僕は、ノン・フィクションのストーリーが大好きだ。
人気のあるお金をかけた荘厳なフィクションのストーリーよりも、お金をかけてなくても現実をどこまでも直視したノン・フィクションのストーリーのが好きだ。

以前、奇跡体験アンビリバボーというTV番組で、脳腫瘍で余命数ヶ月と宣告された少年が、世界的な昆虫博士と共に命懸をかけて、伝説の蝶「ブルーフェルモ」採集に出かけ、その体験を通して脳腫瘍を克服してしまうという「奇跡」を取り上げていた。
「天国の青い蝶」は、その実際にあった話を元に映画化されたものだ。
僕は、この話を聞いた時に、この少年に深く感銘を受けて、是非とも映画も見てみたいなと思った。
ネットで上映している映画館を調べてみると、この辺だと関内MGAというところでしかやっていなかった・・・
そんなにマイナーな映画なのかと思ったけど、僕が見たいなと思う映画は何故かこういうパターンが多い。
例えば、「チング ~友へ」は確か川崎まで行ったり、「ニュー・イヤーズ・デイ」は確か関内まで行った。
基本的に映画はそれほど詳しくないけど、見たいなって思った映画は苦労してでも見たいなと思う。
ストーリー的には、オフィシャルサイトを一読するとよく分かると思う。
映画を見た感想としては、事前にどんな話かは知っていたので、映画化されて味付けされた点とか、なるほどねっていう感じで何だか冷静に見てしまっていた。
正直言って、奇跡体験アンビリバボーで見た時の方が感動的だったかもしれない。(もちろんどちらを先に見るかにもよったと思うけど。)
それほど、奇跡体験アンビリバボーの「奇跡」の紹介の仕方はうまいと思う。
それに、しょうがない事だとは思うけど、映画になっていろんな味付けがされてる分、リアルさが失われてしまうと思う。
そうすると、ノンフィクション映画とはいえ、その「奇跡」が架空(フィクション)のものになりがちな気がする。
でも、奇跡体験アンビリバボーは実際に起こった事しか紹介しない(はずな)ので、その「奇跡」がすごくリアルで、映像を通してても、そこにいるのは生身の人間っていう気がしてくる。
さらには、僕にも同じ事が出来そうな気がしてくる。
「奇跡」って現実に存在するものだと思う。
それは誰かにランダムに降ってくるような偶発的なものではなくて、「人」が必然的に起こすものだと思う。
どこまでもノン・フィクションに生きる事が、「奇跡」に出会う近道なのかもしれない。