平塚市で、この夏に行われる事業仕分け作業に向けて、市民からも事業仕分け人を募集しています。(募集期間は6/15(金)まで)http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/gyoukaku/jigyousiwake.htm

僕は、応募するためにしっかりエッセーも書いたのだけど、応募条件に反する点があったので、応募を取り消すことにしました。それは、「市民仕分け人を委嘱する日(平成24年7月13日)に市内に1年以上在住している方」という項目。

まぁ、うまくやればバレないとは思ったのですが、そもそも、確かに、僕がまだ平塚に帰ってきて3か月しか経ってないということは、僕はベストではないということだということです。かなり僕の中で葛藤がありましたが、他の市民の可能性を信じる意味でも、応募は辞退することにしました。

なので、平塚市民のみなさん、いいエッセーを書いてふるってご応募ください!

せっかくなので、僕が下書きしたエッセーをここに載せておきます。

 

応募の動機

応募の一番の動機は、自分が市民という立場で具体的に市制に関わって、どのように感じ、どのように行動が変わるのか、その体験を他の市民に語り、鼓舞したいと思ったこと。一市民という立場で、政治の分野でどのような影響力を持ち、どこまで達成できる可能性があるのかを見極めたい。また、専門家ではない立場で参加することが、どのように危ういか、逆に、他の参加者のやり取りを観察し、専門家任せにすることがどんなに危険なのかも客観的に判断し、積極的に発信していきたい。

事業仕分けに対する考え

アメリカのポートランドでコミュニティ開発を学んだ。平塚では20年かかっても実現出来ないようなことが、3年くらいの刻みでスピーディに進んでいく。市民の参加が盛んで、行政と市民との間で、事業の優先度がよく合意されているから、迷いがないのだと思った。

数年前に民主党が行った事業仕分けは、良い部分もあったが課題も多く残った。まず良かったのは、事業仕分けを実際に断行したこと。逆に、課題は、コスト削減を意識するあまり、必要なものまで削減してしまった事業があったこと。例えば、学校の耐震強化の予算削減。自然災害が起こらなければ必要ないが、実際に起こった。去年の大震災の時に、この耐震強化が生命線となった地域はたくさんあったはず。

事業仕訳は、コスト削減のためではなく、あくまで、行政改革のために行われるべき。コストの議論は単に一要素。必要なことであれば、コストがかかってもやる。つまり、必要な事業を見極め、優先順位を決めること。そのシンプルで地味なことが、まさに行政改革だと認識している。先に紹介したポートランドは、この行政改革が常時行われており、そのために、アメリカ一般の都市とは一線を画した発展を遂げている。

個人的には、平塚とポートランドを比べて、平塚の方が環境的に劣っているとは、必ずしも思わない。むしろ、自然環境や人口密度の高さなどで、ポテンシャルは高いと思っている。劣っているのは、市民の参加と行政改革のスピードだ。私は、平塚を愛する一市民として、これらの点を促進する人生でありたいと思っている。