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「野蛮」だと感じるポイントと許容範囲の違いについて

ポートランドでこれだけOccupyムーブメントの占拠活動が盛んなのは、「汚ない」とか「野蛮」という意識のレベルが違うからかもしれない。元々、街中には、日本人の感覚では、ホームレスに見えるような汚くて野蛮そうな人ばかり。だから、抗議活動にも、変な抵抗が無いんだと思う。 

抗議活動も立派な社会変革への手段。社会が崩壊の危機に瀕しているときに、「抗議活動は野蛮な行為」だとか言って何も行動しない人こそ野蛮な人なんだと思う。他に方法が思いつかないなら、汚くても野蛮なに思えても、やるっきゃないんだ。 

人口問題から派生する諸問題を解決するには、人間を大量虐殺するか、活かし切るかしか選択肢が無いのかもしれない。「人間を大量虐殺」なんて発想が出来ること自体が野蛮に感じるかもしれないけど、僕たちは「無関心」という手段により既に大量虐殺を行っている可能性がある。 

映画「ブラッドダイヤモンド」で、アフリカの都市で、プライバシーがほとんど無い環境で「死」も「性」もむき出しな「野蛮」だと思わせる場面が出てくる。でも、良く考えてみれば、資源もスペースも独り占めしてプライバシーを最大限に満喫している僕らの方が野蛮だと感じることがある。 

虫を極端に嫌う人が多いけど、虫がいない環境って、むしろ野蛮である証明ではないだろうか…昔、そこに何があったのかを想像してみれば、そう思えるかもしれない。 

コンポスト作りを体験してみると、いかに自然の法則を無視した日常を送っているのかに気づく。汚いもの、都合の悪いものをただ見えないところに押しやるのは野蛮な行為だと思う。ブログ記事「ロンドン帝国の残した負の遺産」bokudeki.me/essay/mainessay/306/

映画「ロード•オブ•ウォー」を観て

「Lord of War」という映画を観たんだけど、同種の映画でこれ以上は出来ないと勝手に思っていた「Blood Diamond」に匹敵する素晴らしい映画だった。映画の大部分は、クライマックスのシンプルで重大なメッセージへの「つなぎ」だった。 

Lord of War(ロード•オブ•ウォー)を2回観て、やっと全貌が把握出来た。この映画は、冷戦時代からソビエト崩壊後を生きたある武器商人の物語。この人は、とんでもないワル。ウクライナ出身だと聞いて、最初、差別的に描いた映画なのかと思ったけど、クライマックスにすべてが覆された。 

映画「ロード•オブ•ウォー」は、主人公の武器商人の『今、世界では12人に1人が武装するという割合で武器が出回っている。武器商人の関心ごとは、「どうやって残りの11人を武装させられるか?」になっている。』という台詞から始まる。 

映画「ロード•オブ•ウォー」のメッセージ:あるウクライナ出身の武器商人は、子供がいても武器を売る。どこかで知らない子供が撃たれるとしても武器を売る。ソビエト崩壊を機と見て武器をかき集め、紛争地域に売りさばく。妻や子供が出ていき、両親が勘当し弟が撃たれて死んでも武器を売る。 

続き:自分では手を汚さずに武器を売る。「アフリカの紛争地域では合法だ」と言って武器を売る。武器を売ればすぐに村人が絶滅させられると分かっていても武器を売る。酷い?でも、アメリカは、たった一日で、その武器商人が一年で売る以上の武器を売っている。

児童労働反対世界デー・キャンペーン2007

マイミクのルイさんの日記で紹介されていた、このキャンペーンイベントに参加しようかどうか迷ってます。

児童労働反対世界デー・キャンペーン2007
http://stopchildlabour.jp/modules/tinyd/index.php?content_id=6

世界の貧困が招く悲惨極まりない児童労働の現状を、出来るだけ生々しく受け止めておきたいのですが、どなたか一緒に行きませんか?

日時は17日(日)13時より、場所は渋谷のUNハウス(国連大学)です。

このイベントは、下記の2部構成となっています。

●映画&トーク「児童労働,農業、貧困?今アフリカでは」
●児童労働反対世界デー・ウォーク(こどもの城より出発)

ルイさんの日記も参考にして下さい!

奴隷のように働かされている子どものために、あなたの力が必要です!!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=466272576&owner_id=512591

連帯責任

26日の記事だけど、ヨミウリオンラインでとてもショッキングな事故の記事を読みました。

ナイジェリアで石油パイプライン爆発、数百人死亡か
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061226i417.htm

アフリカ有数の産油国のナイジェリアで、石油パイプラインが爆発し、付近住民数百人が死亡したという事故だ。

死者数は500人にのぼると見られ、事故直後の現場には黒焦げになった遺体が散乱していたという・・・

事故の直接の原因は、何者かが石油を盗むためパイプラインに穴を開け、付近の住民らがプラスチック容器で燃料をくもうと集まったところ、爆発が起きたとのことだ。

この事実だけ見ると、僕たちは、この現場で起こったに過ぎないという認識で、むしろ、盗むやつが悪いんだってだけで終わりにしちゃうかもしれない。

だけど、これは、石油ビジネスで潤っている人と、貧しい付近住民との富の分極化がひき起こした事故なんだと僕は思う。

もっと言ってしまえば、世界的に起こっている極端な富の分極化がひき起こした事故だと言っても全く言いすぎじゃないと思う。

だから、今も世界中で起こってしまっている悲しい現実は、僕たちとは切り離すことは決して出来なくて、一つ一つが世界規模での『連帯責任』なんだと思う。

僕たち日本人は特に、知らず知らずのうちに富を独り占めし、こういう事故をひき起こし得る環境を世界のあちこちに作ってしまっているのかもしれない。

世界に厳然と存在する悲惨な現実を「知らない」ことも悪だと思うし、無関心を装って見てみぬ振りをするのは、究極的に「残酷」なことだと思います。

今すぐ生活を変えることなんて出来ないと思うから、まずは、一人一人がこの責任を自覚することが大事だと思います。

それぞれが、この世界で起こってしまっている悲しい現実が連帯責任だったんだと自覚することが出来れば、いくらでもそこから連帯した行動が起こり得るんじゃないかと思います。

僕もまだ自覚が足りません。

まずは自分がその責任を自覚すること。

そして、地道に、根気良く、人に語っていくことをしていかなくちゃと思いました。