Hさん達と合流すると、総勢5人で安宿を探す旅に出た。
さすがバッパー生活を送る旅人とあって、すっげー荷物だった・・・
リュック大(背)+リュック大(腹)+ガラガラの付いたカバン+αくらいは皆持っていた・・・
僕は、10日間だけど、リュック大+ウェストポーチだけで乗り切った!
やっぱみんな驚いてた!
きっと、僕は、超身軽な旅人になれるな。笑
安宿を探す旅とはたいそうなことを言ったものの、ぞろぞろと大通りを横断した先で早速見つかったのだった・・・
簡単なホステル名でありながらなかなか覚えられなかったOasis Innだ。
荷物を置いて身軽になると、午後に予定されているラフティングツアーの待ち合わせまでの時間を、3人でケアンズの市街観光にあてることになった。
ケアンズ市街は、デパートが立ち並ぶような近代的な雰囲気ではなくて、古ぼけた味のある町並みで、アメリカのサンディエゴとかメキシコのティファナのような雰囲気だと感じた。
マックでは、?50ぽっきりでソフトクリームを頂いた。
こんなに安いのにおいしくて、こりゃおかわりしすぎ注意だなと思った。
昼食は、海沿いの眺めの良いレストランで頂いた。
そこのウェイトレスが、日本に何年か住んでいた経験があって、かなり流暢に日本語を話していた。
僕は、魚の春巻きのようなものを注文した。
巨大なのはいいんだけど、日本と違って、ご飯とおかずのようなパターンではなく、とにかくおかずがたくさん出てくるというような感じなので、やはり日本人の舌には物足りないかなと思った・・・
おいしかったんだけどね。。。
昼食をとっている時に、一人のホームレスと思われる男性が通りかかった。
かなり派手で陽気な人で、写真撮られるのも嫌そうでもなかったし、ポーズもとってくれて、挙句の果てにはちょっとしたダンスも披露してくれた。
それから、何故か、近くのBBQをやるような施設で、お客さん向けにボランティアで?肉を焼いたりして腕を奮っていた。
海に接続されている?プールでは、思わず誘拐したくなっちゃうほどかわいい子供達が水遊びをしていた。
のんびりした雰囲気で伸び伸びと育っていくんだろうなぁと羨ましく思った。
オーストラリアに来てやっとエンジョイし始めたところで、さぁてお待ちかねのバロン川半日ラフティングの時間が迫ってきました!
ラフティングなんてそうそう体験できるものではないから、不安と期待が入り混じったMixed Feelingで、ツアー待ち合わせ場所に向かった。
結構ギリギリに待ち合わせ場所に到着し、ちょうどツアーの小型バスが到着したところだった。
すると、日本人ツアーガイドの人が2人程こちらに向かってきて、淡々と話し始めた。
「今日のツアーは残念ながら中止になりました。
水力発電施設が故障してしまい、本日のツアーはすべてキャンセルとのことです。
我々としてもこれはどうしようもないことなので、ご了承下さい。
日にちを変更するか、それとも完全にキャンセルすれば、全額返金致しますが、如何しますか?」
「・・・・」
こんなことってあるんですね。。。汗
スケジュールはきつきつなんで、仕方ないのでキャンセルしたんだけど、これからの時間を一体どうしてくれるんだよ!って叫びたかったさ・・・涙
今回の旅も、しっかりとハプニングに翻弄される幕開けとなったのであった・・・