「河内川あじさいの会」が地域再生大賞で優秀賞を受賞!(祝)

平塚市内の「河内川あじさいの会」が、第三回地域再生大賞の優秀賞に輝きました!(祝)

↑受賞についての新聞記事です。(石川賢一記者提供)
「地域再生大賞」とは、全国地方新聞社と共同通信社が創設したもので、2010年から毎年行われているようです。都道府県単位で原則1団体を表彰するそうなので、同会は「神奈川県代表」として選ばれたことになります。
平塚市代表としてでも簡単な話ではないはずなので、快挙と言える受賞だと思います!
2月20日(水)には、同会の石井 豊会長と会員の方々が、受賞の報告のために市長を表敬訪問しました。(平塚市公式サイトでのプレスリリース)。
表彰式の写真(神奈川新聞社 お客様ふれあい室撮影)はこちら
「河内川あじさいの会」の取り組みについて
「河内川あじさいの会」は、河内川を「子どもたちが川の中に入って遊べるような環境にしたい」という願いから活動が始まったそうです。
「河内川あじさいを愛する会」として正式には平成8年に発足したそうですが、実質的な活動は平成4年ころから行われているので、今年で20年になります。
1.4kmの両岸に約2000 本のあじさいが植樹されていて、河内川は平塚市のあじさいの名所になっています。あじさいの会による植樹、また、ゴミ拾い、草刈りなどの地道な活動の賜物です。
平成17年からは毎年6月に「河内川あじさいまつり」も開催されています。メイン会場は旭北公民館で協力団体による模擬店が多数参加と古箏演奏や万田太鼓などが華を添えます。
この「河内川あじさいの会」の拠点は、ほんとうちから歩いて行ける距離にあります。去年のあじさい祭りも行きました。
あじさいに囲まれたこんなに素敵な川が、20年前は悪臭を放つ誰も寄り付かないようなドブ川だったとは信じられません。
本当に、地道に活動してきたあじさいの会のみなさまに感謝しなければいけません。
河内川の環境が悪化してしまった原因
河内川が誰も寄り付かないようなドブ川になった経緯を調べてみたんですが、周辺環境の急激な変化が原因のようです。
河内川が流れる旭地区は40年代から急激に宅地化が進み、のどかな田園風景が住宅地に一変していきました。公共下水道も完備されていなかったため生活雑排水の流入とともに水質が悪化し、悪臭が発生するようになり、平塚市内の河川の中でもかなり悪い水質を示すようになったそうです。(4 神奈川県 平塚市 河内川より)
筆者もこの地域に生まれ、そのめまぐるしい変化にとても違和感を感じていました。湘南平から見下ろせば、その著しい変化は一目瞭然です。環境問題に関心を持つようになったのも、この自分の生まれた地の急激な変化に危機感を感じたからでした。
旭小学校の小学生たちの取り組み
河内川近くの旭小学校の小学生たちの取り組みが興味深いです。(子どもの水辺サポートセンターでも紹介されたレポートを元に書きます)
旭小学校では現在、3 ~ 6 年生が「川学習」に取り組んでいるそうです。河内川について3 年生は「遊ぶ」、4 年生は「知る」、5 年生は「調べる」、6 年生は「広げる」と、それぞれテーマを掲げ、生徒が主体となって活動が持続的に行われるような仕組みが出来上がっているようです。
この学習活動のねらいは、『川の清掃浄化活動を行い、身近な環境保全、親水への意識を高める活動を通して、「課題を見つけ、その課題に向け、自ら考え行動する子」を育成する』とのこと。
旭小の小学生たちは、あじさいの会の人を始め、地域の大人たちとの対外的なやり取りもするそうです。ある地域のお年寄りから聞いた「昔 は河内川にはアユも上ってきたし、シジミもウナギもドジョウも捕れた、ホタルも飛んでいた」との話を発端に、ホタルが学習活動に加わったりもした。
小学校内に河内川の歴史グループがあるそうで、そのグループが手書きの新聞も発刊しているそうです。 跡継ぎづくりも代々の小学6年生が中心となって取り組み、持続的な活動を続けていくうちに、ついには平塚市が動きました。平成15 年度には小さな公園ができて、川に降りる階段を設置し、平成16 年度にはあずまやと花壇も造ってくれたそうです。
こんな素晴らしい地域再生の運動がこんな近くで繰り広げられていたとは!
規模は小さくても、これだけモデルケースの運動が立ち上がれば、それが他の地域へ波及して行くのも早いと思います。
これからも精一杯応援していきたいです!