地元市民記者メディアの展開プロジェクトの概要

2012年にアメリカ留学から帰国してすぐに取り組んだのが「平塚市民プレス」という地元市民記者メディアの立ち上げでした。

市区町村ごとにメンバー登録制で自由に記事を書けるブログを作って、「地元の人が地元のジャーナリズムをつくりながら独自のコミュニティ文化を築いていく」というようなコンセプトで、まずは地元から試験的に開始して全国・世界展開を狙ってました。

結局は閉鎖してしまったんですが、2012年当時でこんなコンセプトで、運営者の僕が介入しない「自走するコミュニティ」を自治体ごとに作ろうとしていました。

「平塚市民プレス」の構想的なもの書き出し

今でさえ「コミュニティ」という言葉は毎日のように聞かれるようになってますが、当時は多分ほとんど注目されていないワードでした。

ただ、当時、市民投稿型ニュースサイト「8bitnews」の立ち上げ準備をしていた元NHKアナウンサーの堀潤さんが僕の取り組みにメッセージをくれたことがありました。

最近になって、当時僕が思い描いていたことのような試みで発展するコミュニティづくりが見られるようになってきました。

参考:オンラインサロン3.0 ~これからのコミュニティの作り方~
https://minohen.com/n/n5c71f8c0451d

機は熟している気がしていて、もう一度、計画をアップデートしてチャレンジしてみたいと思ってます。

当時書き出してあった要件をちょこっとアップデート

地元でこのサイトを運営していて、使いにくいという声が結構ありました。

確かに自分でも使いにくいと感じる点が多々あって、改善点としてこんな感じでまとめてありました。

青時の部分が今回追加した部分で、その他は2015年にまとめた時のままです。

要件1:それぞれの市区町村の運営者は素人が前提で、カスタマイズしてある程度独自色を出せるように設計

  • 素人でも使い易い管理者インターフェース構築
  • 色あい、ロゴ、フォント、コラムの段数、カテゴリ項目、ウィジェットの位置、バナー広告の価格表示などをそれぞれのサイト管理者でカスタマイズ可に
  • ロゴはデフォルトで市区町村名(平塚市民プレス、渋谷区民プレス、Portland Civic Pressなど)を変えればすぐ使える(自治体のシンボルのようなものをロゴに挿入可)
  • 配布されて簡易に展開できるようなテンプレートパッケージの作成→Wordpressがマルチサイト対応になったので不要になる見込み

要件2:ユーザーの利便性の向上

  • 一般の記者はフロントエンドで作業が完結(記事投稿・編集もプロフィール変更もアカウント登録・削除も)
  • 画像アルバムの仕組み強化と画像の投稿のしやすさ向上
  • 自動改行などを自然に出来るように
  • 記事タイトルが日本語の場合のパーマリンクの調整
  • レスポンシブデザイン
  • カテゴリの必須項目とオプションと分ける(記事カテゴリで主カテゴリを入力必須にし、サブカテゴリを入力任意にする?)

要件3:SNSなどへの連携を強化

  • 記事が投稿されたらFBやツイッターへの自動リンク投稿がされるように
  • FBやツイッターへの記事リンク投稿時に見栄え良く見出し表示
  • ソーシャルリンクをハフポストみたいに(スマホ版も)
  • ブログの記事へのコメントと同時に、NewsPicksみたいにコメント者のSNSに同時投稿出来るようにする

要件4:プラグインで使用している機能を市民プレス仕様にして実装(可能な限り)

  • タグクラウド(回転式)
  • All-in-One Event Calendarのようなカレンダー機能
  • 翻訳機能
  • Tabber Tabs Widgetjのようなタブ型記事人気ランキング窓
  • WP-Membersのような会員制サイト管理機能

要件5:支持されている記事やコメント、活躍している市民記者が目立つように

  • 市民記者の数表示と市民記者一覧ページ
  • コメントや記事の評価機能を強化(記事とコメント両方に「支持」ボタン用意し、支持数が高い記事やコメントを目立つ表示に

要件6:アカウント登録を簡易に

  • facebookやツイッターアカウントとひも付けてアカウント申請可にする
  • アカウント申請時にプロフィールや居住地区名など情報を入力し、子サイト管理者が承認する形にする

要件7:GitHUB上でのエンジニア有志での共同開発に速やかに移れるようなユニバーサル設計

  • 整合性のあるコーディング
  • 癖のあるコーディングはしない
  • コメントをうまく残す

要件8:カレンダー型の市内イベント告知ページを強化

  • Googleカレンダーみたいにフロントエンドで視覚的に書き込めるように
  • 専用google calendarアカウントとの連携強化
  • 他の団体のカレンダーからのイベント読み込みの仕組み

要件9:トップページの記事見出しの内容を充実させる

  • recent postsとpopular postsとcommented posts, facebookいいね数などの順にタブ分けして見出しを表示
  • 記事見出しにいいね数やRT数、支持数などが表示されるように
  • タグの自動抽出、人気の話題の見出し

要件10:自治体マップページの追加

  • 記事作成時にジオタグを関連付け可能にし、マップページ上から関連記事を探せるようにする

当時まとめた要件を今回は自分でトライしてみる

当時この要件をまとめた目的は、自分には時間も技術力も無かったのでプロに頼むためでした。

その資金もクラウドファンディングで調達しようとトライしましたが、力及ばず失敗。。。

さすがに自分では無理だと思い、その時は派遣で勤めていた会社を辞め、大人しく就職しました。

当時の失敗から学べることは沢山ありますが、その中の一つが、サイトの改善案があっても技術力が無くて自分ではどうしようもなかった点。

あの時の悔しさが忘れられなくて、今、プログラミングスクールで集中的に勉強しているのもその悔しさからが大きいです。

今は幸いお金も時間もある程度あって、しかも改善要件もまとまっています。

プログラミングスクールのオリジナルサイト作成の課題として、これらの要件を自分が請け負ったと仮定して、自力で出来るところまで実現してみたいと思ってます。