グラミン銀行の姿勢

グラミン銀行創設者のムハマド・ユヌスさんは、マイクロクレジットと太陽光発電を、主に貧しい人たちに向けに推進している。貧しい人や女性に事業を始めるきっかけになるものから優先的に始めているところがすごいと思う。

グラミン銀行の取り組みにはとても影響を受けた。彼らは慈善事業をしている訳でなく、基本的にはビジネスをしている。でも、貧しい人だろうが、例外無くみなが無限の可能性を持ち、みんなが可能性を拓くことでしか社会の本当の繁栄はなく、自分たちの幸福はない、というところまで考えているんだと思う。

日本とか先進国だと、ほとんどの家庭とか個人が、稼いだ「お金」とか手に入れた「電気」を消費のためにしか使わないけど、バングラデシュとか貧しい国では、起業のために有効利用するんだと思うな。その発想の違いはでかいと思う。生活どころか、命がかかっているから、危機意識が違う。

「家庭」というものが、消費するだけなのか、それとも生産もするのか、その違いはかなり重大だと思う。太陽光発電機という資産をどう活用するか。電気をもっと贅沢に使う?売って金にする?それとも、電気を使って何かを創り出す?

グラミン銀行は、マイクロクレジットや太陽光発電機を貧しい人たちに提供すると同時に、事業を成功させる戦略など、多角的なサービスを行っている。最初から、返済不能になったところを脅してむしり取ろうなんて考えている訳じゃなく、事業を成功させて返済してもらえるよう全面的に支援する。

こうしたグラミン銀行の取り組みは、「使命感」から生まれたんだと思う。やらざるを得なかった。バングラデシュの政治の腐敗や国民の貧困などから追い立てられるようにというのもあると思うけど、彼らは確実に希望を失っていない。根本的に、一人一人の人間の可能性を信じている。

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