統合失調症(4)問題の元凶はどこにあるのか?

前回からの続き)
※ここでの問題とは、統合失調症を発病することではなく、統合失調症の症状が悪化するだけで回復しにくいという問題のことです。
恐らく、若い社員を追い詰めるブラック化した会社だけを悪者に仕立て上げてもこの問題は解決出来ない。
いくらブラック企業でも、社員に「会社にしがみついて生きるしかない」と思わせるだけの洗脳をする力はないと思う。
恐らく、問題の元凶は他にある。
それは、社会全体が暗黙の了解的にそういう価値観を共有してしまっていることだと思う。
そういった暗黙の了解的な空気が、ブラック企業に好き放題させる土壌を作り上げてしまっている。
「こうでなきゃいけない」という価値観が当たり前のように社会に存在し、特に親から子へそれが受け継がれる。
この場合は、大学を卒業して大きな企業に就職して経済的に安定、つまり世間で言われる「勝ち組」の側になること。
それ以外の道は「人間の価値がない」くらいに思われているかもしれない。
頭の固い親が子へそういう偏った過度の期待を押し付けるような構図が出来上がると、子が統合失調症などの精神病を発症した時に最悪の事態が起こる。
(次回に続く)