これも、日本滞在中に知り合いの市議に説明して渡してきた内容です。
もっと、それぞれの提案の利点や経済的効果など細かく書くべきだったんですが、時間がなくて箇条書きちっくのままです。
ワードファイルで写真をいくつかつけてあったんですが、それもここではつけられませんでした。

【提案1】LRT会社と神奈中とを市営化し、ゾーン制にする。(切符に有効時間を持たせ、有効時間内で同一ゾーン内であれば乗り換え可能にして、利便性を図る)

【提案2】ダウンタウンあげての何らかのパレードの機会を作る(ポートランドでは、毎年、性同一障害者をサポートするためのパレードが街をあげて行われる)

【提案3】西地域の里山の有効利用
 ・自然の浄化作用を学べるハイキングコースを構築(雨水流出と自然の水の循環についてなど)
 ・人工林の領域は、里山全体の3割以下に抑えて、間伐材を市内で有効利用する(日本くま森協会の誕生物語「クマともりとひと」参照)

【提案4】オリンピック内に、芸術性のあるソーラーパネルや小型風車を導入:来客者が注目し、再生エネルギーについて学べるように

【提案5】最新のエコ技術を駆使した建物を建て、訪れた人がその仕組みに興味を持ち学べる(The Sainsbury’s ecological grocery store, Londonのような)

【提案6】公共のコレクティブハウジングの導入実験:密集して住むという前提で、一定数の人数が集まった時点でまとまった補助金と土地を与え、集まった人たちの間で議論し、デザインし、建設を行った後も共有スペースの使い方などコミュニティとして定期的に話し合っていく。プライベートスペースや共有スペースの他に、店舗スペース、SOHOスペースなどを混在させて、消費と生産のバランスが取れるように土地を使うのが好ましい。

【提案7】観光客向けの無料の自転車レンタルサービス:公共のサービスとして、放置自転車などを修理して使用、いくつかの返却場所があり、必ずしも元の場所に返す必要がない。(富山市で実施されている)

【提案8】横断歩道のない交差点であっても歩行者優先(車は完全に止まらなければならない)を法律で義務付ける。(オレゴン州が2003年に定めた法律)

【提案9】パールロードをアーケード化・・・雨の影響を受けないので、例えば、七夕で、本格的な和紙での芸術的な飾りを導入出来る。

【提案10】ダウンタウン内に、その年の七夕の飾りを飾り、平塚空襲跡も復元する。湘南平他に戦時中の砲台を復元し、戦争の歴史を後世に伝える
【提案11】各団地や住宅地で、住人が中心となって歩行者専用道路を塗る(参考:ポートランドのCity Repairの取り組み):地元意識の強化

【提案12】ハイキング・サイクリングマップの作成・大々的に配布
 ・歴史・文化・平和に関する施設の場所を明示
・平塚八景の場所も明示
・ハイキング・コースの入り口はすべて名づける
・各地域の生物多様性をドキュメント化
・ドイツのHannoverのように、市内を一周(HannoverのGreen Ringは80kmもの長さがある)するルートを持たせる

【提案13】住宅地のオープンスペースでのファーマーズ・マーケット推進:例えば、高村団地の前の広場を有効利用し、毎週末に一度、地域の農家や自営業家がテント持参でマーケットを開く

【提案14】ツイン・シティをただ単にベッドタウンにしないで、持続可能なタウン形成に努める(環境・経済・社会的正義のバランス化実現)
 →Transit Oriented Development(TOD)による街の活性化と、地元ベースのビジネスを推進によるローカルでのお金の循環による経済安定化
 →コンパクトに市街地を形成し、地産地消による環境保全
 →住居・仕事・交通・クレジット・医療サービスなどへのアクセスの平等化により、社会的正義を実現する

【提案15】紅屋町の細い道のカーフリー化:歩行者中心で安全に歩けるので、商店街が活性化する

【提案16】市内小中学校の施設のエネルギー自給自足化:自然光を最大限に引き込み、それ以外は再生エネルギーを発電して補う→結果的に、生徒のモチベーションが上がるらしい。

【提案17】平塚駅周辺の大きな道路に、大きな木や草と共に、市民デザイナーがデザインした様々な形をした彫刻を置く。(1ブロックずつ、特別な風景になるように)

【提案18】パークアンドライド用の駐車場の設置
 ・総合公園周辺
 ・神大
 ・相模川の河川敷
 ・市民病院周辺
 ・大住中学の辺り
 ・海岸沿い周辺のどこか
 ・湘南平ハイキングコース入り口
 ・大型スーパーの駐車場と共用
 などなど

【提案19】西口駅前駐輪場タワーに付加する機能
 ・太陽光パネル・小型風車で、建物内の完全電力自給自足化
 ・屋上菜園(平塚産の花で彩られた花壇を堪能可能)
 ・公衆芸術館(平塚らしさを発見出来るような絵画コンクールなどを開催し、展示する)
 ・平塚市の取り組み紹介博物館(文化、教育、平和、歴史、環境、スポーツ)
 ・ビルの壁の緑化
 
西口駅前駐輪場タワーの内訳

1F:館内の目次的な紹介、市内観光案内+駐輪場入り口
2F:駐輪場
3F:駐輪場
4F:駐輪場
5F:平塚市の取り組み紹介博物館
6F:公衆芸術館+フリースペース
屋上:屋上菜園+太陽光パネル、小型風車

展示内容:
【歴史】:平塚海軍火薬廠跡、徳川家康の足跡、古墳時代、貝塚(昔の水位の図)、平塚市内の指定・登録文化財一覧、東海道・大門通り、などなど
【文化】:七夕、平塚市内の祭り、平塚市名産、平塚産の花、などなど
【教育】:小中学校に省電力などの機能を付加したり、農業や林業、漁業や里山ハイキングなどの体験を推進することによる体験型学習を推進
【平和】:平塚空襲跡、砲台復元、、平和モニュメント「マザーアース」の紹介、体験者の証言集、平塚市民憲章の紹介(+地球憲章)、などなど
【環境】:コンポスト、都市農業、屋上菜園、自転車、歩行者道路、公園、LRT、ハイキング・サイクリングコース、Transit Oriented Development(TOD)、ローカルビジネス活性化、里山保全、自然復元、公営住宅、Community Supported Agriculture(CSA)、ファーマーズ・マーケット、林業、間伐材を地産池消、水産業、再生エネルギー、グリーン・ビルディング(材料はリサイクル材を使い、半径XXkm以内から取り寄せる)

【スポーツ】湘南ベルマーレをはじめとする、クラブチームなどの紹介

【提案20】土地を再利用する形で、広々とした
空き地に太陽光パネルを敷き詰めて発電する。羊を放し、芝を短く保たせる。

【提案21】公衆芸術として、市民がデザインする壁画を推進する

【提案22】商店街を歩行者天国化し、緑あふれる涼しげな通りにする

【提案23】駐車場(Parking)を公園(Park)に変える:ポートランドでは、ダウンタウンのど真ん中にあった1ブロック大の駐車場をPioneer Courthouse Squareという公共の広場に変えて、2008年に、アメリカ国内の公共スペーストップ10の一つに選ばれた。

【提案24】生ごみ(バイオ廃棄物)を分けて回収し、コンポストをする
以下は、ウィーンのリサイクル・コンポストの取り組みです。
【リサイクル】
・リサイクル可能なものについては、the Repair Network Vienna (RUSZ)という、修理専門会社の連合が、(傘からハイファイシステム、バスタブなどあらゆるもの)を修理する。
・毎年、100,000トンもの未処理の電子スクラップがゴミ焼却炉に運ばれてくるが、1999年以来、2,000トンものゴミが生まれ変わっている
 ・修理により商品のライフサイクルを長くすることにより、リデュース(ゴミ減量)にも踏み込んでいる
 ・スキルがなくて定職が得られない人々何百人もが、この連合を通じて職を得ている(失業率改善にも踏み込んでいる)

【コンポスト】
・全政党一致で可決された政策により、1988年にからバイオ廃棄物を分けている
・ゴミの廃棄の為に市民に料金を課し、1997年には、87,400トンのバイオ廃棄物を回収し、そのうち34,000トンのコンポストを生成した。そのうち、20,000トンが都市農場の為の肥料として使われた
・2000年までに、90,000トンものコンポストを生成し、全体的な費用節約額が$10,000,000にも上った

参考:Native to Nowhere: Sustaining Home and Community in a Global Age