久しぶりにカイジという漫画を読みなおした。
読んでいる時に、ニュースを見たんだけど、我孫子市で、5歳の子供がその親と祖母に虐待され、くも膜下出血で死亡した事件がやっていた。
最近では全く珍しい事件ではないけど、何故かその時は、涙が止まらなかった。
現実ってすごく厳しい事を僕達は「知っている」けど、あまりにも絶望的な現実から
僕達は無意識のうちに目を背けて「理解しようとしていない」んではないだろうか。
少なくとも僕はそうだった。

カイジっていう漫画はすごく生々しくその「現実」を取り上げている。
この漫画で出てくる悪者は非人間的で非常で考えられないほどの悪魔だと思う。
でも、彼らは「人間」とか、「現実」を良く知っていて、僕らに「生きる」という事の本当の意味を知るチャンスを与えてくれて、
考えようによっては僕らを救ってくれる人達だと僕は思った。
(逆の見方をすると半端な気持ちで生きていると死ぬんだって事を教えてくれるという事かな・・・)
まだ8巻くらいまでしか読んでないので何とも言えないけど、
僕はこの漫画をただの「善と悪」、「人は信用出来ない」、「バクチする事はかっこ良い」とかだけで終わらせてはいけないと思った。
僕は少なくとも、「生きる事、お金を稼ぐ事は命がけなんだ」って事、
「地球の資源が有限な以上、僕等はそれを取り合うんじゃなくて、
限られた資源の中で生きていく知恵を身につけなきゃいけないんだ」って事、
「現実から目を背けている以上、僕等がなりたいと思っている自分、望んでいる世界にはならない」って事を学んだ。
涙が止まらなかったのは、普段、ニュースで報道されている事件を
他人事と見ていた自分が腹立たしかったのと、
それを現実だと受け止め、すごく身近で起こっている事だという事を実感し、
その上で自分があまりにも無力なことを知ったからだと思う。
(もちろん、自分達の責任で産んだ子を自分たちの手で死なせた無責任過ぎる親たちが腹立たしかったのもある)
僕は、まだ考えがまとまってなくて、まだ行動が起こせる状況ではない。
だからこそ、最近はすぐに、自分が思った事、強く感じた事をこうして書き残しておくようにしている。
僕は、一生、自分が自分らしくいられる為に本気で世界を変えたいと思う。
一人ではあまりにも無力かもしれないけど、僕は、僕が僕でいられる為に、出来る限りの行動を起したいと思っている。
2003/11/16 21:03:10