「アバター」再編集版が、今夏全米で再公開へ?
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みなさんは、アバター見ましたか?
僕はこの間観て、とても感動しました。
明らかにこの映画は、映画史上の何らかの快挙を成し遂げたと思います。
でも、この映画の監督が、どういう動機でこの映画を作ったのか?、また、何故尚もまたアグレッシブに再編してまで再度公開したいのか?が見えないんです。
実際、この映画を観た人は、どう感じ、行動や習性が変わると思いますか?
自然をもっと好きになる?
社会問題に敏感になる?
逆に、現状の世界に嫌気が差して現実逃避するようになる?
個人的には、監督の自分の作り上げた価値観で世界を支配したいという野望が見え隠れしてしまいます。
彼の倫理観次第で、彼の行動や決断が相当の影響力を持つと思います。
グローバルな巨大ビジネスには、それ相応のリスクがあるんです。
以前、Twitterでこうつぶやいたことがあります。
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アバターすごかった…すごかった…すごかった…けど…あれだけ物凄い世界観をグローバルに晒すのは危険だと思った。世界中の人がこぞってあの価値観に染まっちゃったら、それぞれの地域の文化や歴史が危機に陥るかも。そういった意味でポニョの方がいいかな…
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僕は、やっぱり世界に完璧に近い芸術が一つだけあるよりも、荒削りで未完全だとしても、一つとして同じものがない芸術が無数にこの世界に存在する方がいいと思います。
また、現実からかけ離れた仮想の世界に刺激的な美しさを求めるより、既存の場所で何にも無いと思える場所にこそ美しさを再発見するアプローチの方が好きです。
「崖の上のポニョ」のように…
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