この映画は、何年前だか忘れたけど、映画館で上映されている時に、わざわざ横浜の映画館まで行った覚えがある。
テレビの予告編みたいのを見て、直感で面白そうだなと思った。
ただ、当時は、暴力的な面が強くて(僕にとっては・・・)、あんまり面白いとは思わなかった。
で、今回DVDで借りてみて、家で3回見てみたけど、暴力的なシーンは一先ず置いておいて、もっと深いメッセージがある事に気づいた。
修学旅行でクラスメイトを失い、用意した12の課題をクリアして1年後に死ぬために、残された2人は、文字通り、死ぬ気で1年間生きた訳だけど、その1年の間に少しずつだけど生きる希望が芽生えて行き、それは約束の日の「ニュー・イヤーズ・デイ」には、生きる決心に変わった。
最後に、結局、約束通り、2人とも崖から飛び降りるんだけど、生き残れたのは、ただ運が良かったんではなくて、「生きるんだ」っていう強い決心があったからだと思う。
「生きるんだ」って気持ちの裏には、「死」というものが必ず付いて回るんだと思う。
僕達は多分、「死」っていうものを意識してないから、時間が永遠にあると勘違いしてるんだと思う。
彼らは、自分達の「死」を1年後に設定したからこそ、その1年間、本気で「死」と向き合い、「自分」と向き合い、「社会」と向き合い、様々なものと向き合った結果、「生きたい」という気持ちを見出せたんだと思う。
時間が無限にあると半ば勘違いしている僕らには、「生きたい」という気持ちとか「生きてる実感」を見出すのは難しいかもしれない。
でも、どこかの時点で、「死」というものが存在するって事を意識すれば、自ずと「生きてる実感」が沸いてきて、やがてそれは「生きたい」という気持ちに変わるものだと僕は信じている。