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ブログでも既に書いている通り、今の会社を退職する予定で、既に有休消化期間に入っています。

正直、今は頭の中がカオスな状態で、会社に行かない生活のペースが掴めずにいます。。。

頭の中を整理する目的も兼ねて、僕が会社を辞めた理由とこれからやろうとしていることをまとめたいと思います。

まず、会社でやってきたこと概要を簡単に

今の会社に入社したのが2014年11月だったので、今月退職するとなると、ちょうど3年半勤めたことになります。

2人目のIT担当として入社したつもりだったのですが、入社してすぐに1ヶ月の引き継ぎを経てIT関連業務を全て一人で担うことになりました。

当時は大阪、東京に300人ほどの社員がいる東証一部上場企業で、台湾、韓国に子会社があり、ヨーロッパの企業の一部を買収して子会社化したようなところでした。

こんな状態で4ヶ月間一人でやり遂げただけでも自分の新しい環境への適応力と、中長期も見据えた計画力、業務のマネージメント力、業者との交渉能力など、自分でも気づいていなかった能力を発掘することが出来ました。

僕が会社を辞めた理由

業務量が際限なく増えていく

その後、IT担当が2人体制になった後も、様々な改革を行い、徐々にではあるけど、見違えるように会社のIT環境を改革して行きました。

そんな中で僕が会社を辞めようと思った1番の理由は、「業務量が際限なく増えていく」という状況が手に負えなくなってきたことです。

IT担当が2人体制になった後、社員は200人以上増えましたが、IT担当は増えませんでした。

その時点で正気とは思えないのですが、会社が拡大すればするほどITシステムは複雑化して業務量はさらに増えるんです。

人件費もかけず、ITの予算も抑えようとするなら、マネージメントが部下の業務量を調整するしかありません。

僕は日々の業務に疲弊しながらも半分以上ボランティアで業務の効率化に取り組みましたし、マネージメントへも掛け合いましたが、許容できるレベルまで業務量が調整されることはありませんでした。

これだけ業務量が急増しても評価や給与に反映されることはありませんでした。

なので、根本的な要因は会社の体質やマネージメントの資質から来るものだと思います。

通勤時間も含めて、会社に拘束されている時間と消耗度を考えると、それらを自分の持っているリソースと能力やスキルを駆使して使った時に、どれだけ自分のためにも社会のためにもなるんだろうと考えました。

一生続けていくような業務内容ではなかった

入社当時は選択肢がなく、消極的に今までのキャリアを活かせる社内SEという職種で再就職しました。

これは言ってしまえば社内のITの雑用係なんです。

もちろん、ITシステムを改善・維持して直接部門の従業員が喜んでくれるのは嬉しいです。

でも、ふと気づくと、転職しようにも、社内のITの雑用係でしか転職出来ない状態になっていたんです。

もちろん、この3年半に培えた能力もたくさんありますが、退職してみて自分には驚くほど残るものがないと感じ愕然としました。

社内SEというのは、言ってしまえばクリエイティブな仕事ではないんです。

もしかしたらAIが実用化されれば代用されてしまうくらいの仕事かもしれません。

やっぱり僕はクリエイティブな仕事がしたい。

四十路目前に会社を辞めて新たなキャリアを目指そうとするのは無謀かもしれません。

でも、もっと長期的な視野に立ったときに、今踏み出しておくべきだと思いました。

そもそも日本ではサラリーマンには向いていない

会社に入る前に分かってはいたんですが、僕はそもそもサラリーマンには向いてません。

もちろん、働く企業にもよるんだと思いますが、今回の経験で、昭和の価値観の企業で働くのは無理だと思いました。

僕が経験し、感じていることを例示してみます。(ダブっているのもありますが)

  • 達成したことより失敗にフォーカス
  • 減点主義でイノベーションが生まれにくい空気
  • 上司のマネージメント力の欠如
  • 労働者より圧倒的に会社の方が強い
  • 会社の目標達成の為に従業員を従属させ疲弊させても構わない
  • 社員に独自に会社とは別のインプットを確保する余裕を与えることの価値が分かっていない

こういった昭和の価値観で会社が業績を伸ばしているとすれば、それは「恐怖」ベースで従業員から労働力を絞れるだけ搾り取り、消耗しきったところで交換しながら業績を伸ばすパターンしかないと思います。

人権問題が普通に定常化していて、それが当たり前になってしまっているというような。。。

実際に僕がみてきた限りでも、そういうことが平然と横行しているように感じました。

僕は人の三倍くらいこういう公正でない状況に違和感を持ち行動する方なので、やっぱり難しいんです。(この難しさの内容はご想像にお任せします)

他にやりたいことがある

僕は三十路を目前にした時にも大きな決断をしました。

7年ほど勤めた会社を辞めて、無謀にもアメリカへ留学しました。

オレゴン州ポートランドのダウンタウンにあるポートランド州立大学で「コミュニティ開発」を学び、その後一年間は現地のNPOでインターンシップをしてきました。

これだけリスクを冒して行動したってことは、それだけやりたいことってことです。

ITのスキルも更に伸ばしたいんですが、やはり主でやりたいのは「コミュニティ開発」なんです。(具体的には別の記事で書く予定です)

こうして元々やりたいことがあって、どうせ日本の企業でサラリーマンをやって苦しい思いをするなら、やりたいことをやって苦しんだ方が100倍以上マシだと思ったんです。

ネガティブな理由とポジティブな理由の割合は「7:3」くらい?

ここまで書いてきた通り、会社を辞める理由はネガティブな理由の方が大きいです。

あまりにも日本の企業の昭和の価値観が酷過ぎるのと、労働者の立場が弱過ぎることで労働環境が最悪レベルになっているのがイタ過ぎる。。

僕はそんな状況を変えたいというのもあって、体を張ってでも危険な賭けに出る決断をしました。

僕みたいな人脈も影響力も無い中年世代の人間がフリーランス・起業に成功出来たら、同じ世代の人たちの希望になると思います。

若い世代でフリーランス・起業熱が高まっていますが、中年にもチャンスはあるということを体を張って示していきたいです。