「労働者」という立場でも、自分を安売りしない


「労働者」という立場でも、自分を安売りしちゃダメだと思う。
まず、「お客様は神様」だなんて過剰に思う必要はない。誰だって、サービス提供者でもありお客の立場にもなる。
お客の立場でサービスの向上を要求し、労働者にプレッシャーをかければ、それだけ自分が労働者になった時にお客からのプレッシャーがきつくなるということを考えた方がいい。そういうプレッシャーの蓄積が、今の日本の労働現場のギスギスした空気を作りだしているのだと思う。
多少、サービスの対応が鈍かったり、遅れたり、遅くまでやってなかったり、キレイじゃなかったり、感じがよくなかったりしてもいいじゃないか。お客として行動するときは、自分が労働者という立場になった時のことも考えて、行動した方がいい。
そうすると、労働者とお客の立場はだんだん平等に近づいていって、社会の中の不要なテンションは和らいでいくと思う。「オランダ」がそんな感じみたいなんだけど。(詳細は過剰なサービスが引き起こす因果を参照)
 
それに、企業の奴隷な んかにはなっちゃいけない。
いつでも会社からクビを切られる可能性があるのと同様に、自分からもいつでも会社を切ってやれるくらいの準備をしておけばいい。それくらいの切り札を持っておけば、会社とも対等な立場に立てる。
元々、会社の経営者がそんなにいうほど偉い訳ではない。給与を支払ってくれることに対して十分感謝するのは当たり前だけど、その分、労働力を提供したことは会社にしっかり感謝してもらわなければいけない。
この点、労働者側の意識が弱すぎると、会社側にやりたい放題されてしまう。「クビになったら一貫の終わり」とか「会社にしがみついていかないと食っていけない」とか、会社に依存し過ぎていると、まさにそういう状態になりやすい。
逆に、「自分には他にもいくつか選択肢があるけど、今はたまたまその会社を選んでいる」くらいの立場に立てると、会社と交渉が出来るようになる。それこそが、会社にとっても労働者にとっても、結果的に生産性が上がって、win-winな状況なんじゃないかと個人的には思う。
 
労働者の権利の意識向上にも努めたい。