「教えて欲しい いつまでもあなたが若い秘密を」
何でもないことさ つねに大いなるものに喜びを感じることだ
偉大なものはいつも新鮮で心を暖め活気づける
ところがつまらぬ奴らは つまらぬものにかまけて凍えているのだ

ドイツの哲人ゲーテの言葉です。

この言葉についてすごく思うことがあるので、書きたいと思います。

「欲望」の質について

食欲、性欲、睡眠欲、物欲など、人間には生まれつき備わっている様々な欲望があると思います。
欲望にも質があって、低次元なものから高次元なものまで様々だと思います。

で、例えば、食べる事にしか生きがいを見いだせないで過食症や拒食症に悩んでいるという人は、人間として不幸のどん底ではないかと思ったりします。

では、こういった欲望をコントロールする秘訣は何なのでしょうか?
それは、我慢することでも、欲望自体を滅することでもないと思うんです。

ただ、より高次元の欲望、例えば、「身の回りの環境を良くしたい」とか「世界平和を実現させたい」といった欲望を心に抱き、それに邁進することだと思います。

その時には、滅した訳でも無いのに、低次元の欲望が嘘みたいに何でもなくなっているのではないかと思います。

「法」の質について

世界のあらゆるところに「法」ってありますよね。
個人レベルだと信念に当たり、家庭レベルではルールなど、自治体レベルの取り決め、国家レベルだと憲法、それ以上の規模まで。

イラク戦争開戦の時、日系アメリカ人であるアーレン・ワタダ中尉は、将校として初めてイラクへの従軍を拒否しました。

ありがとうワタダ中尉:イラクへの従軍を拒否
http://www.news.janjan.jp/world/0702/0702150072/1.php

ワタダさんのこの従軍拒否の理由は明確で、「イラク戦争は国際法と合衆国憲法に反する違法行為であり、この戦争に加担することは戦争犯罪に等しい」ということでした。

つまり、アメリカの軍の規律よりも、より高次元の法である「国際法」、「合衆国憲法」に従うことを選んだのです。

 
また、話は変わるんですが、この間、テレビで「Mr.マリック vs アフリカ・マサイ族」ということで、マリックのトリックを、マサイ族が見破るというのがやってました。

以前の放送ですべて見破られてしまったマリックの威信を賭けた放送だったそうですが、この時も、1つ以外はすべてマサイ族に見破られてしまいました。

視力7とか他の驚異的な身体能力も凄まじいなと思ったけど、それ以上に、彼らは自然の摂理を熟知しているんだなって興味深く見ていました。
何ていうか、物理的に「こうしたらこうなる」ってのが良く分かっているんですよ。

そういうことを考えていると、地球温暖化でいよいよ人間がこの星に住めなくなるって時に生き残るのは、マサイ族のような自然の摂理に忠実な人々なんだと思いました。
例えば、そうなった時に、ビジネスがどんなに出来ても、ほとんど何の役にも立たないんです。

個人の殻や、世間の風潮、マスメディアが操作している常識などに翻弄されてしまうと、物事の本質が見えなくなると思います。
間違いなく言えることは、人間がどう振舞おうが、自然や宇宙、すべてを動かしている法則は変わりません。

ゲーテの言った、「つまらぬ奴らは つまらぬものにかまけて凍えている」ということは、例えば、低次元の欲望や、低次元の法から抜け出せずに、どうすることも出来ずにもがいている人たちの事なんだと思います。

逆に、高次元の欲望や高次元の法に従い、「つねに大いなるものに喜びを感じること」は、確かに、毎日にスリルと新鮮さを与え、若々しくいられるんじゃないかと思います。

僕は何故か未だに初対面の人にはほぼ100%学生に間違われるんですが、若さの秘訣はこういうところにあるのでは?と思ってます。(推測の域を出ませんが・・・)