コスタリカは、日本と同じように「平和憲法」を持つ国です。
常設の軍隊を持ちません。

日本の平和憲法は、敗戦によって、占領軍の草案で準備されました。
一方、コスタリカはその逆で、1948年の内戦の勝者がその平和憲法を制定したそうです。

■鍛えられた平和主義(1)コスタリカと日本
http://www.janjan.jp/special/0409/0409088735/1.php
■鍛えられた平和主義(2)48年コスタリカ内戦
http://www.janjan.jp/special/0409/0409088741/1.php
■鍛えられた平和主義(3)軍隊廃止の決断
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098795/1.php
■鍛えられた平和主義(4)クーデターの危機
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098797/1.php
■鍛えられた平和主義(5)軍隊復活への圧力
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098799/1.php
■鍛えられた平和主義(6)中米和平合意
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098801/1.php
■鍛えられた平和主義(7)機能する民主主義
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098803/1.php
■鍛えられた平和主義(8)東アジア版EU
http://www.janjan.jp/special/0409/0409098805/1.php

■軍隊を持たない国コスタリカ いのちが一番大事と教えている国
http://www.zennisseki.or.jp/html_2002/kiji/kosutarika.html

このように、日本で得られるコスタリカに関する情報はとても美しいものです。

しかし、これらの美化された報道に警鐘を鳴らす人もいます。

日本における「コスタリカの平和」論の危うさ ?人権問題とからめて
http://www.japancostarica.com/ozawa/050125.htm

このように、物事には必ず二面性があって、情報が氾濫するインターネットの世界でいくら情報を収集しても答えは出ないかもしれません。

だから、結局は自分目で見るために現場に行くしかないと思いました。
「百聞は一見にしかず」です。

「平和憲法」のほかに、コスタリカは、今後20年間で温暖化ガス排出量を差し引きでゼロにするという、カーボン・ニュートラル国家を目指しています。

また、1987年にノーベル平和賞を受賞したアリアス大統領が、今、再び大統領として国家を率いています。
アリアス大統領は1986年に大統領に就任し、中米諸国の内戦の調停に乗り出し、和平合意を実現しました。

コスタリカのこうした積極的な非武装平和思想を支えているのは、「教育」「政治」だそうですね。

国家予算の三分の一は教育費に当てているということ。
また、最もクリアーな選挙制度を作り、本当の意味での民主主義を実践しているということ。

日本の教育の現状は、目も当てられないほどに悲惨なものです・・・
また、国民が自ら政治を語っていくことに違和感を覚える日本人を見ていると、本当の意味での民主主義の未来はまだほど遠いなと感じてしまいます・・・

日本ですでに破綻してしまっていることに、ずっと前から取り組んでいるんです。
それは、彼らが、本当に『積極的に』平和を望んでいるからなのだと思います。

もちろん、うまく行ってない部分もあり、完璧ではないために批判もあるのでしょう。

ただ、日本の消極的な非武装平和論を積極的なものに転換するために、このコスタリカと言う国を学ぶ必要があると思います。

もしかしたら、現場の生の状況とのギャップに絶望するのかもしれないけど、いつかこの目でコスタリカと言う国を見て、自らの視点で紐解いてみたいと思っています。