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「オランダ」に関するつぶやきまとめ

「働きにくい日本」を形成しているのが、実は、消費者という立場の僕達日本国民であるとしたら? 

労働時間が世界最短国の一つだであるオランダの従業員は、休憩時間になったり、就業時間が終われば、さっさと仕事を終わらせると聞いた事がある。例えば、空港や郵便局の窓口に人が並んでいても、自分の勤務時間が過ぎれば窓口を閉めることがあるという・・・ 

オランダでは、政府や企業が「労働者の権利を顧客サービスより優先する」という方針らしい。これなら、仕事中に過度のプレッシャーで事故を起こしたり、自殺に追い込まれるような事も無くなるばかりか、従業員のモチベーションが上がり、むしろ生産効率も上がるかもしれない。 

オランダのように、政府や企業が「労働者の権利を顧客サービスより優先する」という方針を持ち、消費者としての僕たちが不便を甘受出来る姿勢を持てれば、日本社会に渦巻くプレッシャーや息苦しさは減るのだろうか。 

日本とオランダの人々の労働環境を対比してみた日記。「過剰なサービスが引き起こす因果」bokudeki.me/essay/mainessay/509/ 

オランダのある学校の校則って「人間らしく行動すること」だけ???日本人の感覚だと具体的なことを聞かないとピンと来ないものだけど、ある中学校の校長は「それは生徒が自分で考え、自分で決めることです。あまり細かい規則をつくると、生徒は自分の頭で考えなくなるので、つくりません」だそう。

グローバル化対策はこれでバッチリ?

TPPに参加しようがしまいが大事なのは、消費者として買い物をするときは自分に近いコミュニティに有利なお店で有利なものを選ぶ。労働者として、自分に近いコミュニティに利益のある仕事をする。ステーク•ホルダーとして、自分に近いコミュニティを強くする為に政治活動に参加し、戦略的に進める。 

TPPに参加しようがしまいが、僕たち国民が、消費者として、労働者として、ステークホルダーとして賢く行動するための議論が最も重要だと思う。国益っていうのも単位がでかすぎて、まずは「家族」や「近隣」というコミュニティに利益のあることを意識して行動していけばいいと思う。 

自治体や国の財政面の改善を目指すには、企業からの法人税をあてにするだけじゃなくて、お金が逃げて行かないように、それぞれの枠内でお金が循環するようにすればいい。一番効果的なのは、人々の地元意識などの自主性や当事者意識を育てることだと思う。

「労働組合」に関する一連のつぶやき

労働組合ってとても大事だと思う。以前、サッカー日本代表の選手への待遇が世界標準と比べてずっと悪く、ようやくストライキなどの手段に出るようなニュースがあったけど、日本はこういう活動は少ないのかも。そういう活動を野蛮だと決めつけることは、結局、自分の首を絞める結果になるかもしれない。

アメリカの白人の雇用者たちは、労働者の賃金の上昇を防ぐため、「階級」と「人種」を利用した。その手口とは、労働組合の弱体化を狙って、中流階級の白人に他人種の労働者が賃金の上で同等になることを恐れさせ、労働者間で争わせること。このゲームは、労働者が団結した時点で、雇用主の負けとなる。

今の時代、企業にしがみついて、何も意見せずに奴隷のように企業の言いなりになって生きることこそが、一番、先の見えない不安定な生き方だと思う。

戦う相手が労働者同士ではないように、僕たち民衆の間で憎み合ったり牽制し合ったりするべきではないと思う。逆に、矛先は、高みの見物をしながらいいように操っている雇用主のような存在に向けられるべき。民衆同士団結すれば、十分勝てる相手のはずなんだ。

今、ポートランドのフードカートの労働組合のようなものの必要性を検証している。知り合いのカートのオーナーに相談を受けたんだけど、いよいよフードカートの市場がポートランドの経済に影響を与えるようになって、それを良く思わない人たちがロビー活動をして間接的に攻撃し始めているようなんだ。

例えば、これまでは全く口を挟まれなかったのに、つまらない建築基準法の項目に違反しているからといって、市が介入し始め、カートの設備を部分的に取り壊すように命令されるカートが多発している。中には、何十万もかけて建てたばかりの客用のスペースをすべて取り壊したカートもある。

ポートランドのフードカートの例に限らず、同業者間、労働者間、民衆の間で団結しなければ、見破りにくい巨大なパワーにいいように操られ、結局は誰も勝者のいない、全参加者が「負け」という状況にも成り得ると思う。

プレッシャーを与えているのは僕たち消費者?

初歩的ミスで地下鉄約20m逆走
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1164324&media_id=2

以前、日本とオランダの労働環境を下記の日記で比較しました。

過剰なサービスが引き起こす因果
http://bokudeki.org/archives/148

日本での電車の事故や、労働時間が多いわりに生産性が上がらないことは、社会がぎすぎすし過ぎだからかもしれません。
もっとゆるい社会になれば、オランダのように労働時間が少なくても生産性が上がって、労働者が無理しない事により、事故も減るかもしれません。
日本で社会をぎすぎすさせている一因は、間違いなく僕たち消費者にあります。

アメリカと全く同じだ・・・

時給350円 中国人5女性が訴え
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1002211&media_id=2

今、大学のPoverty in the Urban Communityというクラスで、アメリカの低賃金労働市場のことについて学んでいますが、このニュースを見ると、日本でもほとんど同じことが起こっていると見ていいのかもしれませんね・・・
トイレ休憩も時間外にされ、少しの遅刻や病欠も、首になる理由になるので、労働者は人道的でないプレッシャーの中で作業をせざるを得なくなります。
これは、中国人研修生だけの話ではないと思います。

アメリカや日本のような新自由主義の世界では、こういった悪徳企業の元で低賃金労働する以外に選択肢を持てなくなる人がどんどん増えていきます。
仕事一つでは家庭を支えきれなくなるので、掛け持ちをするようになる。
そして、一度、家族が貧困に陥ると、それは子供に引き継がれるのです。
子供たちが、家の事情のために、将来に希望が持てず、大志を持てなくなるんです。
このこと以上に、将来に重大な悪影響を与えることは無いと思います。

中国人だろうが誰だろうが、仕事をした分の給与はしっかり払われるべきで、こういった訴訟や労働組合の活動は、企業や政治の圧力なしに、自由に行われるべきです。

参考:経済人である前に『人間』であれ! 2007年03月27日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=386058707&owner_id=2247284