食欲の秋!読書の秋!芸術の秋!文化の秋!スポーツの秋!
そう、秋は全国的に運動会が行われる季節でもあります。子どもたちだけでなく、大人たちにも「地区のレクリエーション」という形で運動会に参加するチャンスがあります。
筆者は、旭南地区の万田自治会の体育振興会の役員として、10/14(日)に勝原小学校で行われた勝原大会に参加しました。筆者の母校です。旭南地区の範囲では、他に山下大会も行われていました。勝原大会に含まれる自治会は、出縄、万田、高村西、高村東、貝塚団地の5つです。
役員は朝8時には勝原小学校のグラウンドに集合し、やはり年配の人が多かったのですが、慣れた様子で協力してテントや玉割りなどの競技の設営をしました。

9時に、開会式とともに国旗掲揚、ラジオ体操を経て、いよいよ競技が始まりました。行われた競技は以下のようなものでした。

  • 綱引き(一般男女)
  • むかで競争(自治会対抗)
  • 100m競争(一般男子・小中学生男子)
  • 風せんとり(幼児)
  • 力くらべ(自治会対抗の綱引き)
  • 1500m競争・1000m競争(一般男女中学生以上・小学生四年以上)
  • 障害物競走(一般男女)
  • 源平玉入れ(一般女子・小学生)
  • リーム回しリレー(自治会対抗)
  • 宝つり(高齢者・来賓・大会役員)
  • みんあでジャンプ(自治会対抗)
  • 鈴割り(一般女子)
  • 60m競争(一般女子・小中学生女子)
  • あなたとデート(一般男女)
  • 子ども綱引き(小学生)
  • 600m混合リレー(一般男女)
  • 台風の目混合リレー(一般男女・小学生男女)
  • パン食い競争(一般女子・小学生女子)
  • 年齢別対抗リレー(自治会対抗)

昼食にはカレーが配られ、昼食後に民謡踊りが行われ、15時過ぎには閉会式が行われるという、とても密度の濃い大会でした。
勝原大会の参加者が何人だったのか分かりませんが、競技によっては、綱引きなど、一般男女の定員が160人のところで、定員が突破してしまうんじゃないかと不安になるくらい、みんな競技に出場していました。筆者は進行演技の手伝いとして、競技者を入場門のあたりに集め、整列してもらい、競技の説明などをサポートする役だったので、驚くほど多くの人が参加しているのを目の当たりにしました。
地区レクの間は、「参加しない方が恥ずかしい」という空気でした。日本ではこういう空気の場に出会うことが珍しいです。「参加賞がもらえる」というのも参加する理由だと思うのですが、それに加えて、参加のハードルがとても低く、昔ながらの温かい地域コミュニティが何とか維持されている場なのだと思いました。
進行演技の役員のリーダーの方が名物オヤジというか、とても面白いおじちゃんで、子どもたちに大人気でした。それでいて、仕事もしっかりこなすという。彼一人で、進行演技の役をほとんど担っていたような気がするんですが、そうすると、いざ、彼がいなくなった時に困りそうな気がしました。そういう面は、若い世代が積極的に受け継いでいけたらいいなと思います。
筆者は、役員として裏方の仕事が主だったのですが、100m競争だけ参加しました。結果は惨敗…運動神経には自信があったのですが、一般男子の中でも一番早い組で、太刀打ち出来ませんでした。来年はこの競技でもリベンジし、他にもいろいろ出場したいと思ってます。
自治会対抗の競技の結果は、1位:出縄、2位:万田、3位:貝塚団地で、4位以下は高村団地でした。この結果はいくつかの面で興味深いです。まず、この1位と2位の順位は過去20年の間、変わってないそうです。我が自治会の万田自治会は、毎年かなり追い上げるんですが勝てないそうです…今年は、たった2ポイント差で破れました。
そして、西と東に分かれた高村団地が元気がないということ。入場門で選手を誘導していたりしていると明らかに顕著なのが、高村団地の住民の高齢化です。若い人は、成人ではほとんど皆無で、子どもでも他の自治会に比べて明らかに少なかったです。これではさすがに勝負にならない…
こういうことを観察していると、自治会単位の地域の発展の仕方の違いが分かります。我が万田は、ここ20年ほどで目覚ましく発達した地域で、マンションが立ち並び、今も新築の一軒家も数多く建てられています。(個人的には複雑な気分ですが)。子どもたちも多く、地区レクでも明らかに若い自治会でした。
高村団地は、万田の開発が始まる前に発展した地域で、団地も老朽化して、もの凄い高齢化のまっただ中なのだと思います。森崎記者によると、高村団地といっても、西と東に分かれて、政治的だったり差別的な構造があるそうです。自分の足下に目を移してみると、どこでも、マクロの視点では到底把握出来ない複雑な構造がありそうです。
地区レクは、そういう面も含めて、地域の様々なことを知れる場だと思います。普段はなかなか無い「参加のハードルの低い場」ですし、こういう地域の温かいコミュニティを守っていく意味でも、来年は多くの人に、自分の地区の地区レクに参加してもらいたいと思います。