
『日本は「溶け込めない人間」に対して、非常に冷たい社会…』
【新着ブログ】なぜ日本はいじめが多いのか? 誰も語らない要因 https://t.co/jayawtWjBz pic.twitter.com/PZqkHph78w
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) February 17, 2016
いじめの件数は増え続けています。
文部省の調べによると、小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は18万8,057件で、前年度より、2,254件増加。いじめを認知した学校の割合は、全学校の56.5%でした。
なぜ、こんなにいじめが多いのでしょう?
また、日本は自殺大国と呼ばれ、自殺率は先進国でもダントツで高く、全体の世代の自殺率は減少傾向にあるにもかかわらず、若年層(15~24歳)の自殺率は欧米諸国の傾向に逆行して増えているそうです。
絶望の国 日本は世界一「若者自殺者」を量産しているhttps://t.co/8IQOQQlHQy pic.twitter.com/It5bD780Xc
— やがて空は晴れる…。 (@masa3799) January 16, 2016
また、若年層の死亡原因の第一位が自殺で、このような国は他にないそうです。
自殺対策基本法改正案が成立へ!若年の死亡原因の第1位が自殺という国は他にありません。そのため若者自殺対策を法律に盛り込みました。私は超党派議連の若者自殺対策WT座長として、同対策を取りまとめました。成立してからが大事です! pic.twitter.com/H6y4TxcA7A
— 谷合正明 (@masaaki_taniai) February 16, 2016
ポートランドと日本、どちらにも住んだ経験から、その温度差をすごく感じます。
ポートランドに住んでみて一番驚いたことが、障がいを持っている人が生き生きしていて、日本では否定されがちなアーティストになる夢を持っている子どもが多く、しかも変わった人に対する冷たい視線がほとんど感じられなかったこと。日本の現状と比較して、この温度差には衝撃を受けたのを覚えてる。
— 栗田 宏昭 (@clikanist) February 18, 2016
足の悪い人でも電動車いすで街中を自立して走り周り、肘から片腕のない人でもロックスターに成りきって堂々と路上パフォーマンスする。
LGBTなどの弱い立場の人たちも魅力があり人気者が多かった。
僕のポートランド滞在中は市長がゲイだった。
ポートランドにいるときに高校生以下の子どもたちに聞いてみた感じてでは、アーティスト(アナログ、デジタル含めた芸術家)になるっていう子が多かったことに驚いた。
日本の多くの家庭だと即座に否定されるかもしれない。アーティストが活躍できる土壌があり、親たちにも子どもの意思を尊重する度量があるように感じた。
また、何より、ポートランドでは「Keep Portland Weird」って言って、自分たちの街がずっと変であることを望んでいる。変わってる人ばかりだし、いちいちそんな人たちを白い目で見るような人もいない。
だから「変わってるから」とか「みんなと違うから」とかで、「自分はここにいちゃいけないんだ」なんて感じる人は多分いない。
日本とポートランドで比較しても、これだけ違う。この違いが結果に表れていると思う。
問題の根が深すぎて、「だからこうしよう」というような提案も今はないんだけど、とりあえず日本とポートランドを比較し、その「温度差」を示しておきたかった。