アカデミー賞、「スラムドッグ$ミリオネア」が最多8冠
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映画の世界は良く知っている訳ではないんですが、これはすごいです!!!
なにせ、この映画は当初、インディー作品扱いだったそうです。
そこから這い上がってここまで来れたんだからすごい!
これは、以前この映画について書いた日記です。
Slumdog Millionaireを観て
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この映画がこれだけのアピールをしたということが、どれだけの影響力を及ぼすかは計り知れません!
ちょうど、昨日書いた「江戸の持続可能性」と「身近な路上生活を強いられている方々の悲惨な現実」を絡めていろいろ考えていたところでした。
「江戸の持続可能性」に関するプレゼン準備
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江戸のような持続可能な社会を築くには、間違いなく、社会からはみ出されて身動きが取れないでいる人々の労力と創造性が必要になると思います。
そういった方々が、それぞれの地域で、持続不可能なまま放置されているプロセスにメスを入れるためのスモールビジネスを自営業で始めるんです。
これは僕のちっぽけな想像力に過ぎないんですが、例えばこんなビジネスはどうですか?(もしかしたらもうあるのかもしれませんが)
路上生活を強いられている方々に限らずですが、リサイクル出来るものをかき集めるのが得意な人々が大勢います。
それならば、生ゴミをかき集めて、ダンボール・コンポストをして、大量に農家に堆肥として提供するのはどうでしょう?
第15回放送 循環生活研究所「段ボールコンポスト3分講座」
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ダンボールコンポストなら安く出来るし、技術はすぐに教えられるし、地域の農家やCommunity Supported Agricultureなどの団体との仲介をするNPOかなんかがあれば、出来そうな気がします。(甘い考えかもですが・・・)
ポートランドでは、Community Cycling Centerなどの団体が、低所得者向けに自転車をただで提供していたりするので、そのプログラムで自転車を獲得すれば、交通にもお金がかかりません。
例えばですが、こんな風に小さくていいならすぐ始められて、それも意義深いローカルビジネスが沢山あると思うんですよね。
そういう部分で想像力を発揮して活躍できる人が沢山いるということ。
そういう人たちが将来、それぞれの地域のローカル経済復興の主役になれるということ。
その流れを起こさなければ、3Es(Environment, Economic, Equity)をバランスさせ、社会を持続可能にすることは出来ないと思います。
そういった意味で、このニュースは、その流れを引き起こす為の大きな大きなトリガーに成り得ると感じました。
後は、このニュースを元に、どこまで変化を起こせるかは僕達次第でしょう!