Urban Planning: Environmental Issuesクラスで、予定通り、江戸の持続可能性に関するプレゼンをしてきました!

内容は、ほぼこの日記で紹介した通りです。

「江戸の持続可能性」に関するプレゼン準備
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1088677098&owner_id=2247284

もちろん完璧とは程遠かったけど、かなりクラスに貢献出来たという手応えがあります。
まず、教授から、”Excellent”と評価されました。
プレゼンを聞いている間の彼の興味津々さがすごく伝わってきました。
そして、彼は、僕の作ったパワーポイントのスライドを欲しがったので、渡してきました。
自分でも、かなり良く作れたなと思えるものです。

このプレゼンテーションは、100%のグレードのうち、最大でたった2.5%追加されるだけです。
それだけの為に、自分のアイデアが他の生徒や教授に盗まれるのは損と思う人がいるかもしれないですね。

でも、まずクラスの生徒に直接影響を与えられたということに僕はすごく意味を見出せます。
アイデアの出し惜しみをして、自分だけで何か大きなことを成し遂げようとするより、アイデアを共有して、みんなそれぞれそのアイデアを開発していった方が、社会が発展して、最終的には自分の利益になるんです。
それでいて、僕には、アイデアを共有して、他人に利用されたとしても、もっと良いアイデアを思いつく変な自信があるんです。

そして、僕のプレゼンにより、教授は、次の学期から、よりレベルの高い教育を提供できるでしょう。
これが何を意味するかというと、間接的に、将来のこのクラスの生徒に影響を与えられるです。
また、教授は、アメリカの教授間のネットワークで、江戸の持続可能性を共有出来るかもしれないです。

飛躍し過ぎかもしれませんが、その可能性を考えるだけで、たった2.5%のグレードの為だとかちっぽけなことだと思えるんです。

この日が来るまでの2週間ほど、本当にすさまじいプレッシャーとの格闘の毎日でした。
でも、今は、出来ることはすべてやりきったという達成感があります。

僕は、自分に課したことがいくつかあります。
それは、関係する日本人を出来るだけ巻き込み、出来るだけ多くの場所でやる事です。

クラスに一人日本人がいて、同じメジャーの同学年に一人日本人の知り合いがいます。
まず、先週の金曜日に、ダウンタウンの教会で行われたJapan Nightで、3人でプレゼンをしました。
これは、クラスでの発表の予行練習的な意味合いがありました。
正直、一人でやった方が質が高く、格段に楽に出来たんですが、あえて3人でやりました。
それは、2人の成長を願ってのことです。
やっぱり、彼らがこういった分野により興味を持つことが、社会に影響力が持つきっかけになり、最終的に自分の利益になると思えるんです。
この日のプレゼンが終わったあと、Metro(ポートランドでは重要な公共機関)で働いている人や造園業の方からフィードバックがありました。

そして、今日のプレゼンでは、そのクラスメートの日本人と二人で発表しました。
そのクラスメートというのが、本当にくそ生意気な小娘で、プレゼンの準備段階は、本当に苦痛でした。
その苦痛に耐えて、これでもかってくらい譲歩しました。
一人でプレゼン出来たらどんなに楽だろう何度と無く考えたんですが、彼女にこの機会をモノにさせてあげた方が価値的だという信念があったので、諦めずに根気強くやりました。

プレゼンの前は、彼女は僕の作ったスライドにかなり否定的でどこかやる気がなかったんですが、プレゼンを終えた後のクラスと教授の反応にすっかり気をよくして、「ずっと興味があったテーマなんです」なんて言って自分の手柄を強調する始末・・・
ちょっと愚痴ってしまいましたが、今の世の中、そのくらいは想定の範囲だと思ってないととやっていけないと思っているんで、そんなにダメージはないです。

命令や強制ではなく、人に何かを気づかせる為には、相当の根気が必要だと感じます。
試行錯誤しながら、働きかけが何度も何度も必要になるでしょう。
そうしないと、気づきはその人の中で永遠に生まれないかもしれない・・・

そして、僕の側から言うと、こういった面倒なことになると分かっていても、それでも周りの人々を巻き込んで、成し遂げたいと思えることが増えました。
僕の行動の動機は、必ず自分の利益に結びついています。
そう聞くと、何かやましいことがあるんじゃないかと感じるかもしれませんね。
僕は、強かに、プレゼン資料をその教授に渡したことで、大学院に上がる時の推薦状で、その教授に良い事を書いてもらおうとも思っています。

でも、僕が思うに、そもそも、自己犠牲的に他者に尽くすということは、ベストじゃないんです。
ベストは、自分にも他者にも利益があることのはずです。

実は、自己中心的に生きることも、自己犠牲的に他者に尽くすことも、それほど難しい事では無いと思うんです。
一番困難で頭を使うのが、自他共の利益を出来るだけ大きな範囲で追求することです。
いつからか、僕は、この点に常に苦悩し、突破口を模索し、ぎりぎりの線で決断をするようになりました。
自分が成し遂げたいと思うことも、自分、他者、地域、社会、環境、、経済、政治など、出来るだけ広範囲に利益のあることです。

大分話が横道にそれましたが、今日という日は、僕にとって大きな大きなブレイクスルーをした日になるでしょう。
苦闘の日々で正直疲れきっていますが、本当に嬉しいです。