「体験談」カテゴリーアーカイブ

【5日目】九州目指してサイクリングツアー:下関より徒歩で九州入り、ガラガラの別府温泉を楽しむ

2ヶ月以上経ってしまいましたが、新たな旅が始まる前に書き残しておきます。

時間が空いてしまったので、まずは前日のことを振り返っておきます。

【4日目】九州目指してサイクリングツアー:同月にオバマ大統領が広島・岩国を訪れるとは夢にも思わず…

ということで、最終日は下関スタート。

ホテルをチェックアウトすると外は結構まとまった雨が。。

自転車を雨仕様(フレームにくくりつけてあるバッグをビニール袋で包むなど)にし、濡れながら関門人道の入り口を目指した。

途中、唐戸市場を観光しつつ、朝飯をと探していたら、市場内にある定食屋でふぐ刺し定食をたった1200円で食す。

そして、下関−福岡を歩いて渡れる関門人道(歩行者、自転車用海底トンネル)を使って九州入り!

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博多駅より特急電車で別府を目指す。(もちろん自転車も持ち込んで輪行)

別府駅到着後、地獄めぐりのエリアまで自転車で着いてみると、こんな感じでガランとしていた。

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別府は初めてだから比較はできないけど、普段のゴールデンウィークならありえない光景なんだと思った。

それもそのはず、熊本地震の影響でホテルや旅館の予約の90%以上がキャンセルになったらしく、大分県の地元紙「大分合同新聞」に熊本地震で被害を受けた県内の温泉地・別府への観光を呼びかける全面広告が掲載された。

そんなこともあり、あえて別府入りし、どこの温泉もガラガラだけど、お金を落としてくる意味でも、貸切風呂に入ってみた。

その後は地獄めぐり。

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飯もお店で一番高いのを頼んでみた。

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温泉入ってからまた汗かくのが嫌だったので、タクシーで駅まで。

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この後、ここまで何日もかけて来たのに、特急ー新幹線を乗り継いで一気に平塚まで帰還し、九州目指してサイクリングツアーは幕を閉じた。

実はこの記事を小田原ー大阪の新幹線の中で書いていて、自転車で1日かけて行った豊橋まで1時間足らずで着いてしまったことに複雑な気分になったのだった。

【2日目】九州目指してサイクリングツアー:サバイバル過ぎる200km走行で京都へ

初日で静岡県越えを果たし、二日目の目標は当初は「奈良」でした。

【1日目】九州目指してサイクリングツアー

軽く自転車のメンテナンスをし、朝6時前には豊橋駅前のホテルを出発。

バックパックを背負って長距離サイクリングするのはやはり体にかなりの負荷がかかるので、この時点で、軽量化のために泣く泣くホテルで捨てていったものも。

そして、バックパックにくくりつけていたウェストポーチを自転車のフレームに吊るし、輪行バッグもフレームにうまくくくりつける技をこの辺りで編み出した。限られたリソースやエネルギーの中で不可能と思えることに挑戦するからこそ、いろんな工夫や知恵が生まれる。

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そして、名古屋手前の自転車でギヤとブレーキの調整をしてもらった。(命が懸かっているので)

で、10:50頃には名古屋駅到着。

12:30頃にはとんかつのすずきで昼食。

13:15頃には三重県入り。このあたりで風向きが変わり、向かい風に。。。三重には歓迎されていないのか。。

この辺りで行き先を「奈良」から「京都」へ変更。理由は、「道が簡単」ということと「山登りが少ない見込み」ということ。

そして、想定したくなかった雨が。。完全防雨装備は用意してなかったが、元々、ユニクロのドライウェアを着ていて、ドライのウィンドブレーカーを着て走行していたら、結構平気だった。ただし、自転車に泥除けがなく結構泥をかぶった。

滋賀県湖南市の山龍で夕食。19時頃店を出た時にはもう真っ暗で、また結構雨が降っていた。しかも寒気がするほど寒かった。。。

iphoneのバッテリーはかなり回復していたが、雨のためハンドルに設置できず。。。行き先を京都に変更したことで、「国道1号線」という道しるべが出来てほんと助かった。

追い風にも助けられたけど、暗闇の中、雨で視界も悪く、事故の危険性が非常に高かった。この時点で中断するべきだったかもしれない。

しかも、京都にたどり着いたとして、宿泊場所が見つかってなかった。全部は問い合わせてないけど、GWなのでカプセルホテルも満室だったみたい。京都駅前に一晩仮眠も取れるサウナがあるらしいというネットの情報を頼りに前に進むしかなかった。

そして、琵琶湖手前くらいで自転車の前輪のタイヤがパンク。「まさかここで⁇」っていうタイミング。さすがに心が折れそうだったけど、幸い雨は上がっていたので、歩道上で車輪を外してチューブを交換。タイヤもすぐに交換が必要なほど痛んでいた。

再び自転車をこぎ出し、琵琶湖に差し掛かった時には21時を回っていた。。。

狙った訳じゃないけど、1日目は浜名湖、二日目は琵琶湖を夜に通ることになった。暗くてほとんど見えなかった。

琵琶湖を越えて大津市に入ってからも京都までは結構あった。自転車だと。。

自転車のナビではそれほど勾配はないように思えたけど、極限状態の中ではかなりきつくて、しかも自転車の走りにく道ばかりで、正直、この道中も事故の危険性が高かった。

結果的には無事に京都駅まで辿り着けて、駅前のサウナで一晩仮眠を取ることができた。

だけど、さすがにここまでの無茶修行はもう卒業します。皆さんも、自転車に限らず長距離ツーリングをする場合は、万全の準備と無理ない計画でお出かけください。

【2日目】
区間:豊橋駅(愛知県)ー京都駅(京都府)
距離:約200km
新幹線代に換算:7010円
宿泊地:京都市(京都府)
※新幹線代で浮いた分は、熊本地震の支援で寄付を行います

【1日目】九州目指してサイクリングツアー:自転車で1日で静岡県を横断!

サイクリングツアー初日は湯河原スタート。

初日で静岡越えが目標なのと、小田原-湯河原の海岸線サイクリングは極めて危険(強風や車にあおられて海岸側に落ちて死ぬ確率が20%くらい)なため、前日に電車移動。

当日は朝5時にチェックアウトし5:30頃出発。6時過ぎには熱海の坂に差し掛かった。

この旅最大の山越えを果たして8:00頃には柿田川湧水群の公園に到着。

9:00過ぎには富士駅を通過。

スマホのナビ通りに進むも、由比駅の先でどうしても自転車通行不可の1号線に入ってしまい、由比駅の前まで戻って抜け道を探したりして迷いながらも何とか前進し、清水のあたりでお昼休憩。

自転車に乗りながらだとあまりソーラー発電出来ないようなので、清水港の眼の前でじっくりとソーラーチャージ。

15:00頃に藤枝駅を通過、16:00頃に掛川市入り。

この頃、すでにiPhoneのバッテリーは20%を切っていた。。。夕食がてら入って見た飲食店はチェーン店だったからか電源を貸してくれず。。

18:00には天竜川を通過。浜松市入りを果たす。

浜松駅前では翌日に控えた浜松まつりの前夜祭など見つつ、ビックカメラで高速充電器を借りようと思いきや、iPhoneケースの形状の影響でライトニングケーブルが挿せず、auショップに寄って充電していくことに。

auショップを出た時既に20:30を回っており、豊橋駅前のホテルに伝えたチェックイン時刻の21:30を切っていた。

暗くて何も見えない浜名湖を通り、まさかまだ山登りが控えているとは思わずカウンターパンチを食らうも、最後の力を振り絞って何とか21:30過ぎにはホテルにチェックイン。

ホテルにチェックイン後、疲れているにも関わらず、豊橋駅周辺を散策。風俗のキャッチエリアの広さと強引さに驚きつつも、コンビニでビールとつまみを買って初日は終了。

【1日目】
区間:湯河原(神奈川県)ー豊橋駅(愛知県)
距離:約200km
新幹線代に換算:7010円
宿泊地:豊橋市(愛知県)
※新幹線代で浮いた分は、熊本地震の支援で寄付を行います

 

九州目指してどこまで行けるかサイクリングツアー 全ルートまとめ

ルートは結構アバウトです。

【1日目】
区間:湯河原(神奈川県)ー豊橋駅(愛知県)
距離:約200km
新幹線代に換算:7010円
宿泊地:豊橋市(愛知県)

【2日目】
区間:豊橋駅(愛知県)ー京都駅(京都府)
距離:約200km
新幹線代に換算:7010円
宿泊地:京都市(京都府)

【3日目】
区間1:姫路駅(兵庫県)ー播州赤穂駅(兵庫県)
区間2:岡山駅(岡山県)ー倉敷駅(岡山県)
距離:50km
新幹線代に換算:2340円
宿泊地:福山市(広島県)

【4日目】
区間:広島駅(広島県)ー柳井港(山口県)
距離:70km
新幹線代に換算:3390円
宿泊地:下関市(山口県)

【5日目】
区間1:下関駅(山口県)ー小倉駅(福岡県)
区間2:別府駅(大分県)ー鉄輪温泉(大分県)
距離:22km
新幹線代に換算:1180円
宿泊地:平塚市(神奈川県)

【まとめ】
自転車走行距離:542km
新幹線代に換算:20930円
※新幹線代で浮いた分は、熊本地震の支援で寄付を行います

子どもたちに慕われ、頼りにしてもらえることが何よりも嬉しい

恒例の地元公民館でのフリーライブ・オープンマイクイベント「旭南フリーライブハウス」で、先日、中学生バンド「electric Gain’s」が出演してくれました!

彼らにこの舞台を用意してあげられたのが本当に嬉しかった! It was really pleasure for me to offer this stage for those who are junior high students!

 

正直、もう大人たちの評価は当てにしないけど、子どもたちに慕われて頼りにしてもらえることが最も名誉なことだと最近は感じる。

その他のエピソードをいくつかご紹介。

中学生の時に英語を教えてあげてた男子は、すっかり英語とか世界に目覚めて、かなり頭のいい高校で明確な目標を掲げて頑張ってる。

そしてその弟の小学一年生はクラスでずば抜けて頭が良いらしんだけど、ぼくのことを「栗田くん」って呼ぶ割にはすげぇ尊敬してくれて、会うと何故か恥ずかしがる。

また別の友人宅にお邪魔すると、5歳の男の子と3歳の女の子がクレイジーなほど喜んでくれる。ピンポン押すと「あ、栗田さんだ!」ってすぐにドアを開けてくれて「栗田さん来たよ〜」ってお父さんを呼んできてくれる。

で、何かのテレビゲームでプレイヤーを自由にデザイン出来るらしく、家族4人の他に「栗田さん」としてそのゲームに登場させてくれているらしい。笑

また別のよくお邪魔するお宅では、小学生から中学生の育ち盛りの三兄弟がいて、いつも遊んであげるんだけど、いざ帰ろうとするとコアラのように足にしがみついて帰らせてくれない。

そして、難しい年頃の中学生や高校生と共演して一緒に作り上げた英語の劇でも、応募した「E-1グランプリ」というコンテストで賞を受賞。

E-1グランプリ:World Cycle Travelersが「世界市民賞」を受賞!

ドロドロと毒された日本の大人社会でどんなに不満と愚痴があったとしても、子どもたちの前では同じ目線で誠実でありたいと思ってます。

思っているというより、子どもたちを前にすると体がそう反応しちゃうんですよね。これは道徳とか倫理というレベルの話じゃない気がしてます。

それは、子どもたちの可能性や伸び代を過小評価せす、尊敬しているからなんだと思います。

これからも、子どもたちに慕われ頼りにされる自分であり続けたいと思ってます。

蓄膿症の人に朗報!?朝晩の「思いっきり深呼吸」は漢方より効くかも

小さい頃から蓄膿症で医者から手術が必要だと言われていて、以下の記事のように、人生の大半を軽い酸欠状態の中生きてきました。

蓄膿症になると常に軽い酸欠状態になる

今は慢性副鼻腔炎っていうんですね。

原因はいろいろあると思うんですが、まずは物理的に鼻の骨が曲がっていて空気が通りづらいということで、2014年末に手術をして内視鏡手術で鼻の骨を削りました。

それで完治するかと思いきや、実はそこまで大きな改善は見られず、その後も軽い酸欠状態は続き、睡眠も浅く寝不足でも朝4時前に起きてしまうような日々が続きました。多分、ネバネバした痰が喉に絡んで呼吸が苦しくて起きちゃうんだと思います。

耳鼻咽喉科に行けば数日間は快調なくらいで、漢方や生姜などいろいろ試しましたが根本的な解決には至らず。

2015年はそんな感じで常に頭がぼーっとして調子が優れない日々が続いてたんですが、年末から朝晩の「思いっきり深呼吸」をやり始めてから今までの苦悩が嘘だったかのように快調な状態が持続してます。

しっかり息を吸い込んだ上で、大事なのは、これでもかってくらい吐き出す。これを朝晩それぞれ三回やる。

これやり出してから、喉に居座っていたネバネバした痰がサラサラになって流れていくようになりました。睡眠の質も上がって目覚めも良くなってきました。

どのくらい調子がいいかは、最近のブログ更新数でも分かると思います。体調が優れないと書きたいテーマはあってもそれを言語化できないんです。ブログに思ったことや感じたことを表現出来てるかどうかがぼくの調子のバロメーターかもしれません。

この「思いっきり深呼吸」、漢方より効き目があるっぽいです。ぜひお試しあれ。

本当に「オリジナリティに拘る」ということとは?

「オリジナリティーに本当にこだわっていったら、人のものをパクってる暇なんてないんですよ。自分の頭の中にある物を具現化するので一生懸命なんですよ。人のものを見ている暇がないんですよ」

このまっちゃんの言葉、すげぇよく分かる。

ぼくの場合はほとんど実績なんて残せてないけど、次から次へといろんなアイデアが湧き出てしまって、それらを言語化したり、実行したりするので精一杯で、他の人のアイデアを漁ったりする暇がない。

むしろ、ぼくが個人でやりきれないアイデアは、著作権とかないし、自分の手柄にしてもいいので、誰かに代わりにやってほしいくらい。いくらアイデアをオープンにしても、ネタ切れになるということはあんまり心配していない。

時々、他人と考え方や行動が違いすぎて、誰も相手にしてくれなかったり、バカにされたりするだけだと、さすがに「ほんとにこれでいいのだろうか?」と不安になることはある。「時々」じゃなくて、「常に」かもしれない。。。

でも、自分のこれまで培ってきた知識や経験から、過去、現在を通して未来へのビジョンが自分の中で一貫してつながっていて、多分、それは自分にしか見えてないんだと思う。

まずはその一貫したオリジナルなビジョンがあるかどうか。それと、それが正しいか間違ってるかは置いておいて、他人の評価よりもそのビジョンに忠実に生きること、それがオリジナリティを生み出し続ける源泉なのかなと、このまっちゃんの言葉を聞いて思った。

初めての海外出張(台湾)と今後のITチームの出張予定

今年の10月で10年間のパスポートが切れる。
当初はほとんど海外旅行初心者だったけど、それなりにいろんな国に行った。
それでも、今回の台湾が初めての会社の出張(Business Trip)だった。
結構、旅費の予算がきつかったんだけど、それでも会社でお金を出してくれるなんて不思議な感覚だった。

今回の出張は、直接上司に言われた訳ではなく、現地と直接ウェブ会議をする中で呼ばれた形だった。
台湾のオフィスが移転するというタイミングで、台湾にはIT担当がいないこともあり、サポートが必要とのことだった。
後で上司に相談してぜひ行って来て欲しいということになった。

入社半年ちょっとの人間に一人で行かせるってのもなかなかないのかもしれないけど、僕はITの専門スキルのほか、以下の3点がクリア出来る稀な人間だったのだと思う。

  • 海外一人旅慣れしている
  • 貧乏旅行でも許容できる
  • 英語が話せる

総務課の中でも英語が話せる人は結構いるんだけど、それ以外の2点をクリア出来る人はいない。
会社としては経費を抑えられて使い勝手の良い人間なのかもしれない。

正直、上司は僕がやってきたことを正確に把握してはいないと思うけど、ある一定の成果をあげたと評価してくれていて、早速、大阪のIT担当の韓国オフィス訪問が来週に決まった。
韓国へは役員や通訳が訪問するのに同行する形で行けることになったらしい。

そして、年内に今度は僕はヨーロッパに行くことになると思う。
行けるとしたら、スペインとドイツかな。
ヨーロッパの子会社は、日本本社以上にIT部門やシステムがしっかりしていて、システムを統合していく上で一度行ってみないと話にならないところがある。

管理部門では国内の移動でも結構制限されてるんだけど、これから社内のグローバル化が加速する中で、現地に直接行くことも重要になってくるっぽい。

新たに海外拠点が出来てもIT担当を置くところはないだろうから、その都度、オフィスの立ち上げの時に出張することになるかもしれない。

そういった意味でも部長からかなり期待されている。

初級アメクエ2005が表紙や挿絵付きでリニューアル!!!

10年前にしたアメリカ一人旅の紀行文です。

実は、当時、この紀行文を今はなき新風舎という出版社のコンクールに応募したところ、最終選考まで残り、「新たな感動を与える作品」として認定され、表彰されました。

当時は字だけだったんですが、今回、もうすぐ10周年ということで、表紙や挿絵を導入し、10年後の後書きも入れて体裁を整えて自主プロモーションをしようと思い立ちました。これだけの話を自分の胸だけに押し留めておくのはもったいないと感じてます。

使用されている挿絵は、当時の写真をiPhoneのWaterlogueというアプリで水彩画風に画像編集されたものです。実際の写真を載せるより、きっと情景をイメージしやすいと思います。

とうことで、リニューアルされた「初級アメリカクエスト2005」をぜひ読んでみてください。B5版で印刷するとちょうど良いサイズになります。

以下の画像のリンクからPDFファイルが開きます。
Preset Style = 旅行記 Format = 6" (Medium) Format Margin = 小 Format Border = 角の丸み小 Drawing = FOO Drawing Weight = ヘビー Drawing Detail = 中 Paint = ニュートラル Paint Lightness = 普通 Paint Intensity = FOO Water = FOO Water Edges = 中 Water Bleed = 平均 Brush = FOO Brush Focus = FOO Brush Spacing = 中 Paper = FOO Paper Texture = 中 Paper Shading = 中 Options Faces = Enhance Faces

東証一部上場企業のIT業務を一人で担ってみた

自慢っぽくなっちゃうかもだけど、去年末から東証一部上場の日本発のグローバル企業に勤めている。日本では350人ほど、グループ全体でも500人ほどと規模はそれほど大きくないけど、最近まで、三ヶ月間くらい、この企業の日本の唯一のIT担当としてほとんどのIT業務を担っていた。

間違っても、こんな大変なことはやりたくなかった。元々、一人でやりくりしていた前任者がいたんだけど、大阪に研修に行った段階でその前任者が退職することを聞かされ、それから怒涛の引き継ぎ劇が始まり、毎日のように新しいことが出てくるような手探り状態の中、今まで奮闘してきた。

15年くらい前に新卒社員として入社した最初の企業では、同期の中で明らかに一番使えない社員だった自分が、こんな重責を任されるなんて、自分でも信じられない。自分が、新聞の株価欄の自社の株価の変動くらいは影響力を持っているということだと思う。(主にヘマをした場合)

この企業は去年末(僕が入社した頃)にヨーロッパの企業の一部を買収して子会社化してグローバル展開を進めているだけじゃなく、去年、新入社員を40人近く採って今年もそれくらい採用。中途社員も毎月着実に増えていて、その分のパソコンの手配やセットアップは当然IT担当の仕事。

日本の社員が400人を超えるのは時間の問題だけど、彼らからのIT関連のトラブルやリクエストを受けるのもIT担当。クライアント企業ごとに特殊なアプリケーションや暗号化通信の仕組みを持っていて、それもトラブればIT担当に問い合わせが来る。

サーバーやネットワークのトラブルも対処する必要がある。普通に調子悪くなるし、どこの業者に聞いていいやら判断が難しいことばかりだし、業者が見てもお手上げな場合もあって、代替え手段を講じたりや応急処置を施さないといけない。

また、ユーザーIDや管理アクセス権の管理などの実務に加え、ユーザーからの様々なIT関連のリクエストの承認プロセスに技術的な面での判断で参加する必要がある。

クライアント企業の監査もよく入るし、上場ステータスを維持するために、自社内でもいろんな監査をする必要があり、その都度、物理的に案内をしたり、サーバーのログを提出したり、所定の書類に記入して提出し、必要に応じて改善案を検討する必要がある。

さらに、半期に一度、IT計画書を作って予算を数値化しなきゃいけない。これは、プロジェクトごとに必要な予算を割り出すために、業者と交渉して出来る限り正確な数字を入れ込む必要がある。

そして極め付けが、海外の子会社からの要求に応え、グローバルの方針を本社として決断するために、上長に判断材料を提供する必要がある。しばらく知らんぷりしてたけど、結局、グローバルのIT戦略とポリシーをレビューして海外のIT担当と連携して進めるはめに… IT戦略が決まれば今度は導入するシステムを検討して実務に入る。

まだまだあった。これこそ極め付けなんだけど、ITも総務の一員で、総務の業務も手伝う必要がある。全社研修の時には電話番をやり、郵便の振り分けや、納会などのイベント準備なども手伝う。

しかも、僕の勤務地は東京支社であって、大阪本社にはIT担当が不在という危機的な状況だった。当然、ほとんどのITシステムが大阪本社にあって、システムにトラブルが発生しても物理的には何も出来ない。

間違いなく最低三人はいないと担いきれない業務量ではあるけど、これを三ヶ月間くらい一人でやってみた。当然、僕ひとりで担い切れるはずはなく、ITシステムが一部しばらく止まってたりもしたし、副社長への対応も一ヶ月以上待ってもらったりもしたし、グローバルの対応は海外の担当から突かれ続けている…汗

今はようやく二人目のIT担当が入って二人体制になったんだけど、これを3ヶ月くらい一人で担ってみて、自分はかなり仕事が出来るんだと思えた。この業務を通して成長出来た部分もあるけど、それ以前に普段の生活に対する姿勢や行動などが仕事をこなす上でも活きてきているんだと感じた。

今でもサラリーマンはなるべく避けたいとは思ってるけど、今回の会社では自分の力を試す良い機会になってるのかもしれない。この経験は無駄にはならないはずだし、その後の自分のキャリアへの糧にしたい。