今週末にTOEICを受験する予定で、今日は有給を取って大人しく勉強をしようと思っていたんですが、「希望対話 21世紀を生きる君たちへ」という本を読み出したら夢中になって止まらなくなってしまいました・・・汗

この本は、未来を生きる中学生向けの本で、池田創価学会名誉会長と学生部長の方達との対話形式で展開する本です。

120ページ程の薄い本で、全部で5巻まであるのですが、各100円という破格の値段ながら、内容は分かりやすいのに物凄く深いという奇跡的な本です。

今日は3巻目を読んだのですが、3巻は「いじめ」についての対話でした。

「いじめ」についてはそのうち書こうと思っていますが、今回は、この本の中ですごく心に残った言葉をご紹介しようと思います。

 人間は「人に迷惑をかけないで生きていく」ことはできないんです。できると思っている人は、自分がそう思い込んでいるだけです。自分が大勢の人に支えてもらってきたことを忘れているんです。
 お年寄りや、おなかに赤ちゃんがいる女性が、重い荷物で困っていたら、あなたは助けてあげるでしょう? 荷物を持ってあげることを「迷惑をかけられた」なんて思わないでしょう? 「ありがとう」と言われたら、うれしいでしょう?
 人は、助けたり、助けられたりして生きていく。それが正しいんです。そうすれば、助けた人も、助けられた人も、うれしい。
 だから、荷物が重すぎるときは、いっしょにもってもらいなさい。「人を助ける喜び」を、まわりに与えてあげなさい! 一人で、荷物の前に座り込んでいなくていいんだ。そして、将来、重い荷物を持っている人がいたら、張り切って、助けてあげればいい。

冷めて言ってしまえば、道徳的なことに過ぎないかもしれません。

確かに、僕は道徳的なことを頭だけで学ぶことは嫌いだし、それが社会を歪ませている一つの原因だとさえ思っています。

だって、「嘘をついてはいけない」「人のモノを盗ってはいけない」「人を殺してはいけない」・・・ってことが何故なのかを自分の中で昇華出来ていないうちに、言葉だけが先行するのは危険だと思うから・・・

多分、道徳的な言葉の意味は、自分で実際に体験してみないと、本当の意味で理解は出来ません。

漠然とだけど、僕の思考と体験が、この言葉と同じベクトル上にいたから、すうーっと入ってきたのだと思います。

ちょうど、散らばっていた点と点が線で結ばれるような感覚でした。

『「人を助ける喜び」を、まわりに与えてあげなさい!』の部分を強調した訳は、日本に一番欠けていることだと思ったから。。。

まずは、自分が「人を助ける喜び」を心で知るのが大事。

そして、その後は、その「人を助ける喜び」を周りに与えてあげる。

もうちょっと具体的に言うと、「周りに遠慮せずに親切をしてもらう」ということです。

中には見返りを求める恩着せがましい人もいるかもしれないですね。。。

でも、逆に、ポジティブな視点でいうと、必ずしもそんな人ばかりじゃないって僕は思います。

今はまだ気付いていないだけで、「人を助ける喜び」が心地よく感じられる人も沢山いると思います。

僕は、「人を助けること」は、相手の為というよりは自分の為だと思えるくらいですから・・・

僕の偏見かもしれませんが、日本人は、波風立てない風潮や人の迷惑を考えてか、出来るだけ人と関わらないように、干渉しないようにしてしまうところがありますよね。

でも、本当の意味で、福祉の心とか道徳心とかは、生の人間の営み無くしてはあり得ないと思います。

だから、ずうずうしくてもいいから、人と関わっていって「人を助ける喜び」を与え合うことは、日本の未来にとって不可欠なことなんじゃないかと思います。

僕は、この池田名誉会長の言葉から、日本の根深い暗い影に、一筋の希望の光を見出せた気がします!