僕は、学生の頃とか、音楽を抜いたら何も取り得のない人間で、大学に上がる前まではずっと空気みたいな存在だったと思う。
現に、僕は、高校生の頃、中学生の頃、小学生の頃・・・と、確かに生きてきたけど、全然記憶がないように思う。
人をいじめるような存在でも、いじめられるような存在でもなく、本当に空気みたいな存在だったと思う。
そんな僕が、いろいろ考えて、自分なりの哲学や理想を持ったり、世の中を客観的な視点で見ようとするようになれた。
僕がそうなれた一番大きな影響は、やはり、シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム(out on a limb)」を読んだ事だと思う。
最近、この本を読み直してみたけど、自分でも驚く程、彼女の影響を受けているんだなと思った。
日記を書いたり、変なやつだって思われるのを覚悟の上で、自分で感じた正直な気持ちを書きとめたりすのるって、この本に出会わなければきっとなかったと思う。
それに、真実をどこまでも追究しようとする人間には、必ずその前に立ちはだかる偏見に満ちた人たちがいるんだって事も、彼女が経験した事と全く同じだって事が分かった。

この本で、今回再度読み直して、新たに心に突き刺さった部分があった。
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