欧米の先進国の多国籍企業の強欲は、僕たちの想像を遥かに超えるものなのかもしれない。そんな状況下でのTPPへの参加は、確かに日本にとっては自殺行為 なのかもしれない。だけど、参加を拒否すれば、リビアとは違った形で、結局、殺されるのかも。国際社会自体が狂っている可能性があるから。

「TPPに参加するかどうか」という議論では不十分だと思う。世界が恐慌に突入し、帝国主義化の動きが見られる状況で、僕たちに残されている選択 肢はきっとそんな簡単なものじゃない。どちらを選択するにも過酷な条件がのしかかって来る。それがどんな条件なのかを議論することが必要ではないか?

日本がTPPに参加せずに済む条件って何だろう?そんな議論が必要な気がする。

国民主導の戦略的な外交と、(武装するか)国際社会に浸透するくらいの積極的な非武装平和主義、それに都市部での無数の零細な食料やエネルギーの供給者たち…TPPに反対するのと同時に、進めていかなければならないことが他にも沢山あると思う。

TPPに参加しないなら、参加を拒否した後の、あらゆる嫌がらせやいじめ、攻撃などに対する備えをしなければならないということ。この世界恐慌下 では、強欲な企業を抱える先進諸国は、目的を達成する為には手段を選ばない。武力での対抗は現実的ではないとすると、一体何を準備すればいいのだろう?

逆にTPPに参加したとして、「搾取されない政治」が出来れば、日本は沈没することはない。それと同時に、TPP加盟国やその他の国にも利益を与 えられるなら、誰も文句はない。僕たち国民が賢くなり、そんな経済や外交の在り方を模範として示すことが、最も望まれる手段なのかもしれない。

TPPの議論は、参加するか参加しないかだけの議論では到底済まないと思う。一番必要なことは、どんな選択をしても戦略的に賢く対応していけるように、僕たち国民が当事者性を持って議論を進め、実際に行動していくことではないだろうか?