究極的な幸せって、自分が幸せになるだけじゃ完成されないものだと思います。

だから、本当の意味で、自分を愛して自分を大切にして生きようとするならば、人は必ず、自分を含めたより多くの人の幸せを願うはずです。

仏法が、僕にそれを気づかせてくれました。

新・人間革命で、僕が深く感銘を受けた一節を載せておきます。

仏法の基本には、『縁起』という考え方があります。これは、『縁より起こる』ということで、すべての現象は、さまざまな原因と条件が相互に関係しあって生ずるという意味です。つまり、いかなる物事もたった一つだけで成り立つということはなく、すべては、互いに依存し、影響しあって成立すると、仏法では説いているんです。
同じように、人間も、自分ひとりだけで存在しているのではありません。互いに、寄り合い、助け合う事で、生きているのだと教えています。この発想からは、人を排斥するという考えは生まれません。むしろ、他者をどう生かすか、よりよい人間関係をどうつくり、いかに価値を創造していくかという思考に立つはずです。