日本からの再生自転車が、タンザニアの農村部などで、助産師らの保険活動に一役買っているそうです。

 ?急なお産の時に自転車があるととても助かる

自転車は、「ジョイセフ」と地方自治体十三団体で作る連絡会「ムコーバ」が寄贈していて、駅前などに放置され、引き取り手のない自転車を修繕し、途上国九十ヶ国に輸送しているそうです。

ジョイセフ ? 再生自転車の海外譲与活動 (ムコーバ:MCCOBAの活動)
http://www.joicfp.or.jp/jpn/kokusai_camp/syusyu/hagaki/mccoba.shtml

国連ミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年までに妊産婦死亡率を1994年の1/4に削減するよう求めていますが、タンザニアでは、妊産婦死亡率がむしろ増えているそうです。

そんな中、遠いアフリカで息を吹き返した日本からの再生自転車は、村人たちから「命の足」とも呼ばれるほどに掛け替えのないものになっています。

自転車は、こういったように、人びとの生命を繋ぐ架け橋になり得ると思います。

さらに、車ではなかなか把握できない近所・地域のちょっとした変化に気づけ、そこから人と人との交流が生まれることもあると思います。

しかも、自転車は、地球温暖化を防止する最重要なキーでもあり、ヨーロッパやアメリカ・オレゴン州などの先進国でもかなり普及してきてます。
パリ市の自転車自動レンタルシステム“ヴエリブ(Velib)なんかがそうですね。
http://egusa.stay.jp/archives/article/6898.html

まだまだあると思います。

このように、この地球規模でも、僕たち個人個人で見ても、自転車から得られる恩恵は計り知れません。

駅前に放置されて引き取り手のない自転車とは、大半が「盗難され乗り捨てられた」か、「棄てられた」かのどちらかでしょう。

皮肉にも、そういった自転車が、海外の途上国で活躍することになりました。

先日、実家の敷地内に置いてあった姉の自転車が盗難され、それ以来、彼女は会社に車で行くようになりました。

鍵をしてなかったのがいけなかったのでしょうか?

自転車の盗難の目的の大半は、駅から目的地までなどのちょっとした距離の為に乗り捨てることだと聞いたことがあります。

しかも、自転車盗難者の心理的には、後輪に加え、前輪にも鍵がしてあるものには手を出さないそうです。

じゃぁ、自転車を利用するのに、鍵を沢山つけなければならないのでしょうか?

シェークスピアはこう言ったそうです。

邪悪な人間は、なんという悪事を働くことか。そうすることによって、彼らは、自らの頭上に不幸を積み上げているのだ。

例えば、自転車を盗難するということは、自転車所有の維持を難しくさせ、「自転車を所有することが損」だと思わせる風潮を、積極的に社会に与えてしまうということ。

それは、地球環境悪化も、その社会に住む人びとの分断も引き起こし得る。

そして、それらが密接に影響し間接的に訪れた不幸に対して、そういった関連性が理解できずに、ただ不幸を嘆いて生きているのが自転車盗難者なんだと思う。

人びとの不幸の根源は、例えばこういうところにあるのだと思います。

ちょっと話が反れたかもしれませんが、「たかが自転車、されど自転車」だと思います。

とにかく、タンザニアの例のように、自転車が僕たちに与えてくれる恩恵に感謝し、最大限に効果的に自転車利用が出来る社会を創っていけるように努力していきませんか?