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アメリカには「嫌いだから」来た

以前、こんな話を聞いたことがある。 

アフリカで靴を売るビジネスチャンスを伺う企業があった。アフリカを実際に視察したある社員は、「アフリカでは靴は全く売れません」と報告した。その理由は、「アフリカ人はみんな靴を履いていないから」だった。 

一方、別の社員は、「アフリカでは靴は飛ぶように売れます」と報告した。その理由は、同じように「アフリカ人はみんな靴を履いていないから」だった。 

面白いことに、理由は同じなのに、全く正反対の見解を示している。僕が嫌いなアメリカに来た理由と関連ある話。「嫌いだから」来た。

「国際社会」って誰のこと?

ベネズエラの「報道されない本物の革命」や、リビアの「繰り返し報道される仕組まれた偽りの革命」についてつぶやいて来たのは、「国際社会」というのは実のところ、一握りの国の一握りの人々しか存在しないということ。その「国際社会」の価値観で世界中にニュースが流れ、物事が進んでいる。 

日本が、アメリカの軍事的傘下から独立し、尚も非武装平和主義を貫くなら、国際社会からの理解と揺るぎない信頼関係の構築が不可欠のはず。そのためには、まず、世界の一握りの人だけで構成されている今の「国際社会」を、「適切で公平な国際社会」に変えていかないといけない。

僕たちはアメリカの歪んだレンズでしかものを見れない

ベネズエラで2002年に起きたクーデターで、アメリカ大統領報道官アリ・フライシャーは、「今回の混乱の責任はチャベス政権にあると考える。非武装のデモ隊が銃撃され多数の死傷者が出てしまった。それが引き金となって国民による暫定政権が発足した」と報道したが、これは全くのデマだった。 

アイルランドの番組制作チームが作成したベネズエラの革命に関するドキュメンタリー映画「The Revolution Will Not Be Televised」の内容がこのページで日本語でまとめられてます。「チャベス政権 クーデターの裏側」ow.ly/1A528y 

1998年に大統領として選出され、弱い立場にある人々に爆発的な人気のあるウゴ・チャベス大統領。マイノリティの声を丁寧に聞き、富裕層から富の還元をさせ、何も変わらないと半ば諦めていたマイノリティの人々の政治参加を活気づけた。 

チャベス大統領が、国有の石油会社をコントロールし、貧しい人々へ石油の恩恵を還元しようとした時に、国民が真っ二つに割れ、対立が起きた。貧しく弱い立場にある大統領の支持派と、石油関連で甘い汁を吸ってきた立場にある石油会社に近い経済界のトップの支持派。連日、双方で大規模なデモが起こり、銃撃戦も起きた。 

経済界のトップ率いる反政府派は、メディアで情報操作をし始め、アメリカのチャベス批判も追い風にして、あたかも大統領を悪者に仕立て上げた。両者の対立は深刻さを極め、やがて反政府派が「大統領が辞任しなければ、官邸を爆破する」と脅し始めた。大統領は、市民の犠牲を考え、爆破予告の5分前に現われ、拘束された。 

官邸は反政府勢力に乗っ取られた。唯一、チャベス大統領側だった国営放送も遮断され、反政府勢力に有利な民放が都合の良いように報道した。 

しかし、大統領は辞任しておらず、ただ拘束されていることを知ったチャベス支持派の平和的抗議は勢いを増し、官邸にて新たな政府の擁立を進める会議中も、数えきれないほどの人が官邸を囲み、チャベス大統領の復帰を叫ぶ声は会議の進行を不可能にした。その民衆の行動は歴史を変えた。 

反政府勢力が、あまりにも強大な民衆の声に恐れをなして逃げ出し、新政府の成立を断念したのだ。反政府勢力につき始めていた軍も、失われた国民の信頼を、チャベス大統領の元でもう一度構築し直す決意を語った。チャベス大統領を取り巻いていた議員も官邸に戻ってこれ、安全が確認されたところで、大統領も復帰した。 

例のドキュメンタリーでも証拠を示していたけど、確かに、チャベス支持派と反政府派で銃撃戦は起こったが、アメリカの報道官が言った「非武装のデモ隊が銃撃され多数の死傷者が出た」というのは、反政府派が情報を操作して報道した内容だ。アメリカが、いかに反政府派に肩入れして、邪魔なチャベス大統領をどさくさに紛れて倒そうとしていたのかがわかる。 

「The Revolution Will Not Be Televised」は、「革命はテレビでは報道されない」というような意味。ベネズエラで起こったような本当の革命はテレビでは放送されない。逆に、何度も繰りかえし放送されるのは、無残に民衆に嬲り殺されるリビアのカダフィ大佐の映像のような、先進国にとって都合の良いように仕組まれた偽りの革命。 

僕たち日本人は、きっと、遠い外国で起こっていることを、アメリカの歪んだレンズで見ている。

本当の敵は、アメリカでもTPPでもない

日本がTPPに参加したとしたら、アメリカで巻き起こっているオキュパイ運動の行方がとても大きな意味を持ってくるような気がする。アメリカの大企業•多国籍企業の破壊的な企業欲が無くなれば、TPPのブロックは中国に対抗出来る勢力になれるのかも。

でも、良く考えると、日本がTPPに参加しても、良い影響だけ取り入れて、悪い影響を防ぎ止めることは可能なんだよね。それは、政治家次第という か、僕たち国民次第なんだ。僕たちがリスクを冒してでも本気になれるか。TPPに反対なのは、自分たちがまだそんな段階にいないことを物語っているのだと 思う。

例えば、ポートランド市は、自由貿易可能のアメリカ国内において、尚も大企業のチェーン店と零細な起業家が競合出来る環境がある。市民が自治会レ ベルで政治に参加し、外からの悪い影響を寄せ付けないからだと思う。日本でも、自治会レベルでも、国家レベルでも、そうすることは十分出来るということ。

もし、TPP内のすべてのレベルで、コミュニティが戦略的に賢くトレードを行えれば、TPPのブロックは国際的に大きな影響力を持ち、ブロック内の人々がみんなハッピーになれるようなこともあるかもしれないな。

TPPに参加しようがしまいが、僕たち国民次第で、どっちにしても良い方向に変えていけるということ。

逆に言えば、TPPに参加しようがしまいが、僕たち国民が変わらなければ、日本は結局は破滅の道を歩むことになる。政治家だけが悪い訳ではない。アメリカだけが悪い訳でもない。一番の原因は、僕たち国民が十分な行動を起こしてこなかったことなんだ。

TPP自体はニュートラルだということに気づいた。TPPがプラスに働くかマイナスに働くかは、それを扱う人次第ということ。今のままなら、日本 にとっては、みんなが危惧している通りマイナスに働く可能性は高い。それは、TPPが問題というよりは、僕たち国民の政治的な能力の問題なんだと思う。

本当の敵は、アメリカでもTPPでもなくて、僕たち国民一人一人の「無関心」や「当事者性の欠如」なのかもしれない。

ベッカムが来る!!!

サッカー=ベッカム、「来季も米MLSでプレー」と明言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1387210&media_id=52

来期から、ポートランド・ティンバーズがMLSに昇格するので、このまま行けば、ベッカムがポートランドに来るっぽいです!
まぁ、特別、彼のファンではないんですが、見れるもんなら見てみたいです。
それだけじゃなくて、アメリカの現時点での最上級のプレーヤーが来てプレーするのが見れるってだけで大興奮!

ポートランドの競技場は、今、急ピッチで改装工事が行われています。
今までは、競技場外の歩道からただで覗き見出来たんですが、工事後も見れるみたいです!
それも、うちから競技場までは目と鼻の先!
来年が楽しみだ!

待望の夏休み到来!!!

また辛く長い1年を耐えきりました。
意外と脆い自分も発見したけど、物凄く強い自分にも気付けた一年でした。
元々、これだけ貧弱な英語力でアメリカの大学の3年から始めること自体、無茶極まりないことだったんですが、かなり優秀な成績を取れているのが奇跡に近いです。
実際、ESLのクラスを受けている人より、未だに英語がうまく話せません。。。汗
でも、僕の専攻の主要なクラスのGPAは3.75なんです。(4.0がMaximum)

まぁ、それはいいとして、いよいよ夏休みに突入しました!
そして、来週には日本に一時帰国します!
実は、成田空港について実家に帰るまえに、両親と韓国に旅行に行く事になりました。
こんなにも日本に近い国なのに、僕は未だに韓国について良く知りません。
アメリカとかヨーロッパとか、もっと遠くの魅力的に見える場所に何かを求めるだけじゃなくて、あまり魅力を感じないご近所さんとも仲良くするべきだなと思います。

韓国に行った後は、いよいよ地元平塚へ帰ります!
是非、みんなと会っていろいろ話したいです!

第29話 UCLA訪問

ベルエアから車で5分もしないところにUCLAはあった。

日曜だったのでUCLA内の駐車場は閉まっていた。

仕方がないので邪魔にならないところで路上駐車して、僕等は校内を歩き出した。

これで、スタンフォード大学、UCバークレーに続く、アメリカの名門大学3校目訪問を果たした事になる。

UCLAは、1919年に設立された州立総合大学で、構内には100以上の建物が軒を連ねる中、巨大医学研究所、寮や庭園などもあるそうだ。スポーツにも力を入れているようで、フットボールフィールドや巨大な体育館など、スポーツ施設が充実していた。

さすがに日曜日なので学生は少なかったのだが、日曜なのにライブラリーで勉強している学生は沢山いて、勉強熱心なアメリカの学生の雰囲気をひしひしと感じられた。

僕が日本の大学に通っていた頃、こんなに熱心に勉強をしている学生は少なかったように思う。もちろん、今の自分と当時の自分の感じ方は違うだろうが、僕は教育の国アメリカで、この熱心な学生達に触発され、お互いにモチベーションを上げ合いながら勉強をしてみたい。今まで漠然としていたが、この旅で一番目に焼き付けて持ち帰りたかったものは、このアメリカの学生の熱心さだったのだという事に今頃になって気づいた。

次に、昼食をとる為に学食に向かった。パンダエクスプレスというアメリカで展開されている中華のチェーン店で料理を注文したのだが、ここでもヤトミさんに奢ってもらってしまう結果となってしまった。

こんな初めて会ったような人間に対してでも自然に歓迎の気持ちを示してもらえて本当に嬉しかった。これがアメリカに住む人の習性なのかどうかは分からないが、僕ももっと日本の事を好きになって、日本に訪れてくれた外国人に対して、ヤトミさんみたいに自然に歓迎の気持ちを示せる人間になりたいなと思った。

この日の天気はそれほどよくなかったのだが、外のカフェテリアで食べる事にした。

パンダエクスプレスのサービスで、デザートのお菓子の中に占いみたいのが入っていたのだが、それによると僕は、

“You desire to discover new frontiers!”

らしく、まさに新天地を求めて冒険をしている僕にぴったりの言葉かなと思った。

ヤトミさんとはいろんな話をした。

ヤトミさんは日本での大学時代を無駄にしてしまったと感じていたらしく、アメリカで心機一転して勉強を頑張ってみようと決心してアメリカへ渡ったのだそうだ。それから何十年もアメリカで生活しているのだからすごいなと思う。

ヤトミさんがアメリカに行こうと思ったきっかけは僕が留学を決意したきっかけに近く、いろいろお話を聞くべきだったのだが、気づくと僕の話を一方的にしてしまっていたようだ。何だかヤトミさんとは昔から知合いだったような感覚があって何でも話せてしまった。

昼食をとった後、試しにUCLAの講堂を覗いたり、UCLAのシンボルの熊の迫力あるオブジェクトを見たり、いろいろな彫刻が並んでいる庭園を通って車に戻った。

藤沢のおばさん家でご馳走

昼から藤沢のおばさんの家に御馳走になりにいった。
おばさんは料理がうまくって、毎年御馳走になりにいくのが楽しみだ。
最近はアメリカで狂牛病の牛がみつかって牛肉が高いみたいだけど、その牛肉を惜しげもなくつかった料理とかもあり、久しぶり家庭のあじってもんに触れられた気がする。