乗り換えるべき宇宙船は他にありません!

みなさんは、『不都合な真実』(An Incovenient Truth)という映画をご存知ですか?

僕は、Kontonさんのブログで知ったのですが、この映画は、クリントン時代の副大統領を務めたアル・ゴアが、世界各地で行っている地球温暖化を警告する講演をそのまま映画にしたものなのだそうです。

ゴア元米副大統領については、Larry King Live Specialという英語教材で、彼の環境への取り組みなどを読んだり聞いたりしていたので、ちょこっとだけ知っていました。

2000年の大統領選で、環境問題を訴えるゴアは、経済最優先のブッシュに僅かの差で破れました。
ほとんど興味が無かった(無関心だった)ので当時の状況は良く知らないのですが、景気が落ち込む米国において、この結果は、米国民が選んだ目先の決断だったのかもしれませんね・・・
確かに、あの時、ゴアが勝っていたら、2006年は全く違った世界になっていたかもしれません・・・

ゴア元米副大統領が、環境問題を意識し始めたエピソードについて、地球交響曲 <ガイアシンフォニー> 公式ブログに載っていましたので、抜粋して紹介します。

(ゴア元米副大統領は、)政治家として長年、環境問題に取り組んでいましたが、その運動を決定的なものにしたのは実はとても個人的なことでした。
当時6歳の息子が交通事故に遭い、1ヶ月間、生死の境をさまよった末、奇跡的に命を取りとめるのですが、この時、果たして将来の息子が生きる場所は安全なのか、その安全とは何かを突き詰め、危機を強めたのです。

また、この映画のタイトル「不都合な真実」の意味についても分かり易く紹介されていました。

傷跡が多く残る巨大ハリケーン「カトリーナ」から一年、異常気象の要因は地球温暖化であるという事実を受け入れることを米国政府は避けています。CO2排出に規制を掛ければ経済が滞り、地球が危機であるという「真実」を国民に知らせることは、国を掌る者にとって不都合なのだと映画は告発します。

地球交響曲 <ガイアシンフォニー> 公式ブログ
http://jtatsumura.exblog.jp/4539220

この映画は、アメリカやオーストラリアなどでは既に公開中らしいですが、日本での公開は2007年新春になってしまうらしいです。。。

本編が待ち遠しく思った方は、ここ映画の予告編の映像を見てみてください。
http://www.futsugou.jp/

みなさんは、この現実から目を逸らせますか?

下記は、『NNN ドキュメント’06』という番組で放送された『語ってから死ぬことにした』という放送分の概要です。
就職活動中の早大生、縣(アガタ)由佳乃さんがある老人と出会った。おととし12月から活動を始めた「戦場体験放映保存の会」。その代表世話人を務める井ノ口金一郎さん(85)だ。親殺し、子供への虐待、美化される戦争…。井ノ口さんは今の時代に疑問を感じていた。元日本兵を訪ね、自分たちの戦争体験を伝えようと考えた。それは、死を目前にした彼らの遺言。縣さんも証言を収録する旅に加わる。そんな体験が縣さんに変化を起こす。愛国心、生きること、社会に出るということ…。やがて、世の中を見る姿勢が変わっていった。

ナレーター:山本耕史
NNN ドキュメント’06
http://www.ntv.co.jp/document/

縣さんは、祖母から、「戦場体験放映保存の会」の活動より「就職活動」を優先した方が良い、といわれました。

でも、この地道で目立たない活動を、彼女は「好き」なのだと言いました。

だけど、違う意味で現実は厳しかったのです。。。

「ちょっとお願いすれば、周りが興味を持ってついてきてくれると思ってた。。。」

彼女は、涙ながらにそんな風に語ったのを覚えています。

それほど、日本人の無関心さの根は深いと思う・・・

ロシアの優れた児童文学者A・リハーノフ氏は、無関心が青少年の魂に及ぼす罪の深さについて、こう警鐘を鳴らしたそうです。

敵を恐れるな、最悪の場合でも敵は汝を殺すぐらいだろう。

友人を恐れるな、最悪の場合でも、友人は汝を裏切るぐらいだろう。

無関心なやからを恐れよ、やつらは、汝を殺しもしないし、裏切りもしないが、やつらの沈黙の合意のせいで、地球上には裏切りと、殺人が存在するのだ。

先日、僕は、奇跡体験アンビリバボーの過去の放送分を紹介しながら『心の闇』という日記を書きました。

心の闇

『心の闇』 奇跡体験アンビリバボー特集No.2

何かしらがトリガーになれな、吐き気を催すような人間の醜い「心の闇」がいくらでも増幅し得る現実があるということ知り、書きたくなんてなかったけど、みんなに伝えなければ、という想いで日記に綴りました。。。

個人的に、僕達の生活している社会は、物凄く不安定で、何が起きてもおかしくないくらい紙一重の危うさがあると感じています・・・

一体、この現状を作り出している根源は何なのだろうか?

それは、人々の「無関心」なのだと思います・・・

「無関心」は、どんなに「悲惨」な現実も、結局は「肯定」してしまうことになるから・・・

人は、残念ながら、自分の生命を脅かすほどの危機に遭遇して始めて、その危機を正しく認識するものだと思います・・・

同時に、自分の生命を脅かすほどの危機に気付いた時に、多くの人は、直ぐに行動に移せず、路頭に迷ってしまうものだとも思います・・・

僕がその良い例なんです。

知らないところで、平然と食糧危機が起こっていて、
観測史上を大きく上回るような自然災害が世界中で頻発していて、
どこかで死体がゴロゴロしている、毎日が死と隣り合わせの現実があって、
どこにでも、差別、排除、無関心、嘲笑、偏見、弾圧、迫害、誹謗中傷、人間軽視、生命軽視の風潮が吹き荒れていて、
仲間外れにされて、物理的にも精神的にも居場所を失ってしまっている人が沢山いて、

・・・・・・・・

20代も後半になって、やっとそういうことに気付けた。

今、まさに、アフリカ・スーダンの西部ダルフール地方で起こっていること・・・

「後、10日で、世界が終わります。」

「後、10日で、世界が終わります。」

こんなに悲しすぎる現実が、厳然と、僕たちの住んでいるこの地球上で起こってしまっているということを知ってしまった・・・

そして、知っていながら、その現実から目を背けることが出来なくなってしまった・・・

だけど、知識もないし、何から始めれば良いかも分からないし、人に語っていく勇気も無いし、人を動かせる力もないし、僕が声を上げたとしても誰もついてきてくれない・・・

そんな人間が、世界にとって重要な行動に打って出られるまでには、どんなに頑張っても、最低10年はかかってしまうと思う・・・

だからこそ、今直ぐに始める必要があると思うんです!

今、多くの人が、政治で言えば、政治の中身を議論するより、政治家の面白発言とか面白映像など、話を繋げるだけの「ネタ」の話をしています。

当たり障りない話をする人が増えれば増えるほど、そちらに逃げていく人も確実に増えていきます。

みんながみんな、「まだ大丈夫だ」なんて振りをしてたら、誰もがそれを正当化してしまい、疑わなくなってしまうでしょう・・・

また、何とも悲しいことに、世界中の沢山の善意が、尽く偽善の疑いをかけられたり、誰かの自分勝手なプライドのせいで台無しにされていることも痛いほど感じています・・・

ドイツの哲学者ショーペンハウアーはこう喝破したそうです。

すべて偉大で美しいものは、それ自身のために存在するはずのものだが、いろいろな欲望の為に食いものにされるのだ。

その欲望は四方八方から寄ってきて、偉大なものに寄りかかり、それに足場を得ようとする。

けっきょくそれを覆いかくし台なしにするのだ。

良く考えてみてください!

僕達には、足を引っ張り合っている余裕なんてどこにも無いんです!

今すぐに生活を変えろなんて言っている訳ではなくて、意識を変えて、一人一人が僕たちみんなの未来に責任を持ち、少しずつでも行動に移していかないと、気付いた時には地球が手遅れの状態になっているかもしれないんです・・・

僕は、今は何も大きなことは言えないけど、既に、自分なりに道筋を立てて地道に始めています。

もしかしたら、今日が、地球を救う為に、第一歩を踏み出さなければならない最後の日になるかもしれないのですから・・・

私たち全員が1台きりの宇宙船地球号に乗り合わせているのです。乗り換えるべき宇宙船は他にありません!

僕は、このKontonさんの言葉と全く同じことを訴えたいのです!

僕は、地球と、その豊かで希望に満ち溢れた惑星に住む未来の僕たちの為なら、今、バカにされたって、避けられたって、変なヤツ呼ばわりされたって、嘲笑されたって、非難されたって、罵声を浴びせられたって構いません。

そんなのは、この地球の危機に比べたら、ほんのちっぽけなことに思えるからです。

こんなものは不自由さのうちに入りません。

自由とは、誰も想像できない程に厳しいものなのです!

生まれつきある自由、誰かに用意してもらった自由は、もしかしたら幻に過ぎないかもしれません。。。

自由とは、勝ち取るものです。

自由を勝ち取るための不自由さは、心から自由を手にしたいと切望している人たちにとっては、不自由さのうちに入らないのです!

そんなのは、暗くもなく、悲しくもなく、冷たくもなく、痒くもなく、痛くもなく、窮屈でもなく、怖くもないのだと思います。

立派な運動はいずれも、無関心・嘲笑・非難・抑圧・尊敬という五つの段階を経るものである

この言葉を残したマハトマ・ガンジーをはじめ、キング牧師、マンデラ元南アフリカ共和国首相、ローザ・パークス、マヤ・アンジェロウ他、多くの偉人達が、理不尽過ぎる抑圧、迫害を受けながらも辛抱強く時を待ち、忍耐と誠実さで自由を勝ち取りました。

僕たちは今、かつて人類が経験したことのない程の危機に遭遇しているのだと思います。

みんなで共有している一台限りのこの「宇宙船地球号」は、放っておけば、やがて沈没してしまいます。

そうさせない為にも、

意識ある人は声を上げ、
一人でも多くの人々の意識を変え、
互いに繋がり、結束し、協力し合い、
最大の元凶「無関心」を打破し、
心を一つにして、
「世界平和」と
「人々の幸福」と
「緑の自然」の連帯を、

世界中に広げていかないといけない!

正直、僕の生きているうちには到底出来ないことでしょう・・・

でも、未来の僕たちが切望しているような確固とした強靭な精神は、必ず後世に受け継がれていく。

ガンジーもキングも、それを見事に証明してくれた!

だから、僕は絶対に諦めない!!!

どんなに長い道のりだろうと、歩みを止めない!!!

同じ時代に生まれたみんなと、これから先を生きる人たちに、道を切り開いていくんだ!!!