無関心という暴力

韓国で中学生の暴行が相次ぐ、上半身を裸にされ集団暴行
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1103768&media_id=97
韓国でも、未成年の冷酷な事件が続きますね…
犯罪の低年齢化と過激度の高まりの歯止めが利きません。
韓国で何が起こっているのかあまり知らないだけに、本当にこんなことが起こるとは予期していませんでした。
でも、目に見える直接的な暴力は、まだ解決出来る余地があると思うんです。
こういった小さな規模の暴力から戦争という国家規模の暴力まで。
でも、一番問題なのは、目に見えない「無関心」という暴力だと思うんです。
「嫌い」という感情や「憎しみ」は、ある種の愛情の一種だと僕は思っています。
相手に対して何らかの感情があり、関心があるということだからです。
でも、無関心は、何も影響がないように見えて、実は多くの人を孤立させます。
ロシアの児童文学者A・リハーノフ氏は、無関心が青少年の魂に及ぼす罪の深さについて、こう警鐘を鳴らしたそうです。
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敵を恐れるな、最悪の場合でも敵は汝を殺すぐらいだろう。
友人を恐れるな、最悪の場合でも、友人は汝を裏切るぐらいだろう。
無関心なやからを恐れよ、やつらは、汝を殺しもしないし、裏切りもしないが、やつらの沈黙の合意のせいで、地球上には裏切りと、殺人が存在するのだ。
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本当に、無関心ほど冷酷なことは無いと思います。
例えば、みなさんは友達を選ぶのに条件をつけますか?
自分のステータスを汚す友達とは関わらないようにするか排除しますか?
僕には、仕事をやめてから一年間ほど、ほとんど部屋に引きこもってしまっている友達がいます。
部屋に引きこもるのは、彼の意志ではないと僕は思っています。
誰からも関心が無いということが、彼を自分の部屋に追いやっているのだと思います。
そう、今の社会は、一部の人にとっては、取り返しのつかないほど、とけ込むのにハードルの高いものになってしまっているんです。
個人的に、アメリカにいて、僕自身がそれを日々痛感しています。
彼は、ネット上だと歯止めが利かなくなって、しばしば過激な発言をしてしまいます。
でも、僕は彼と実際に会ったことがあり、彼が本当はおとなしくて優しい人だということを知っています。
その過激な発言の裏には、他にSOSのメッセージが隠されているということも知っています。
彼は、僕の日記のコメントでそのような過激な発言をしたことがあります。
ある意味で公共の場所でそういった発言が出来てしまったのは僕も驚きでしたが、僕はそのコメントをあえて削除しませんでした。
多くの人に、彼の心の叫びを聞いて欲しかったんです。
そんな友達がいるということだけで、僕の信用やステータスは落ちるかもしれません。
マイミクや周辺の人に危害が及ぶ可能性もあります。
危害を加えられたくないといって、僕から離れて行く人もいるかもしれません。
でも、こういった問題と関係の無い人間はこの世界に一人もいないと思うんです。
だから、これは、みんなで、社会全体で取り組んで行かなければならない問題だと思います。
僕の役目でもあり、あなたの役目でもあるということです。
残念ながら、僕たちのいる社会は平和ではありません。
一見平和に見える世の中でも、多くの人が心の中で戦争を起こしています。
ただ都合の悪いものを覆い隠して見えなくしているだけなんです。
周りを見渡して、今まで出会って来た人を思い出して、隣人のドアをノックし、もっと多様な人々と交流して、どうか出来るだけ多くの人に関心を持ってあげて欲しいです。