今日は、両親を連れてポートランドのダウンタウンを案内してきました。
ホテルまで行くまでに、両親も、ポートランドの公共交通の便利さ、料金の安さに驚嘆していました。

何しろ、空港からライトレールに乗って、ダウンタウンでストリートカーに乗り換えてホテルまで来たんですが、これで2.30ドルです。
Trimetが提供する公共交通機関であれば、この値段で2時間乗り放題です。
Trimetが提供する公共交通機関とは、ライトレール、ストリートカー、路線バスで、このマップの路線全部です。
http://trimet.org/pdfs/trimetsystemmap.pdf
ちなみに、一日フリーパスは、これだけ広範囲で乗れてたったの4.75ドルです。

それに、自転車も乗り入れ可能で、段差が少ないので車椅子も簡単に乗り込めます。
去年初めてポートランドに来た時にひどく驚いた事の一つに、障害者が元気なことが挙げられます。
自転車ユーザーは予想通り多かったです。(自転車渋滞が起きるほどです)
ポートランドには、こんなにすばらしい自転車推進のボランティア団体もあります。(ここでボランティアしようかなとも思っているんですが)http://www.communitycyclingcenter.org/

しかも、ダウンタウンの主要部分はすべての公共交通機関がただなんです。
この乗りたいときに気軽に乗れる感覚は、体感してみないと分からないかも。
もちろん歩いてもいいし、ちょうど来たら乗ってもいいんです。
アメリカにいながらヨーロッパにいるみたいです。
この極端に自動車依存のアメリカの一都市でありながら、ここまで出来るというところがポイントですね。
僕はそれを成しえた理由が知りたくて、ここを留学の地に選んだというのもあるんです。

こんなに便利なんで、大体いつでも乗客がいっぱいです。
乗客がいっぱいでも収益があまり見込めないんじゃあんまり価値がないって?
これだけの人が個々に車に乗るのをやめれば、渋滞が減ってストレスが減りますよね。
街中に乗り入れる車が減れば、交通事故も減って安全になりますよね。
公共交通が活性化すれば、交通弱者(子供、高齢者、障害者など)も街中に出られて、中心市街地が活性化して経済効果もありますよね。
中心市街地が活性化すれば、市民間のコミュニケーションも増えて人々が健全になり、治安も良くなりますよね。
その他いろいろな見えない効果を考えれば、直接的な収益を追求しなくても、投資効果は十分に見込めるんですよね。

びっくりしたのが、平日の真昼間なのに、ダウンタウンは週末のような活気なんですよ。
これには両親もびっくりでしたね。(仕事もしないで何やってんだ?という風にも言ってましたが・・・)

ポートランドの場合は、公共交通機関を市の行政が一括管理して、税とアメリカ政府の補助を駆使して運営しているみたいです。(正確ではないかもですので悪しからず・・・)
政府も、公共交通活性化のために、補助の為の予算を大胆に割くべきだと思います。

いや?、本当にこのアメリカの中での異端都市は僕に刺激を与え続けてくれますよ!
まだまだアメリカ人の中に自然に溶け込めるようになるまでは時間がかかると思うけど、最大限にいろいろと学んで日本に帰りたいと思います!