昨日、会社を休んで、先日お伝えした『?人身売買をなくすために? 被害者保護と自立支援 ・ アジアとヨーロッパからの報告』 というシンポジウムに一人で参加してきました。

人身売買の最大の受入国『日本』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=233024722&owner_id=2247284

このシンポジウムは、青山の表参道沿いにある国連大学の5F・エリザベス・ローズ会議場で行われたのですが、いろんな国からの参加者もあったり、知的そうな人ばかりで、意識ある人たちが集まったアカデミックな空間という風に感じました。

シンポジウムの内容は後日お伝えしようと思いますが、会場は100名の定員をかなり超える超満員で、立ち見の人、同時通訳用のヘッドフォンが受け取れない人もいました。

中心で討議を行う主要メンバーの中には、主催するアジア財団の代表や日本のNGOなどはもちろん、人身売買の受け入れ国のイギリスや送り出し国のフィリピンやカンボジアのNGOや支援団体の代表や、関連する国の大使館の職員や、厚生労働省や警視庁の職員もいました。

たった5分が物凄く長く感じるほどに濃密な時間で、みんな真剣で一生懸命で、一言も聞き逃せないような緊張感がありました。

僕みたいな、人身売買のことを昨日今日知ったような人間が間違っても行けないところのような気もしますが、たとえ場違いでも、僕は行って良かったと思いました。

今まで味わったことの無いような新鮮な空間で、こういう場こそが、僕が将来活躍する場なんだってことを知れたから。

だから、世間知らずで無知でも、こういう場でもまれて成長して行きたいと心から思いました。

で、ここから無理矢理、『徒然草』に繋げる訳ですが、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と合わせて日本三大随筆の一つと評価されるこの吉田兼好作の随筆は、現代でもそのまま通用するような全く色あせない普遍的な輝きがあります。

例えば、第150段にはこう書かれています。

能 をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。

(現代語訳)
一芸を身につけようとする人は、「まだ下手な間は、うかつに、人に知られないようにしよう。ひそかに習得してから人前に出れば、それこそたいへんりっぱに見えるだろう」と言いがちであるが、こんなことを言う人は、一芸も物にできないのである。

まだまったく芸が未熟なうちから、上手な人の中に混じって、けなされたり、笑われたりしても意に介さず、平気でその時期を過ごして打ち込む人は、天分はなくても、中途半端な状態にとどまらず、自己流に走らないで年を送れば、天分はありながら集中力のない人よりは、最後に名人の域に達し、長所も伸び、人から認められて名声を得ることになるのだ。

僕は、スノーボードでも果敢にこけて覚えて、たった2回の経験で、6回行っている人よりうまく滑れるようになりました。

また、、未だに楽譜もろくに読めないし、音感もリズム感もあるとはいえないけど、学生時代にライブハウスのステージに立ち、まずやってみようの精神で試しに曲を作り始めたところ、自己流で荒削りではあるけど、自分の想いの乗った曲を全部で10数曲作り、作曲をしながらバンド活動をしていました。

英語も、まだ話せないうちから、無謀にもアメリカに一人で乗り込み、メキシコ、カナダにもちょこっと入国して9日間サバイバルしたりして、感覚を掴みました。

さらに、国語が苦手な為に理系に逃げて、文章作法なんて知るはずのなかった人間が、果敢にも自分の想ったこと感じたことを書き続け、未熟な部分を影で笑われながら、僕の応募した作品が新風舎出版賞の最終審査候補作品に選ばれるまでになりました。

この徒然草の一節は、びっくりするほど、僕の目指すところと完全に一致します。

他にも、この徒然草には、核心を付くような一節が満載で、一部を「偉人たちの名言集」コミュに載せました。

徒然草
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11127821&comm_id=1294979

また、このサイトに、244段すべてと、一通りの訳が載っています。
http://www.tsurezuregusa.com/index.html

この徒然草を、実生活で実践できるように、もっともっと勉強していきたいなと思いました!