IT機器を使えないお年寄りが多い。
理由は様々だと思うけど、一番の理由は、「自分には無理だ」と最初から諦めてしまっていることだと思う。

今、世の中はWEB2.0を筆頭に、更なるIT革新が行われているんだと思う。
果たして、今の日本社会で、IT技術だけが一人歩きしていって、みんながハッピーになれるのか?って考えると、僕はとてもそうは思えないところがある。

いくら技術が発達してそのツールの使い勝手が良くなったとしても、使えない人ってのは必ず出てくると思う。
今だって、コンピュータ機器にアレルギー反応を示して触る気にもなれない人が沢山いると思う。(同居しているおばさんがそうなんだけど・・・)

でも、それを使うかどうかは個人の自由だし、使い方が分らなくて使えない人も、その人が悪いという訳じゃないと思う。
そういう人にも強制的に使わせるとしたら、政治的な圧力をかけるか、脳に電子チップでも埋め込んで強制的に使わせるくらいしか思いつかない。

一番問題なのは、IT技術が使えるかどうかが、勝ち組か負け組みかを決める超重要な社会に向かっているということなんだ。
これって、IT革新に人間が支配されているようにも思えないかな?
今でさえ、それが顕著に出ていて、使えない人は、やっぱりなんとなく社会の片隅に追いやられていると思う。

僕は、こんな冷たい社会は絶対に嫌だ。
僕自身は、今はいいかもしれないけど、年を取っていっていろんな高度な技術についていけなくなったときに、ただのお荷物的に社会の片隅に追いやられることにもなり得るから。。。

IT技術は若者達だけのものではない。
WEB2.0は凄まじく有用なツールだとは思うけど、下手するとWEB技術を使える人と使えない人との格差をさらに広げるものだと僕は危惧している。
科学技術の発達が一人歩きしてしまうってことは本当に恐ろしいことだと思うから・・・

科学技術の発達による恩恵は、競争の為だったり自己の利益のみならず、社会の隅々まで効率よくもたらされるべきだと思う。

だから、使えない人に、いかに恩恵をもたらすかを考えることが大事なんだ。

この点、今までかなり悩んできてずっと答えが出せずにいたけど、さっきすごいことを思いついた気がする。(具体的ではないですが・・・)

それは、IT革新の恩恵を受けた僕達若者が、IT技術を使えない人(例えばお年寄り)とIT技術を結ぶ翻訳的な機能としてボランティア活動出来るような社会を創ればいいんじゃないか?ってこと!

例えば、お年寄りが困っている多くのことは、もしかしたらWEBを調べるだけで一瞬で解決するかもしれない。
大事なのは、聞き出して対応することに加えて、道端で聞かれたら快く調べて答えてあげるということ。

例えば、同居しているおばさんが、5月に九州の実家に帰ろうとしていて、飛行機のチケットの取り方や問い合わせ先などの件で悩んでいて、この間、WEBで調べてみて欲しいとお願いされた。
その後、WEBですぐに調べてベストな方法を教えてあげた。

こんなシンプルなことでも、僕達が間に入るだけで、IT技術の使えない人に、IT技術の恩恵を与えてあげることが出来るんだ。

環境問題関連で、以前、下記の日記で2つほど大胆な提案をした。

空気が汚れている・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=254038784&owner_id=2247284

その2つ目の提案は、以下のようなものだった。(アップデートしてあります)

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提案2.個人で所有する自動車を減らす

【理由】排ガス規制やリサイクル技術を駆使したところで、車の大量生産を止めない限り、地球温暖化は止まらず、持続可能な社会は実現不可能なので。

【目標】多くの人々が自動車を使わなくても何とか生活できる社会

【提案】
 ・電車、バス、タクシーなどの交通機関を国営化する
 ・日本全国統合されたアイデア満載の行き先検索システムを開発する
 ・交通機関網を全国的に張り巡らせる(地方で需要がない場所は、格安でタクシーを利用出来るようにする)
 ・絶妙なダイヤで24時間運転化する
 ・全体的な消費税を引き上げる。
 ・車の購入・維持には得に高めの税金をかけて、車を持つ場合にはある一定の覚悟をしてもらう
 ・バス、電車は無料、タクシー料金も安く設定する
 ・電車、バス、タクシーなどのあらゆる公共交通機関の乗り物は、日本の技術力を駆使した限りなく環境に優しいエコ仕様のものにする(自動車メーカーには税金より研究費を支給し、量より質の開発を行ってもらう)

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この提案でいろいろシミュレーションしてみて、最もネックになりそうなのが、「目的地までの最短の乗り継ぎ方の調べ方」だと自分なりに思った。

今の公共の交通機関のシステムでは、各機関で独立してしまっていて、あまり知らない場所に行く気になれないと思う。
そういった意味で、自由に動き回れる自動車こそ求められてしまうんだと思う。

だから、これらの交通機関を国営化して、絶妙なダイヤと配置で24時間化して限りなく無料に近づけ、日本全国統合されたアイデア満載の行き先検索システムを開発すれば、シームレスな乗り継ぎで目的地まで到着できるようになって、大分自動車の需要は減ると思う。

そして、この提案を大成功に導く上で問題になってくるのが、コンピュータにアレルギー反応のある人たちに、どうやってその恩恵を分けてあげられるかだと思った。

これは、前半で書いた通り、IT技術の使える人自ら、使えない人の翻訳的存在となり、ITモバイルツールを駆使して検索結果を知らせてあげるしかないのかもしれない。

それだけで、人々の活動範囲は劇的に広がるに違いない。

道を訪ねられたら快く答えてあげられる社会。
他人に道を尋ねても快く答えてもらえると誰もが信じられる社会。

そんな温かい社会を僕は熱望している。

よくよく考えてみると、今のお年寄りの人って、想像を絶する戦後の厳しさを生き抜き、僕達が生きる時代の土台を創ってくれた大恩ある人たちだ。
そんな人たちに対して、恩を仇で返してしまうほど、僕らはちっちゃな存在なのか?
恩を忘れてしまうということは、人間として最低のことだと思う。

だから、僕たち若者
から始めないかい?< br />それって、とてつもなくかっこ良い事だと思うんだけど。