いよいよ明日、例の環境シンポジウムがあります。
送られてきた冊子には、僕にとって衝撃的な内容ばかりでした。
かなり勉強になったし、環境破壊の現状を学べば学ぶほど、自然に直に触れることを大事にするようになりました。

だけど、やっぱり内容が難しい・・・
これでは、多分、相当に環境問題に興味がある人しか読まないし、僕のように、難しすぎて理解しきれないのかな?と思いました。

では、どうやったら人に伝わるのかな?って考えてみました。
したら、範囲は狭くとも、具体的な体験談を通して、環境破壊を行う人の心理や現場の状況を多くの人に生々しく伝えることなのかなと思いました。

状況を生々しく伝えるために、事実をベースに、具体的な対象に対してかなり批判めいたことを書いていますが、それは、多くの人に、多くの場所で起こっているこの現状をそのまま伝え、考えてもらいたいという想いから来るものだということをどうかご理解下さい。

今のところびびってますが、明日のシンポジウムで何とか機会を作って、下記の3点の話を簡潔に発表したいなと思っています。

1.「和のこころ」育む自然の優しさ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=258354393&owner_id=2247284

2.僕の為にすべてを犠牲にしないで・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=271470283&owner_id=2247284

3.人間と環境を破壊し続ける企業(以下から始まるものです)

この間、朝日新聞の第一面に、「北海道佐呂間町の竜巻」と、「トヨタの米国販売シェアで2位に食い込む可能性」の記事が同時に載っていました。

記事としては別枠で掲載されていたので、意識しなければそのままページを進めてしまいそうなことですが、僕は、この2つの記事にすぐにピンっときました。

まぁ、単に、?自動車→?排気ガス→?温暖化→?異常気象という風に連想しただけに過ぎないなんですが、僕なりに、この関連性を出来るだけ具体的に書いてみようと思います。

アメリカや日本や中国をはじめ、世界に、とにかく経済成長を驀進中の国はやっぱり存在します。
そういった国の企業は、モノやサービスを売るために、過激な競争を強いられます。
売り上げや利益を伸ばすために、ちょっとばかし無茶な目標を立てます。
その目標は、社員や従業員にプレッシャーを与え続けます。

先日、僕が今言っている出向先で起こっている事、それと僕にぶち当たっている壁について書きました。

社食で月見そば(100円)と仕事
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=269062289&owner_id=2247284

こうやって、僕のように、納期に追われながら、作業の目的や会社の方針、社会や地球環境への影響なども分からないまま、ただ作業をこなすだけで精一杯になってしまっている人が多いのではないかと思います。
そこには、やりがいとか達成感とか見出し難いと思うし、業務を改善しようという意欲も起こし難いと思うのです。

多くの企業で起こっている品質の低下は、この「会社の利益主義」と「従業員のモチベーションの低下」から起こっているのだと僕は思っています。
品質の低下は、自然や機械が起こすことではなく、やっぱり人間が起こすことだと思うからです。

企業の利益主義の加速は、大量生産―大量消費―大量廃棄を確実に加速させます。
そうすると、確実に環境を破壊することになります。

例えば、これは雑誌の記事で読んだに過ぎないのですが、トヨタは、売り上げの為に、開発サイクルをどんどん縮めて、新車の発表サイクルもその分短くする方向性なのだそうです。

この方向性の問題点として、一つは、さっきも言った通り、従業員へプレッシャーをかけ、モチベーションを低下させてしまうということ。

本当にこれがそのまま行われているとしたら、明らかに人間軽視です。
それに、車に欠陥があったとしたら、人命に関わる事なので、これは、誰もが関係あることだと思います。

もう一つは、結局、大量生産―大量消費―大量廃棄をしていて、それを加速させようとしているということ。

トヨタは、僕が知っている限りで、下記のような環境への取り組みをしています。
・世界で最もハイブリッドカーへの取り組みを推進している
・モノを運ぶのに船舶での輸送から鉄道での輸送に切り替えて燃料を半分に削減した
・下記のリサイクルへの取り組み
http://www.toyota.co.jp/jp/environment/recycle/law/recycle_fee/

こうやって、環境問題に取り組む姿勢を見せておきながら、結局は、裏でいくらでも大量生産―大量消費―大量廃棄をしていて、環境破壊に加担してしまっているのです。
また、利益の為に開発サイクルを縮めるということは、もうちょっと時間をかければ完成するのに、妥協して不完全な状態で新車を発表していることにもなり得ると思うのです。

うちの父親はよく車を買い換えるのですが、クラウンおじさんだったのが、今度はレクサスに乗り換えようと思っているみたいです。
基本的には反対ですが、ハイブリッドカーになるならいいかな?と一瞬思いました。
だけど、それが環境問題に対して妥協の多い車だったとしたら、また何年後かに買い換えることにもなりそうだなと思い、その辺をちゃんと見極める必要があると思っています。

日本の企業の体質として、こうやって消費者が賢くならないと、絶対に変わらないのです・・・

ドイツのある企業は、商品をある一定数ずつ生産し、無くなったらそれ以上は次の生産時期まで作らないそうです。
日本人がその商品を買い占めていったりすると、すぐに売り切れになります。
それでも、売り切れ状態にしておくのです。
何でか?って言うと、そのドイツの企業の人は、「それだけで生活に必要な収入は得られるから」という風に答えたそうです。

この企業が、日本の競争社会に来たとしたら、やっぱり生き残っていけないでしょうね。
日本には、そういう風に、企業が経営する自由がないということだと思うんです。
これ、すっごく悲しいことじゃないですか?

こんなことを考えもしないで、企業は血眼になって利益を求め、しかも環境を破壊し続けていると思うんです。
極端すぎるかもしれませんが、そう思うと、僕は日本の企業で働きたくないなって思ってしまいます・・・

話は変わりますが、国連の通常予算分担金で比較すると、日本は、アメリカを除く、イギリス・フランス・ロシア・中国の分担金の総額よりも多く負担しています。
アメリカは日本よりさらに多く負担しています。

参考:2004-06年国連通常予算分担率・分担金
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/yosan.html

これは僕の仮説に過ぎないんですが(間違ってたら教えてください・・・)、これが、イギリスとかフランスなどヨーロッパ諸国が経済的に元気がないということを意味するのなら、ヨーロッパの国々って大した事ないのかなぁとか単純に思ってました。

でも、1995年にスウェーデンがEUに加盟し、その後、スウェーデンの理念と行動はEUの環境戦略をリードし、その経験は2000年のEUの「米国に対抗する新しい経済モデルの策定の合意」の基礎を作ったことが関係するのではないかと思いました。
環境問題の為に、ある程度、経済成長を放棄した、持続可能な社会に向かっている証拠なのかもしれないということです。(あんまし根拠はありませんが・・・)

もし、そうだとしたらEUの国々は、大したことないどころか、大した事が十分にあるということになります。(逆転満塁ホームランくらい劇的かもしれません・・・謎)
そう考えると、EUの国々は、本当の意味で先進国なんだな~と思ったりもします。

環境を破壊してまで、モノを作ろうとしないのだと思います。
特にスウェーデンは、環境教育の成果なのか、この考えが、国民全体の意識として定着しているようです。
これってとっても素敵なことですよね!

でも、僕等が環境を破壊し続ければ、彼らの努力も水の泡なんです・・・
なぜなら、環境問題は「国境のない問題」だからです。。。

既にあるモデルに追随する必要は必ずしもありませんが、僕たちの国も、僕たちの国で独自に方向性を決めて、国民全体で主体的に取り組んでいく必要があると思います。

僕はまだ環境問題に対して勉強し始めたばかりですが、明日、環境スペシャリストからさらに刺激をもらい、今後も、彼らと具体的に取り組んで行きたいなと思っています。
今後も、環境問題について、いろいろと書いて行こうと思いますので、みんなで考えていけたらいいなと思っていますので、よろしくお願いします!