『心の闇』 奇跡体験アンビリバボー特集No.2

奇跡体験アンビリバボー特集No.2ということで、過去の放送分を紹介しながら、世界中に蔓延る「心の闇」が引き起こす暴力の連鎖と、それらに対して僕らがどう向き合っていくべきなのかについて書こうと思います。

2006年7月6日放送
犯人たちの誤算?史上最悪の銀行強盗事件
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p336_1.html

2005年8月8日にブラジルで起きた史上最悪の銀行強盗事件についてです。

この事件で、厳重な金庫から1億5600万レアル(約80億円)もの大金が盗まれました。
銀行の警備員を含む、多くの人々が関与した結果、これだけ大規模な強盗事件が、誰も傷つく事無く、特に混乱も無く行われたとのことです。。。

犯人の一部は逮捕されたそうですが、警察に没収された金額が少なすぎる(他にも隠し持っているはずだ)ということで、そのうちの犯人の息子が、何者かに誘拐される事件が起こったそうです。
母親は、隠し持っていたお金を犯人達に渡し、誘拐された息子は開放されたそうですが、浮上してきた犯人の中には、その親族の人間もいたそうです・・・

その他、主犯格として浮上した男性は、話を聞くだけという名目で、警官達に連行されました。
そして、何故か、その男性は誘拐され、恋人が身代金2億円を持って行ったにも関わらず、男性は、無残にも9発の弾丸を打ち込まれて死んでいたそうです・・・
信じられないことに、警察の上層部では、その男性をマークはしていたが、連行したという記録はなかったそうです・・・
そう、金に目が眩んだ一部の警官も関与した凶悪な誘拐事件だったのです・・・

その後も、こういった凶悪な誘拐事件と暴力の連鎖は続き、現在に至るのだそうです・・・

金を握った人間は新たな犯人に狙われ、新たに金を握った人間は新たな犯人に狙われる・・・
盗んだ金を犯人から奪い取る悪の連鎖は止まるところを知りません・・・

この銀行強盗事件は、この現状を作り出した原因ではなくて、きっかけに過ぎないと僕は思います。
人間が人間のことを信頼出来ない社会において、何かがトリガーになれば、このように社会が大混乱に陥るパターンはいくらでも想像出来ます。。。

こういったトリガーを起こさせない努力ももちろん必要ですが、本当の意味で、安定した平和な社会を創るなら、僕達一人一人が変わらなければならないと思います。

2006年5月18日放送
実録・恐怖の監獄
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p330_1.html

米スタンフォード大学の心理学教授の試みた、実際の人間を使った模擬監獄実験の模様です。
実験の目的は、人が「囚人」や「看守」になった時、行動と心理にどのような変化が現れるかを探ること・・・

参加者は最初は遊びのつもりで与えられたロールをこなしていたそうですが、次第に状況が変わっていき、当の心理学教授までもこの実験のリアルさにのめり込んでしまい、たったの1週間で危険すぎる状況陥り、中止になった実験です・・・

たかが実験、されど実験です・・・
望んでもいないのに、自分に無理やり与えられた環境や立場次第で、人間の悪い心がいくらでも増幅し得るんだという事が実証されました・・・

マイミクのKumaNekoさんにご紹介頂いた映画「ホテル・ルワンダ」の公式ページのHistoryを読んでみて、この紛争も、この模擬監獄実験が国家規模に拡張された結果なのかなと思いました・・・
http://www.hotelrwanda.jp/history/index.html

ルワンダ紛争の背景としては、第一次世界大戦の戦利品としてルワンダという国を得たベルギーが、ルワンダの人々を、無理矢理人種分けして、ロールを与えて、無理矢理そう演じさせたそうです・・・
元々、助け合って仲良くやっていけていた人々も、やがて、立場が上の人種が、立場が下の人種を迫害し始める・・・

政治は荒れに荒れ、暴力の連鎖はいっそう激しさを増し、国連も平和維持軍を2500人から270人に減らしてしまい、3ヶ月もの間、阻むものがいない虐殺行為はルワンダ全土に恐ろしい勢いで広がっていきました・・・

結果的に国民の10人に1人、およそ80万人が犠牲となったそうです・・・

スタンフォード大学の模擬実験と、このルワンダ紛争の違いは、実験か実験ではないかの違いに過ぎなかったのではないかと思います。

僕は、この2つの話に、世界で今も尚起こっている戦争や紛争の縮図を垣間見ました・・・

この暗い影は、僕達の住んでいるこの日本でも、水面下で着実に広がっているように感じます。
この暗い影は、形や重さを持った物理的なものではなくて、多かれ少なかれ誰しも持っている「心の闇」のことなのだと思います。
目に見え難いだけに物凄く不気味です・・・

また、この話は、居場所を失い、社会から切り離された人間が起こしたテロ行為です。

2006年7月20日放送
悪夢の23日間?姿なき殺人者
恐怖に包まれた街
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p338_1.html
姿なき殺人者
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p338_2.html

銃の所持が合法になっている国では、誰でも起こせるテロ行為だと思います。

余談ですが、平和で安全なイメージの強いスイスが、所持率でアメリカを抜く程の銃社会だということを、皆さんは知っていましたか?
僕は、スイスで銃所持が合法だということも知りませんでした・・・
それも、スイスでは、銃を使った自殺や殺人事件も高率になっているそうです・・・

その他、先進国では常識だと言わんばかりに、銃の所持が合法化されている国が多いんですね・・・
知りませんでした・・・汗

僕達が知るべきこと、学ぶべきこと、もっと成長すべきこと、もっと意識を持たなければならないこと、行動に移すべきことは本当に沢山あります。

世界の悲しい現実を知れば知るほど、僕は、それが他人事では済まされない事に気付かされていきます・・・

「今は何不自由なく暮らせているからいいや」なんて思っていても、そのツケは、将来の自分に確実に降りかかってきます。

「因果応報」という言
葉がある通り、すべての物事は因果関係で繋がっていて、偶然に起こる事なんてないんです。

ナチスの起こしたホロコーストも、奇跡と呼ばれる出来事も、人・物などの様々な因果が重なり、必然的に起こった出来事です。

それが分からずに、人々が、起こってしまった悪い出来事を他人のせいにし続けているところに、社会の歪、世界の断裂が発生しているのだと感じます。

「プラス思考」という日記にも書きましたが、自分の周りで起きていることから世界中で起きていることまで、実は、すべてが、自分の思い描いた通りに進行しているんです。

今の世界の在り方に、愚痴や文句を言いながらも、僕達は、完全に同意してしまっています。

本当に世界を変えたいのなら、誰かに頼るのではなくて、自分から発信し、自分が主体となって行動に移していく他ないと思います。

書いているうちにかなり熱くなってしまいましたが、一介のサラリーマンが抱いている危機感をそのまま綴ってみました。

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