交通権」という考え方は、交通は、警察や消防などの公共のサービスと同じで、平等に守られるべき権利という考え方です。
フランスでは、この権利は基本的人権の一つとされています。
この考え方によると、公共交通を、採算が取れるかどうかの「事業」として見ることは、本来おかしいんです。
ドイツでは、赤字でない公共交通はないそうですよ。
採算が取れようが取れまいが、警察や消防などのサービスみたいに、みんなの税金で支えるという意識なんです。

こういう考え方が基盤にないと、そのサービスからはみ出して身動きが取れなくなってしまう人が当然出てくると思います。(むしろ、既に沢山いると思いますが・・・)
「浸透しない」という予測をするより、「浸透させるように主体的に働きかける」という意識の方が生産的だと思います。

Q19. そもそも、平塚市に魅力を感じない。買い物するにしても、平塚から出て買い物をする。

A19. 言ってしまえば、平塚市は、「ベッドタウン」ってことです。
仕事も遊びも、平塚市内に機会がないので、別の都市でするしかないという・・・

平日昼間はほとんど死んだ街になっていると思うんですが、問題は、こういった状態がどれだけ環境に悪いかってことだと思います。
個人的には、やり方次第で、平塚市内ですべてを完結させることは可能だと思っています。
平塚市内で、仕事も遊びも、経済も完結してしまうってことです。
環境へのインパクトも、平塚市内で相殺してしまうことも十分可能だと思います。
スペース的にも人口的にも自然からのリソース的にも、全く不可能なことではありません。
僕は、ポートランドに住んでみて、むしろ、平塚市の方がそのポテンシャルを秘めていると感じました。

Q20. 129号の旧道は道が細くてとても道幅が足りない。既存の電柱も邪魔になる。道路の拡幅も困難。住宅地から話して路線を設置しても仕方ない

A20. 平塚-厚木のルートについては、少し住宅地から遠くなりますが、相模川沿いを通るルートであれば物理的には可能だと思います。
市街地に入ってこれるルートがあれば、臨機応変に入る

平塚市、その他提案事項

これも、日本滞在中に知り合いの市議に説明して渡してきた内容です。
もっと、それぞれの提案の利点や経済的効果など細かく書くべきだったんですが、時間がなくて箇条書きちっくのままです。
ワードファイルで写真をいくつかつけてあったんですが、それもここではつけられませんでした。

【提案1】LRT会社と神奈中とを市営化し、ゾーン制にする。(切符に有効時間を持たせ、有効時間内で同一ゾーン内であれば乗り換え可能にして、利便性を図る)

【提案2】ダウンタウンあげての何らかのパレードの機会を作る(ポートランドでは、毎年、性同一障害者をサポートするためのパレードが街をあげて行われる)

【提案3】西地域の里山の有効利用
 ・自然の浄化作用を学べるハイキングコースを構築(雨水流出と自然の水の循環についてなど)
 ・人工林の領域は、里山全体の3割以下に抑えて、間伐材を市内で有効利用する(日本くま森協会の誕生物語「クマともりとひと」参照)

【提案4】オリンピック内に、芸術性のあるソーラーパネルや小型風車を導入:来客者が注目し、再生エネルギーについて学べるように

【提案5】最新のエコ技術を駆使した建物を建て、訪れた人がその仕組みに興味を持ち学べる(The Sainsbury’s ecological grocery store, Londonのような)

【提案6】公共のコレクティブハウジングの導入実験:密集して住むという前提で、一定数の人数が集まった時点でまとまった補助金と土地を与え、集まった人たちの間で議論し、デザインし、建設を行った後も共有スペースの使い方などコミュニティとして定期的に話し合っていく。プライベートスペースや共有スペースの他に、店舗スペース、SOHOスペースなどを混在させて、消費と生産のバランスが取れるように土地を使うのが好ましい。

【提案7】観光客向けの無料の自転車レンタルサービス:公共のサービスとして、放置自転車などを修理して使用、いくつかの返却場所があり、必ずしも元の場所に返す必要がない。(富山市で実施されている)

【提案8】横断歩道のない交差点であっても歩行者優先(車は完全に止まらなければならない)を法律で義務付ける。(オレゴン州が2003年に定めた法律)

【提案9】パールロードをアーケード化・・・雨の影響を受けないので、例えば、七夕で、本格的な和紙での芸術的な飾りを導入出来る。

【提案10】ダウンタウン内に、その年の七夕の飾りを飾り、平塚空襲跡も復元する。湘南平他に戦時中の砲台を復元し、戦争の歴史を後世に伝える
【提案11】各団地や住宅地で、住人が中心となって歩行者専用道路を塗る(参考:ポートランドのCity Repairの取り組み):地元意識の強化

【提案12】ハイキング・サイクリングマップの作成・大々的に配布
 ・歴史・文化・平和に関する施設の場所を明示
・平塚八景の場所も明示
・ハイキング・コースの入り口はすべて名づける
・各地域の生物多様性をドキュメント化
・ドイツのHannoverのように、市内を一周(HannoverのGreen Ringは80kmもの長さがある)するルートを持たせる

【提案13】住宅地のオープンスペースでのファーマーズ・マーケット推進:例えば、高村団地の前の広場を有効利用し、毎週末に一度、地域の農家や自営業家がテント持参でマーケットを開く

【提案14】ツイン・シティをただ単にベッドタウンにしないで、持続可能なタウン形成に努める(環境・経済・社会的正義のバランス化実現)
 →Transit Oriented Development(TOD)による街の活性化と、地元ベースのビジネスを推進によるローカルでのお金の循環による経済安定化
 →コンパクトに市街地を形成し、地産地消による環境保全
 →住居・仕事・交通・クレジット・医療サービスなどへのアクセスの平等化により、社会的正義を実現する

【提案15】紅屋町の細い道のカーフリー化:歩行者中心で安全に歩けるので、商店街が活性化する

【提案16】市内小中学校の施設のエネルギー自給自足化:自然光を最大限に引き込み、それ以外は再生エネルギーを発電して補う→結果的に、生徒のモチベーションが上がるらしい。

【提案17】平塚駅周辺の大きな道路に、大きな木や草と共に、市民デザイナーがデザインした様々な形をした彫刻を置く。(1ブロックずつ、特別な風景になるように)

【提案18】パークアンドライド用の駐車場の設置
 ・総合公園周辺
 ・神大
 ・相模川の河川敷
 ・市民病院周辺
 ・大住中学の辺り
 ・海岸沿い周辺のどこか
 ・湘南平ハイキングコース入り口
 ・大型スーパーの駐車場と共用
 などなど

【提案19】西口駅前駐輪場タワーに付加する機能
 ・太陽光パネル・小型風車で、建物内の完全電力自給自足化
 ・屋上菜園(平塚産の花で彩られた花壇を堪能可能)
 ・公衆芸術館(平塚らしさを発見出来るような絵画コンクールなどを開催し、展示する)
 ・平塚市の取り組み紹介博物館(文化、教育、平和、歴史、環境、スポーツ)
 ・ビルの壁の緑化
 
西口駅前駐輪場タワーの内訳

1F:館内の目次的な紹介、市内観光案内+駐輪場入り口
2F:駐輪場
3F:駐輪場
4F:駐輪場
5F:平塚市の取り組み紹介博物館
6F:公衆芸術館+フリースペース
屋上:屋上菜園+太陽光パネル、小型風車

展示内容:
【歴史】:平塚海軍火薬廠跡、徳川家康の足跡、古墳時代、貝塚(昔の水位の図)、平塚市内の指定・登録文化財一覧、東海道・大門通り、などなど
【文化】:七夕、平塚市内の祭り、平塚市名産、平塚産の花、などなど
【教育】:小中学校に省電力などの機能を付加したり、農業や林業、漁業や里山ハイキングなどの体験を推進することによる体験型学習を推進
【平和】:平塚空襲跡、砲台復元、、平和モニュメント「マザーアース」の紹介、体験者の証言集、平塚市民憲章の紹介(+地球憲章)、などなど
【環境】:コンポスト、都市農業、屋上菜園、自転車、歩行者道路、公園、LRT、ハイキング・サイクリングコース、Transit Oriented Development(TOD)、ローカルビジネス活性化、里山保全、自然復元、公営住宅、Community Supported Agriculture(CSA)、ファーマーズ・マーケット、林業、間伐材を地産池消、水産業、再生エネルギー、グリーン・ビルディング(材料はリサイクル材を使い、半径XXkm以内から取り寄せる)

【スポーツ】湘南ベルマーレをはじめとする、クラブチームなどの紹介

【提案20】土地を再利用する形で、広々とした
空き地に太陽光パネルを敷き詰めて発電する。羊を放し、芝を短く保たせる。

【提案21】公衆芸術として、市民がデザインする壁画を推進する

【提案22】商店街を歩行者天国化し、緑あふれる涼しげな通りにする

【提案23】駐車場(Parking)を公園(Park)に変える:ポートランドでは、ダウンタウンのど真ん中にあった1ブロック大の駐車場をPioneer Courthouse Squareという公共の広場に変えて、2008年に、アメリカ国内の公共スペーストップ10の一つに選ばれた。

【提案24】生ごみ(バイオ廃棄物)を分けて回収し、コンポストをする
以下は、ウィーンのリサイクル・コンポストの取り組みです。
【リサイクル】
・リサイクル可能なものについては、the Repair Network Vienna (RUSZ)という、修理専門会社の連合が、(傘からハイファイシステム、バスタブなどあらゆるもの)を修理する。
・毎年、100,000トンもの未処理の電子スクラップがゴミ焼却炉に運ばれてくるが、1999年以来、2,000トンものゴミが生まれ変わっている
 ・修理により商品のライフサイクルを長くすることにより、リデュース(ゴミ減量)にも踏み込んでいる
 ・スキルがなくて定職が得られない人々何百人もが、この連合を通じて職を得ている(失業率改善にも踏み込んでいる)

【コンポスト】
・全政党一致で可決された政策により、1988年にからバイオ廃棄物を分けている
・ゴミの廃棄の為に市民に料金を課し、1997年には、87,400トンのバイオ廃棄物を回収し、そのうち34,000トンのコンポストを生成した。そのうち、20,000トンが都市農場の為の肥料として使われた
・2000年までに、90,000トンものコンポストを生成し、全体的な費用節約額が$10,000,000にも上った

参考:Native to Nowhere: Sustaining Home and Community in a Global Age

平塚市、路面電車路線図案


オレンジ:LRT路線図案
茶色:ハイキング、サイクリングルート案
青色;海、川
緑色:公園や里山など
ピンク:商業地など
紫色:東海道線

これは、僕が独自に考えた、平塚市の次世代型路面電車(LRT)の路線図案です。
IT関係で働いていたにも関わらず、パソコンで描くのが面倒で手書きで描きました。
日本滞在中に、知り合いの市議に説明して渡してきました。
ただ、これをその市議の手柄にしたいという訳ではないので、悪用しない範囲であれば、ご自由に使ってください。(あなたの知り合いの市議に渡すなりなんなり)

【特徴】
 ・北の核(平塚と寒川のツインシティ)、南の核(平塚駅周辺の商業地)、西の核(神奈川大学の周りの里山)を相互につなぐ(それぞれの核については、平塚市都市計画マスタープラン参照)
 ・平塚駅へ続くパールロードを賑やかで活気のあるトランジットモール化する
 ・湘南平と西の核の里山のハイキングコースそれぞれの入り口まで通す
 ・LRT路線に沿って、平塚市が一周出来るハイキング・サイクリングコースを通す(ドイツのHannoverの真似)
 ・平塚駅から川沿いを走って厚木まで通す
 ・総合公園内を縦断して伊勢原駅へ
 ・神大を経由して秦野へ
 ・平塚八景へのアクセスを簡単にする
 ・河川敷の公園も通る
 ・オリンピック(ショッピングモール)を経由してビーチパークまでいける
 ・大学や病院の近くを通る

住宅地がどの辺りにあるのか、細かいリサーチが出来なかったので、その辺含め、まだまだ改良の余地があります。
平塚市のコミュニティとかで、人口がある程度密集している地域を聞いてみようかなと思っています。

次世代型の路面電車はこのような特徴があります。(キーワードはMAFFIAです。宇都宮浄人さんの「路面電車ルネッサンス」より)

M=”Medium capacity transit” (連結運転でバスより大きい輸送力)
A=”Accesibility” (バリアフリーで乗り降り簡単)
F=”Frequency” (5分に一本、「待たずに乗れる」)
F=”Frexibility” (乗り換えなしで、郊外と市街地直結)
I=”Inexpensive” (建設コストは地下鉄の約10分の1)
A=”Amenity” (市街地が楽しく便利に生まれ変わる)

コメントやアイデアなどありましたら、自由に書いてください!

ローカルな政治の重要性

“Politics should be viewed as a noble undertaking, and local politics the noblest of all.”
「政治は気高い事業と認識されるべきであり、その中でもローカルの政治を最も崇高だとすべきである」

Community and the Built Environmentのクラスで扱っているテキスト(Native to Nowhere, Sustaining Home and Community in a Global Age)のかなりクライマックスで使われていた言葉です。

これは僕が感じることですが、日本人の多くが、政治に無関心だと思います。
さらに。政治に興味があっても、「国政」という巨大な視点でだけ、偉そうに論じているだけで、自分の地元の政治については知らないし、興味がない。
そういう人は、どこか勝手に特別な視点に立って、自分を除外して、ただ批判をするだけなので、ほとんど政治に影響を及ぼせない人です。

これはあくまで僕の感じるところであり、数年前の僕の姿でもあります。
それに、国民だけでなく、多くの政治家が、それぞれの土地のローカルな政治を軽視していますよね。
国政レベルの議員でなければ価値が無いというような・・・

確かに、日本は中央集権過ぎて、国政が変わらなければどうしようもないところもあると思います。
でも、それでも、地元の政治を軽視している限り、自分の生活がさらに脅かされることになります。
その因果関係にも敏感になるべきなんです。

ポジティブな例として言えば、富山市は、「まちづくり」という観点で、すごく進歩の見られる都市です。
日本で始めて、本格的なLight Rail Transitを導入した都市であり、その他、街の景観などでもいろんな事業が進んでいます。

僕が去年富山市に訪れて一番驚いたのが、公共のサービスで、旅行者向けのフリーの自転車レンタルサービスをしていたことです。
僕は、このサービスを利用して、街中を快適に観光できました。
このサービスは、富山市の戦略のほんの一部でしょうが、実は、いくらでも自治体レベルで、自分たちの生活を向上させる権限があるんです。

何も国政が大事ではないと言っている訳ではないんです。
その土地のことは、その土地の人が一番良く知っている。
だから、その土地の人が責任と義務を担って、その土地の政治をするべきなんです。

もっと言ってしまえば、「政治」と呼べないような小さなレベルのコミュニティでも、政治的な構造をしっかり持てば、想像もしていなかったような大きな影響力になりえます。
NPOや、Community Supported Agriculture(CSA)、Co-housingなども、政治的な構造を持つコミュニティであり、所属するメンバーや彼らを取り巻く環境の実質的な向上を体感できるレベルで実現しています。
もっと小さなコミュニティで言えば、「家族」という単位でも、それぞれのメンバーが参加し、コミュニティとしての意思決定をしていくことが出来れば、これこそ一番体感しやすい形で、自分たちの暮らしの質が変わっていくと思います。

国民の大多数が国政一辺倒ではなく、こうやってそれぞれの土地の政治に参加するようになれば、どれだけ日本全体が変わるか計り知れません。
それがある程度証明されれば、国民の意思で、中央集権の構造を捨てて、出来る限りローカルな単位で最大限の権限を与えるような構造に移行していくでしょう。

変わり果ててしまった・・・



実家のある平塚に帰って来て1ヶ月が経とうとしています。
変わり果ててしまったマイホームタウンを目の当たりにして、胸を痛めています・・・

昔から中心市街地に活気は無かったのですが、今はモダンな店が増えた割には、相変わらずほとんどの店が9時には店を閉めてしまい、夜の駅周辺は治安だけが悪くなっただけな気がします・・・

郊外に位置するうちの実家の近くも、開発が進んで、所狭しと住宅が立ち並ぶようになりました。
今でも家が建ち続けていて、うちのすぐ隣にあった広い畑も、20戸近くの住宅に取って変わられるようです・・・
住宅は増え、人口も密集し、この辺りも小さなタウンと呼べる規模になってきました。

僕が小さいころは、すぐ近くの田んぼにザリガニがいました。
素晴らしい生態系が確かに存在して、僕はそれが当たり前だと思って育ちました。
でも、今は見る影もありません・・・

何も、自分のテリトリーが侵されたなんて思っている訳ではありません。
これは、明確に、郊外化が進んでいるサインなんです。

郊外型ショッピングセンターの例ですが、このページに、郊外化の弊害が分かり易くまとまっていました。

郊外型ショッピングセンターはもういい
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080321/22398

この日記のテーマとはちょっとずれる項目があるかもですが、上記リンクには、以下の項目の詳細をそれぞれ説明していました。

1) 地方のコミュニティを破壊する。
2)地方の富を吸い上げるだけ吸い上げて還元しない。
3)高齢化社会への対応がしにくい。
4)行政コストが上がる。
5)環境破壊
6)大手独占の弊害

まだこれは表面的なことだけで、恐らく、人間の間の生態系が破壊されているように感じられてなりません。。。
自動車の魔力に打ち勝つような何かを見いだして、人間の活動範囲をこれ以上広げないようにしなければと本気で思います。

こういった場合に、個人的には、やっぱりLight Rail Transit(LRT)が一番有効だと思います。

30年近くの歴史を誇るLRTの街の一つであるPortlandでは、今でも路線の拡張が行われています。

Portland Mall Light Rail Project Overview (Long Version)

Portlandは、LRTを起爆剤にしたコンパクトな街づくりにより、増え続ける人口と郊外化に対処してきました。(もちろん完全ではないですが)

タウンが形成されたらされたで、LRTを日本で始めて本格導入した富山市が提唱するように、団子三兄弟みたいに、複数あるタウンをLRTという串で刺す方法で、更なる街の広がりを防げると思います。

今は知識も力もコネも無いですが、自分の街で秩序無き開発がされていくのをこのまま指をくわえて見ていられないので、改革の原動力になれるように精一杯頑張りたいと思います。

湘南ひらつか名産品

先月の話ですが、新しい「湘南ひらつか名産品」が決定していたそうです。

ひらつか囲碁最中
?鷺月堂 (紅谷町)

七夕ふりかけ
?長谷金本店 (千石河岸)

たたみいわし
平塚水産加工組合 (千石河岸)

相州だるま
本家長嶋達磨店 (四之宮)

バラの花びら
?バッハマン (花水台)

味付落花生
?富田豆店 (明石町)

やまと豚ロースハム
?フリーデン (南金目)

湘南ばら羊かん
杵若 (黒部丘)

3品目が新たにラインナップに加わって、上記の計8品目が湘南ひらつか名産品として認定されたそうです。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/press/pre20070328.htm

市民でありながら、ほとんどの商品を見たこともなく、平塚と結びつけることが出来ません。。。汗
もっと身近に感じられるように、関心を持っていかなきゃですね。

ヒントは『江戸』にあり!

例の環境シンポジウムに行って、見知らぬ人と熱い話をしたところ、を実現する上で、どうやら、ヒントは『江戸』にありそうだと思いました。

まぁ、侍と自称している割には江戸の世界を細かく知らない訳ですが、何しろ、幕末に欧米人が押し寄せてきたときに、欧米人達はみな、江戸の美しい環境に衝撃を受けたそうです。
田舎と都市が見事に同居しているって言うのかな?

当時、欧米は、近代化や産業革命の恩恵を受けるのと引き換えに、環境は破壊されて行ったのだと思います。

汚物は垂れ流され、空気は汚れ、街からは自然が消えて行ったのだと思います。(ちょっとこの辺りは推測で語ってますが・・・)

そんな欧米人たちが感動した江戸の環境とは、

ずばり、どんな環境なのか?
 どんな利点があるのか?
  どんな工夫がなされているのか?
   そこに住む人々にはどんな精神が宿っていたのか?

江戸について、みんなで調べて研究して行きませんか!?

ということで、への軌跡コミュにて、トピックを作成しました!

ヒントは『江戸』にあり!
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12631491&comment_count=5&comm_id=1483379

細々と存続していますので、よろしければご参加下さい!

あと、余談ですが、こんな本もあるようです。

「環境先進国・江戸」(鬼頭 宏 著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569621473

こんな興味深い本が出てしまうくらいなので、研究する価値は十分あると思います!