マイミクのUK東京Paulさんの日記からの情報です。

僕は、トランジション・タウンという言葉を知らなかったんですが、個人的に、すごくタイムリーな話題だと思いました。
昨日書いた「平塚市の財政が改善されない原因についての考察」にも関連するからです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1256664706&owner_id=2247284

この運動は、主にピークオイルと気候変動に対して行われるもののようですが、実は、僕が上記の日記で書いたコミュニティの財政状況の改善策としても有効だと思います。
市民が地元意識をもち、それぞれが地元に密着して行動すれば、そういう人たちが集まるコミュニティは強くなります。
そうなれば、コミュニティ内での経済構造も強くなり、結果的にお金がコミュニティ内に残りやすいんです。

ちなみに、僕が一度視察に行ったポートランドのColumbia Ecovillageというコウハウジングコミュニティの写真はこちらにあります。(ここについては、大学の論文で書きました)
http://mixi.jp/view_album.pl?id=32831143&owner_id=2247284&mode=photo

ちなみに、僕は、日本のNPOコレクティブ・ハウジング社のサポート会員で、将来的に、平塚市にコレクティブハウジングコミュニティを作る気でいます。
http://www.chc.or.jp/

それでは、以下に、本文を転載します。
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笑顔で持続可能な社会を作るツール=トランジション・タウン
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/report/rpt_46.html

トランジション・タウンという言葉をご存じですか? それは、ピークオイルと気候変動(地球温暖化)という危機を解決するために、市民の創意と工夫、地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。2005年秋にイギリスの小さな町から始まったこの運動は、 2009年5月現在で、イギリス全土はもちろんのこと、欧州各国、北南米、オセアニアなど世界中の1000を超える市町村で実践され、あるいは実践の準備が始まっています。そして、日本でも葉山、藤野といった地域で本格的な動きが始まろうとしています。エコビレッジなど、ローカリゼーションの動きは、これまで数十年という歳月をかけて世界中に広まりつつありますが、それに比べるとトランジション・タウンの拡がりのスピードは画期的といえます。トランジション・タウンとは、いったいどんな運動なのでしょう? その驚くべき躍進の秘密は何なのでしょう?

トランジション・タウンとは?

エコビレッジという言葉を聞いたことのある人は多いでしょう。地域での自給自足を実現するために新しいコミュニティを作り上げるコミューン型から、できるだけ環境負荷の少ないエコ住宅を中心とした街づくり、あるいはコレクティブハウスまで多種多彩ですが、何もないところに新たなコミュニティを作り上げるという点では共通しています。理想通りのコミュニティを作れる可能性がある反面、家から農地、共同体の仕組みをゼロから作って行かなくてはなりません。そのためには、膨大なエネルギーと時間を必要とします。

トランジション・タウンとは、ひとことでいえば、既存の町や市といった地域をエコビレッジ化していく運動です。トランジションという言葉は、「過渡期」「移行」「移り変わり」という意味です。何から何に「移行」するのか? それは、「安くて大量の化石燃料に依存しきった脆弱な社会」から「地域をベースにした、しなやかで強い社会」への移行を意味します。とはいえ、特別な社会組織や特殊なイデオロギーが念頭にあるわけではありません。「移行」する「先」にある社会の姿は、地域によって違いがあるのは当然で、その姿は「行動しながら考えればいい」。それがトランジション運動の考え方です。エコビレッジ運動が、あるべき姿に突き進む目的志向だとすれば、トランジション運動はプロセスに重きを置いたプロセス志向という言い方ができるかもしれません。

もちろん、目指すのは低炭素社会です。そのためには、何が必要なのか? もうすでに私たちは多くの答え、技術を持っています。有機農法、パーマカルチャー、自然農法を使った農作物の地産地消、バイオマスエネルギー、太陽光発電、風力発電などによるエネルギーの自給、コミュニティ・トランスポート、カーシェアリング、レンタサイクルなどによる交通の簡素化、身体に優しく環境負荷の少ないエコ建築、新鮮な野菜の比重を増やした食生活、農業を始めとして手や身体を動かすことの重要性などなど、低炭素社会を語るボキャブラリーは、わたしたちはすでに多すぎるほど手にしているのです。それをうまく組み合わせて使うには、あとはコミュニティの同意、コミュニティの成員同士の協働だけが足りなかっただけなのです。トランジション運動には、こうしたこれまでの個別の運動をつないでいく触媒としての役割も含んでいるのです。

トットネス トランジションの始まり

トランジション運動が始まったのは、2005年秋。イギリス南部デボン州の小さな町トットネス。人口8000人の町でスタートしたこの運動は、3 年半ほどの間にイギリス全土はもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどさまざまな地域に飛び火し、現在では170もの町が公式なトランジションを宣言し、1000を超える町がその準備段階にあると言われています。なぜ、このように短い期間に、これほど数多くの町の住人がトランジション運動に巻き込まれたのでしょうか? 最初のトランジション・タウンであるトットネスは、3年の間に大きな成果をもたらしていますが、それとて目に見える形で町が様変わりしたというわけではありません。つまり、実例が魅力的だから後続が相次いだ、というのとは違うようなのです。では、なぜこれほど多くの賛同者が現れ、これほど多くの町がトランジション化しつつあるのでしょう? その理由の一つに「プロセスが楽しい」というのがあるような気がします。その町の事情に寄り添いながら、独自のリソースをうまく活かす方法が、プロセスとして明記されているのです。それが12のステップなのですが、その前にトランジション運動の特徴を見てみましょう.

ピークオ