僕が入学したのはポートランド州立大学。日本の大学を一度卒業してたので、主に3年生以降の専攻の科目だけ単位を取っただけで卒業が出来た。なので、通常は4年間のところを、2年と1学期分で卒業出来たことになる。アメリカの大学は、必ずしも4年間いる必要はなく、必要な単位が取得出来た時点で、いつでも卒業出来る。
僕の大学では、クオーター制で、一学期に12単位(3〜4クラス)以上取る必要があった。早く卒業したければ、7クラス以上取る学生もいた。ただ、それは留学生には現実的ではないかもしれない。アメリカの大学の授業は、日本のとは比べ物にならないくらい忙しく、難しい。
僕は、無謀にも、渡米後、英語のESLクラスを受ける前に、すぐに3年レベルの専攻のクラスを取り始めた。その中で、一クラスで6冊のテキストを扱うクラスもあった。中間テストでは、ペーパー10枚分の課題が出た。幸い、平行してライティングのクラスを取っていたので、見よう見まねで、睡眠時間も切り詰めて仕上げた。
アメリカの大学は日本の大学と違い、入学するのは比較的簡単だけど、卒業するのは難しいというのは本当。入学しても半分くらいの学生が中退する。1、2年次はともかく、3年からは、アメリカ人生徒でも身動きが取れなくなるほど忙しくなる。パーティーばかりやっている生徒は卒業出来ない。
リーディング、テスト、課題の嵐。クオーター制だと、3ヶ月の間に中間テストと期末テストがあるので、1ヶ月ちょっとすると試験がやってくる。その間にもクイズがあったりエッセーの課題が出されたりして、しょっちゅうテストをやっている感覚があった。
アメリカ人の生徒でもヒーヒー言っているくらいなので、少なくとも言語の壁がある僕には、3クラスだけでも悪夢なくらい大変だった。最初の1年は、一日平均で確実に12時間は勉強していた。土曜も日曜もなく。ハロウィーンもサンクスギビングも返上だった。それでも追いついていけないくらい大変だった。