自分の為に怒ってくれる人は探してでも見つけろという言葉がある。
僕もまさにそう思う。
今の時代って、相手の為に怒れる人ってすっごく少ないと思う。
それは、どちらかというと、怒られる側に問題があるんじゃないかと僕は考える。
相手が自分の為に怒ってくれるという事がどんなものか、その本質を知らないからだと思う。
怒られても聞く耳持たないかもしれない。
怒られて余計なお世話と思うかもしれない。
怒られたくないからその人と少し距離を置くかもしれない。

でも、怒る側にとっては、怒る為にかなりの努力と勇気が必要だと思う。
誰だって人に対して怒る事なんてしたくないはずだ。
その人との関係(仲)だって悪くなるかもしれないし、何より自分自身が気分悪くなると思う。
でも、それが分かっていて、その人の為に怒れる人って、本当の思いやりを持った人間だと僕は思う。
僕は、会社に入る直前に、単位がぎりぎりで、卒業出来なくなりそうだったことがあって、父親に初めて本気で怒られた事がある。
その後、1人になってから思いがけず、涙が溢れてきた。
悔しくて泣いたのではなく、自分に対してこんなに本気で怒ってくれる人がいるんだって事に深く感動したからだと思う。
それ以来、今までは無関心だった父親に対して、すごく尊敬の気持ちが出てきた。
たとえ「怒る」って事が出来なくても、注意するだけでもすごく意味のある事だと思う。
全く知らない人にでも、必要だと感じた時に注意出来る事って素晴らしい事だと思う。
僕は、相手の為に怒ったり注意した事によって、もし相手が気を悪して、ただ関係が悪くなるなら、そんな薄っぺらな関係はいらない。
怒れる人は、本当に相手の事を考えてならば、相手に嫌われるなんて考えずに怒るべきだし、
それによって怒られる人は、相手が自分の為を思って、自分を犠牲にしてまで怒ってくれてるっていう事を自覚すべきだと思う。
人間関係ってそういうものだと僕は思う。