統合失調症(2)「会社至上主義」というストレスフルな生き方


統合失調症(1)「統合失調症」は不思議な病気で紹介した人とは、身近な人とはいえ普段はほとんど会わないんだけど、彼を良く知る人から話を聞くと、彼には異常なほどの会社への責任感や忠誠心のようなものがあったらしい。
精神科に入院してからも、しきりに「仕事に行かせてくれ」と言っているらしい。
会社に行けていたときも、会社に迷惑をかけないように、会社に見放されないように、言葉を封じ、自分を押し殺して勤めていた。
熱があろうが体調が悪かろうが、自分の健康より会社を優先していた。
彼が離婚した原因も、奥さんがとても体調が悪くて寝込んでいる時も、迷わず出社したことが大きかったらしい。
そういう異常とも言える会社への責任感や忠誠心はどこから来たのだろう?
もちろん、仕事が好きで自分の選択としてそうしていた部分もあったはずだけど、果たしてそれだけだったのだろうか?
もし、会社への意識が適度であったとしたら、統合失調症を発病していたとしても、それほど症状は重くはならなかったのではないだろうか?