当初は、「平塚市改造計画」というタイトルで始めようと思ったのですが、ちょっとかたいなと思って、「平塚市トランジション計画」とういタイトルで続けることにしました。(あんま変わらないって?)
先日書いたトランジション・タウンとは直接関係ありません。
僕は、元々、「転換期」を表わす「Transition」という言葉が好きです。

で、都市規模のことを考えると、何をやるにも、お金がかかります。
なので、先日書いた、平塚市の財政が改善されない原因を踏まえて、その流れを変える手段をいくつか紹介していこうと思います。

平塚市の財政が改善されない原因についての考察 2009年08月16日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1256664706&owner_id=2247284

まず、このリンク先にある原因1については、お金がないと対処しにくい問題なので、まずは原因2の原因を、お金のかからない方法で解決する方法を考えます。
それで、お金の流れを変え、平塚市に貯金が出来る見通しが出来たら、原因1の市街地の物理的な構造を変える対処方法に移ることにします。

僕の考察として挙げた原因2は、以下の通りです。

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二つ目の原因のキーワードは、「グローバリゼーション」です。

日本は、もはや、グローバル経済の一部に取り込まれたと言われています。
去年のアメリカ発の経済恐慌の煽りをこれだけ受けてしまったというのがその証明だと思います。
その影響は、平塚市にもあったはずです。
ということは、平塚市も、もう経済的にどっぷり世界と繋がってしまっているんです。

問題は、市民が行っている経済活動で、平塚にどれだけお金が残るかなんです。
小さな範囲で考えれば分かりやすいと思うんですが、平塚の多くの市民が、横浜や東京まで社員として働きに行っていると思います。
この時点で、それぞれが会社から給料をもらっていると思いますが、実は、利益はしっかりと会社に絞り取られています。
実は、これも平塚としては大きな損失なんです。

しかも、給料を持ち帰った市民が平塚で買い物をしなかったら、それでまた平塚からお金が逃げることを意味します。
さらに、平塚で買い物をするにしても、全国規模のチェーン店や、外国製のものを買ってしまえば、それはそれで平塚に残る額も減ります。

それでいて、平塚市では、観光分野での強化が弱くて、外から人も呼べていないですよね。
現時点では、みなさんが言うとおり、七夕の時くらいです。
でも、実は、僕個人の感想としては、今住んでいるポートランドより、平塚市の方が、観光資源に恵まれていると思っています。

こうやって、いまや、平塚を含めた弱い都市からは、お金が逃げ続けてお金がなくなっているんです。
日本は、国際競争力が弱いので、むしろ、平塚市からお金が逃げていくどころか、それが海外にどんどん流れていってしまっているのです。
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基本的に、ここで説明したことと、逆のことをすればいいんです。
簡単に言えば、グローバリゼーションや大企業主義にも左右されない、強固なコミュニティをつくること。
平塚の市民一人一人が、平塚市の利益になる方法を研究し、行動を変えることです。
それほどお金をかけなくても、市民の行動を変えるだけで、平塚市の中にお金を引き込むことは出来ます。

抽象的に言えば、去年日記で書いたように、
(グローバリゼーションの例えとして)穴だらけな上に、モノクロで単調で境界線がなく、地球という巨大な規模でただだらだらと続いていくようなパズルを作るのではなくて、
微小なものだとしても、一つとして同じものがない芸術的な絵が無数に存在する、色鮮やかな色彩で心温まるパズルを作るのです。
平塚市としても、その微小な単位で芸術を作り上げるために、市民ひとりひとりが必要な役割を果たさなければなりません。

【参考】僕の理想とする社会 2008年12月18日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1026116740&owner_id=2247284

例えば、東京や横浜の大企業に仕事の機会を求めるのではなくて、平塚市内で仕事の機会を自らが作るんです。(平塚産、平塚ブランドのものなど、平塚の強みを育てることにもつながります)

例えば、出来るだけ、平塚市内の、地元密着のお店で買い物をすることです。(大型ショッピングモールより地元の商店街で買い物するといったイメージです)

例えば、出来るだけ平塚産のものを選び、そうでなくても、平塚に近い範囲で生産されたものを選ぶことです。(食料品から何まで)

例えば、平塚産のものや平塚ブランドのものを支援・強化し、市外へ輸出することです。

例えば、経済活動のない住宅地でも、何かしらのマイクロ・スモールビジネスを始められるよう支援し、家族単位であっても、「消費共同体」から「生産共同体」への転換を図っていくことです。(家庭で野菜を育てたり、釣りに行ったりすることでも、実はとても生産的な活動です。)

例えば、環境問題など、全国から意識のある人を集めて派手で大規模なセミナーを開くより、地元で人材を育てて、地元で小規模な集まりを地道に開くことです。

例えば、潜在的なものを含め、存在する観光資源を最大限に有効活用し、市民一丸となってうまく宣伝して、平塚市に人を呼び込むことです。

まだまだあると思います。(こういうことを、平塚市民と、どこかで建設的にアイデアを出しあいたいなと願っているのですが・・・)

これらのことについては、次からもっと具体的なことを書いていきます。
これだけ書いただけで、想像力の無い人は、揚げ足をとっていくらでも反論出来てしまうと思いますが、この先の詳細を待ってください。(すみません、まだ某コミュのトピのことを引きずっています・・・)